ACマスターカードの知られざる最大限度額!変更次第ではゴールド級に

土日祝でも即日発行に対応し、独自の審査基準でのカード発行が可能なことで知られるACマスターカード。
その特長から、
- 特にこれまでクレジットカードを持ったことがない方
- 今すぐにクレジットカードが欲しい方
に優しいクレジットカードとしても定評があります。
しかし、ACマスターカードの長所は、発行スピードや審査面だけではありません。
もう一つ忘れてはならないのが、意外と知られていない「高額利用に対応できる限度額」についてです。
この記事の目次
- クレジットカードの「限度額」とは何か
- ショッピング枠とは
- キャッシング枠とは
- ACマスターカードの最大限度額
- ショッピング時の最大限度額は300万円
- 限度額を変更できるのか
- 必ず利用可能額が上がるわけではない
- 高額ショッピング時の緊急対応
- ACマスターカードの限度額を上げるメリット
- クレジットカードで購入できる選択肢が広がる
- 利率が下がる可能性も
- ACマスターカードの限度額増額のデメリット
- 支払方法はリボ払いのまま
- 手数料の発生を回避するには支払方法の工夫が必要
- ACマスターカードの基本スペック
- 来店不要・即日発行
- 年会費は永久無料
- 自動キャッシュバック機能
- カードローン機能が付帯
- 海外でも利用可能
- ACマスターカードの支払情報について
- 返済期日は「35日ごと」か「指定日期日」の二択
- 指定日期日で給料日に合わせる方法も
- 柔軟な支払(返済)方法
- ACマスターカードの入会資格
- 正社員以外でも入会資格はあり
- 学生でも条件を満たせればOK
- ACマスターカードはこんな方におすすめ
- クレジットカードをすぐに使いたい!
- クレジットカードの審査が不安
- まとめ
クレジットカードの「限度額」とは何か
クレジットカードには、カード毎に限度額が設定されています。
限度額はカード発行時に申込者を審査して決定されますが、クレジットカード発行会社が、
「一時的であれば費用を肩代わりしても問題ないと判断した金額=限度額」
と考えると理解しやすいかもしれません。
また、限度額には、
があり、一般的にキャッシング枠はショッピング枠と同額かそれ以下に抑えられています。
ショッピング枠とは
店頭利用、オンラインでの利用を問わず、
クレジットカードで商品を購入する際の枠
です。
クレジットカードは後払い方式を採用しているので、「後払いにすることができる枠」とも考えられます。
キャッシング枠とは
ショッピング枠が商品を購入したい時に用いる枠である一方で、
お金を借りたい時の枠
がキャッシング枠です。
借入したお金の返済はショッピング枠と同様で、支払日に指定の口座から自動的に引き落とされます。
ACマスターカードの最大限度額
ではACマスターカードはどこまで限度額が用意されているのでしょうか。
ショッピング時の最大限度額は300万円
公式ホームページにて明かされているように、クレジット購入の利用可能額は最大で300万円です。
また、キャッシング枠はショッピング枠と別の扱いにされており、「カードローン」という名称が用いられていますが、ショッピング枠と合わせて最大で800万円までです。
限度額を変更できるのか
上述のショッピング枠300万円はあくまでも最大時の話です
そのため実際には300万円以下であることがほとんどで、「発行時の限度額が10万円だった」というケースも決して少なくありません。
限度額は利用額に応じて自動的に引き上げられますが、自ら上げることも可能です。
もし限度額を上げたい場合は、下記に電話をして増額を依頼しましょう。
- ローンデスク
「0120-629-215」(平日9:00~18:00)
キャッシング枠(カードローン枠)も同様に電話から増額の相談ができます。
また、電話以外に下記でも対応可能です。
お申込み種類 | 受付時間 |
---|---|
会員ページ (インターネット) |
24時間可能(※1) |
自動契約機 (むじんくん) |
9:00~21:00 (年中無休、ただし年末年始は除く)(※2) |
店頭窓口 | 9:30~18:00 (土日祝日は休業)(※3) |
※1 21:50~8:00の申し込みは、9時以降に回答。
※2 一部店舗は営業時間が異なる。運転免許証などの本人確認書類も必要。
※3 運転免許証などの本人確認書類が必要。
必ず利用可能額が上がるわけではない
増額依頼をしても必ず限度額が引きあがるわけではありません。
申請者に対して再度審査を行った上での判断になるため、当然認められないケースもあります。
その場合は期間を空けて再度依頼を行うか、他のクレジットカードの利用を検討しましょう。
高額ショッピング時の緊急対応
結婚式などのライフイベントの費用清算や、高額ブランド商品の購入時など、一時的にクレジットカードのショッピング枠を増額して欲しい場面はありますが、ACマスターカードには一時的に増額させるという制度がありません。
事前に現在の利用可能額を把握して、前もって枠の増額を依頼するようにしましょう。
ACマスターカードの限度額を上げるメリット
ここでACマスターカードの限度額を上げるメリットをおさらいしましょう。
クレジットカードで購入できる選択肢が広がる
言わずもがなですが、限度額が上がることにより購入できる対象物が広がります。
限度額の兼ね合いから現金で払わざるを得ないケースを減らすことができ、クレジットカードの利用に応じたポイントも必然的に増えます。
利率が下がる可能性も
ACマスターカードは定率リボ払いです。
支払金額を超えた残高分を翌月以降に回す支払方法の呼称ですが、毎月所定の手数料が発生します。
手数料率/実質年率14.6%、リボルビング残高10万円、利用日数30日、支払金額3千円の場合 | |
---|---|
手数料充当額 | 10万円×0.146÷365日×30日=1,200円 |
リボルビング残高充当額 | 3,000円-1,200円=1,800円 |
そして、この手数料率は10.0%~14.6%の範囲で定められており、利息制限法の兼ね合いから、限度額が高額になるにつれて手数料率は引き下げられていきます。
よって、上がった限度額次第では、手数料率が下がるというメリットが生まれる可能性があります。
ACマスターカードの限度額増額のデメリット
続いて、ACマスターカードの限度額が増額した際のデメリットを考えてみましょう。
支払方法はリボ払いのまま
限度額が上がっても支払方法はリボ払いのままです。
そのため、クレジットカードの利用額が増加しただけで、支払い金額を低額のままにしてしまうと、リボルビング残高が膨れ上がります。
手数料の発生を回避するには支払方法の工夫が必要
手数料の金額が増えていき、結果的にリボルビング残高が減らないサイクルに突入すると、
支払った金額よりも手数料のほうが高くなってしまった
というケースに陥ります。
公式ホームページでも手数料を発生させない方法を紹介しているので、参考にしながら支払い計画を考えましょう。
以下、公式ホームページから引用。
毎月20日までのクレジットのご利用分を翌月6日(当社の休業日にあたる場合は翌営業日)までにお支払いいただく場合、手数料はかかりません。
ACマスターカードの基本スペック
ここまでは限度額を中心にACマスターカードの紹介を行ってきましたが、基本スペックも抑えておきましょう。
来店不要・即日発行
一部の自動契約機(むじんくん)コーナーでは、その場でカードの発行が可能で、インターネットによる申し込みも「365日24時間」受け付けています。
審査時間も最短30分で完了しますので、審査完了後に店頭や自動契約機(むじんくん)に行くことで、待ち時間なしで即座にクレジットカードを受け取れます。
土日祝でも受け取り可能
自動契約機(むじんくん)は土日祝も稼働しているので、受け取りのために平日まで待つ必要もありません。
すぐにクレジットカードが欲しい方には、大きなメリットとも言えるでしょう。
年会費は永久無料
年会費は永遠にかかりません。
年に一回以上利用しないと年会費が発生するクレジットカードも少なくありませんが、ACマスターカードについてはそのような心配が不要です。
自動キャッシュバック機能
ポイント還元の制度はありませんが、毎月の利用金額の0.25%が自動的にキャッシュバックされます。
貯まったポイントの確認や使用先を考える必要が全くないので、ずぼらな方でも安心です。
カードローン機能が付帯
クレジットカード自体にカードローン機能が付いているため、別途申し込みをする必要はありません。
また、入会審査が終わっていれば、クレジットカードを受け取る前に申込者名義の金融機関口座へ振り込みを行うサービスもあります。
海外でも利用可能
210を超える国や地域で使える国際ブランド、Mastercard®を採用しているので、海外での利用にも不安がありません。
事前申し込みを行えば、旅行先でキャッシングを行うことも可能です。
ACマスターカードの支払情報について
ACマスターカードが原則リボ払いであることはお伝えしましたが、支払い方法についてもう少し補足しましょう。
返済期日は「35日ごと」か「指定日期日」の二択
ACマスターカードの返済期日は「35日ごと」、もしくは申込者が設定できる「指定日期日」の二者択一です。
「35日ごと」の場合は、毎月20日が締め日となり、翌月7日が返済期日となるので35日間のサイクルでの利用となります。
指定日期日で給料日に合わせる方法も
自身の給料日と返済期日を合わせたい方は、「指定日期日」にする方法もあります。
ただし、ここで注意をしなくてはならないのは、指定の返済期日から15日以前に返済(入金)した場合は、前月分に対しての追加入金の扱いとなることです。
今月分に対しての返済(入金)を行う場合は、必ず返済期日から14日以内となってから行いましょう。
なお、「35日ごと」か「指定日期日」かの選択はいつでも変更ができます。
柔軟な支払(返済)方法
ACマスターカードは以下の5つの方法で支払(返済)が可能です。
- インターネットからの銀行振込
- アコムATMまたは提携ATM
- コンビニ、ショッピングモールでの店頭支払
- 店頭窓口
- 指定口座への振込または口座振替
スマホやパソコンが使用できる環境にあり、インターネットバンキングを利用している方であれば、24時間対応で手数料もかからないインターネットからの振り込みがおすすめです。
ACマスターカードの入会資格
ここまでは入会後の利用を想定した話でしたが、まずはACマスターカードを入手しないことには限度額の引き上げもできないので、入会資格について説明したいと思います。
正社員以外でも入会資格はあり
公式ホームページのよくある質問にも書かれていますが、ACマスターカードの申し込みをできる条件は以下に定められています。
- 20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で当社基準を満たす方
つまり、雇用形態の指定はないので、正社員だけではなく、
- 派遣社員
- パート
- アルバイト
- (収入のある)主婦・主夫
でも申し込み条件を満たします。
学生でも条件を満たせればOK
同様に「学生不可」という条件もないため、20歳以上で働いていれば、学生も申し込みは可能です。
ACマスターカードの公式ホームページでは、顧客(利用者)の年収比率も公開していますが、200万円以下が約25%を占めています。
この結果から見ても、申し込みを幅広く受け付けていることがわかるのではないでしょうか。
ACマスターカードはこんな方におすすめ
ここまでの内容を踏まえると、ACマスターカードは特に以下のような方におすすめのクレジットカードだと言えます。
クレジットカードをすぐに使いたい!
ACマスターカードは、24時間365日申し込みを受け付けており、一部の自動契約機(むじんくん)などを利用すれば、いつでも受け取ることができます。
急ぎでクレジットカードが必要な方には最適です。
クレジットカードの審査が不安
入会資格は「20歳以上」と「安定した収入と返済能力を有する」の2点のみ。
雇用形態を問わずに申し込みが可能なので、不安がある方でも臆せずに審査を受けることができます。
まとめ

ACマスターカードは、群を抜いた“お手軽さ”がウリです。
ただし、そのお手軽さに乗っかり、無謀な行動に走るようなことは避けましょう。
定額リボルビング払いを採用しているクレジットカードですので、いつも以上に注意は必要です。
リボルビング残高がある状態では、手数料ばかりが増えていきますので、計画的な利用は必須です。
また、誰しもが審査にクリアできるわけではありません。
返済能力は見られますので、収入が不定期な場合は「審査基準を満たさない」と判断される可能性もあることも頭に入れておきたいです。
本記事では、ゴールドカードにも匹敵するほどにまで上げられる、ACマスターカードの「限度額」に焦点をあてます。