アメックスビジネスゴールドカードの6つメリットを活用して経営力を加速させよう!
監修者:トータルマネーコンサルタント 新井智美
ステータス性の高さと充実した特典が魅力のアメックスのビジネスゴールドカード。さまざまなビジネスシーンで活躍してくれるカードなので、経営者や個人事業主なら持っておきたい1枚です。
しかし、実際に、どのようなメリットがあるのか、カードを作成する前に詳しく知っておきたいという方もいるのではないでしょうか。
ここでは、アメックスビジネスゴールドカードを所有するメリットや、ビジネスでの活用方法を詳しく解説していますので、申し込みを検討している方は参考にしてください。
この記事の目次
- ビジネスに役立つメリット6つ
- メリット1:社員用のカードが発行できる
- メリット2:ビジネス利用でもポイントが貯まる
- メリット3:ETCカードは最大5枚まで発行できる
- メリット4:経営に役立つサービスが豊富
- メリット5:空港ラウンジは同伴者1名が無料
- メリット6:手荷物無料宅配サービス
- 充実の旅行傷害保険も魅力
- 自動付帯する旅行傷害保険
- 利用付帯の旅行傷害保険
- 不測の事態でも安心の補償5つ
- 補償1:カードを紛失しても安心「緊急再発行」
- 補償2:破損や盗難も安心「ショッピング・プロテクション」
- 補償3:アメックスが返品受付を代行「リターン・プロテクション」
- 補償4:フライトやチケットのキャンセルを補償「キャンセル・プロテクション」
- 補償5:カードの不正利用にも対応「オンライン・プロテクション」
- プライベートでも役立つサービス2つ
- 人気のチケットも先行予約「チケット・アクセス」
- 健康状態をチェック「ヘルスケア無料電話健康相談」
- アメックスビジネスゴールドカードのデメリット2つ
- 年会費が高い
- キャッシングができない
- まとめ
ビジネスに役立つメリット6つ
アメックス・ビジネス・ゴールド・カードの年会費は31,000円(税別)とやや高めです。ですがその分、メリットも多数存在します。
- 社員用のカードが発行できる
- ビジネス利用でもポイントが貯まる
- ETCカードは最大5枚まで発行できる
- 経営に役立つサービスが豊富
- 空港ラウンジは同伴者1名が無料
- 手荷物無料宅配サービス
主にこれら6つのメリットが年会費の高さを納得させてくれるでしょう。
現在下記からお申込みの場合、初年度の年会費が無料になりますので、検討している方はこの機会にぜひご利用ください。
メリット1:社員用のカードが発行できる
社員に追加カードを持たせれば、出張時など経費も、社員が個別にカード決済することができます。また、どの社員が、どのような決済をいつ行ったのかが簡単に把握できるため、無駄な経費の把握や経理の手間軽減にも役立ちます。
追加カードは発行枚数に制限がないので、企業規模に関わらず活用できるのも嬉しいポイントです。世界的にもステータス性の高いアメックス・ビジネス・ゴールド・カードを社員全員に持たせておけば、会社全体の信用度アップにも繋がるでしょう。
なお、追加カード1枚あたり12,000円(税別)の年会費がかかりますが、基本的な特典の内容は本カードと同様です。
メリット2:ビジネス利用でもポイントが貯まる
「メンバーシップリワード」は、アメックスのビジネスゴールドカードのポイントプログラムです。
100円の利用につき1ポイントが付与されるので、経費の支払いにカードを使うだけで、ザクザクポイントが貯まります。
決済額が大きくなりがちなビジネスカードでポイントを貯めたいというオーナーにとっては、大きな魅力でしょう。なお、貯めたポイントは、1,000ポイントからの交換が可能です。
ポイントの交換先は多彩
ビジネスカードでありながら、ポイントの活用の幅が広いのも、アメックス・ビジネス・ゴールド・カードの特徴です。
貯めたポイントの還元率は交換先によって異なりますが、基本的には0.3%から1%の還元率で、さまざまなプログラムのポイントと交換することができます。
マイルへの移行はもちろん、ショッピングでの値引きに使ったり、キャッシュバックとして受け取ったりとポイントの活用方法は多彩なので、工夫次第では経費削減にも大きく役立つでしょう。
なお、アメックスのポイントは初回有効期限が3年ですが、1度でも交換利用すれば無期限となるので、せっかく貯めたポイントが無駄になってしまうことがありません。
交換率がアップする「メンバーシップ・リワード・プラス」
還元率や移行率を大幅にアップさせたい場合には、「メンバーシップ・リワード・プラス」を利用しましょう。3,000円(税別)の年会費がかかりますが、ポイントプログラムを有効活用できる多くの特典が用意されています。
主な特典をみてみましょう。
- ポイントの有効期限が無期限に
- 提携航空会社へのマイル移行が「2000ポイント=1000マイル」から「1250ポイント=1000マイル」に
- Tポイントと楽天ポイントの移行が「3000ポイント=1000ポイント」から「3000ポイント=1500ポイント」に
- 貯めたポイントをカードの利用代金として充当する場合、「1ポイント=0.3円」が「1ポイント=1円」に
このように、換算レートが大幅にアップするため、移行対象のポイントプログラムやマイルの利用が多い場合は、年会費を払ってでも利用した方がおトクになります。
メリット3:ETCカードは最大5枚まで発行できる
アメックス・ビジネス・ゴールド・カードでは、最大で5枚のETCカードを発行できます。営業などで、社員が車を利用する機会が多い企業の場合には、ETCカードが複数あると便利です。
発行手数料は無料、年会費は1枚500円とリーズナブルに活用できるのも魅力。利用料金の請求は本会員に届くので面倒な経理の手間が省けるだけではなく、ETCカード利用の管理も容易です。
メリット4:経営に役立つサービスが豊富
アメックス・ビジネス・ゴールド・カードは、経営をサポートしてくれるビジネスカードならではのサービスも豊富です。
ビジネス情報サーチサービス「ジー・サーチ」
各企業の情報、新聞や雑誌の記事、また、入札や落札の公告情報といったビジネスに役立つ情報が満載のデータベースサービスです。
アメックス・ビジネス・ゴールド・カードがあれば、膨大で非常に中身の濃い情報が年会費無料で活用できます。オンラインでは、東京商工リサーチや、帝国データバンクのデータベースから企業情報の入手が可能です。
プロに経営相談できる「ビジネス・コンサルサービス」
業務の改善を考えている経営者には大変に役立つサービスです。面談や電話などでしっかりと話を聞いてくれるので、ひとりで悩んでいる経営者の手助けになるでしょう。
また、経営コンサルタントの紹介や、船井総合研究所主催のセミナーに優待料金で参加できるといった特典もあります。さらに、ビジネスノウハウが詰め込まれたCDやDVDも優待料金で購入することもできます。
経費の見直しに役立つ「ビジネス・セービング」
加盟している企業の優待や割引特典を利用できるサービスです。サービスの一例を見てみましょう。
- 西濃運輸 カンガルー宅配便優待
- ハーツレンタカー 事前予約割引10%オフ
- 週刊ダイヤモンド 年間定期購読優待
- オフィスデポ 代金3%オフ
利用できるサービスは幅広いので活用機会が多く、経費削減にも役立ちます。
メリット5:空港ラウンジは同伴者1名が無料
当日の搭乗券とアメックスゴールドカードを提示すれば、アメックスが提供している空港のラウンジを無料で利用できます。ラウンジは国内28空港、海外では2空港に完備。カード会員本人のほか、同伴者1名も無料です。
ラウンジでは無料のドリンクやアルコールサービスなどのほか、有料のシャワールームも完備されているので、旅やビジネスの疲れを癒すことができるでしょう。なお、個人的な旅行でも活用できるので、フライトまでのプライベートな時間もゆっくりと過ごせます。
メリット6:手荷物無料宅配サービス
海外への出張や旅行での出入国では、自宅から空港まで、カード会員ひとりあたりスーツケースをひとつ無料で配送してくれます。
片道ではなく、往復無料というのがアメックスビジネスゴールドカードの特徴。利用できるのは成田国際空港のほか、中部国際空港と関西国際空港、羽田空港で利用可能です。少しでも身軽に出張や旅行に出かけたいという方には嬉しいサービスとなるはずです。次の項目では、万が一のときに役立つ付帯保険の内容を確認していきます。
充実の旅行傷害保険も魅力
海外だけではなく、国内旅行の補償内容も充実しています。ここでは「自動付帯」と、カードで決済した場合に適用される「利用付帯」に分けて、補償内容をみていきます。
自動付帯する旅行傷害保険
国内外を問わず、最高で5,000万円の傷害死亡・後遺障害保険が付帯しています。アメックスビジネスゴールドカードの補償の手厚さがわかるのではないでしょうか。家族特約も付帯しているため、本カード会員の家族も最高で1,000万円が補償されます。
また、最高200万円までの疾病治療費用が補償されるので、治療費が高額になりがちな海外でも安心です。
利用付帯の旅行傷害保険
利用付帯では、最高で1億円の傷害死亡・後遺障害保険が付帯します。疾病治療費用も最高で300万円にアップ。追加カード会員も、利用付帯なら国内外で最高5000万円の傷害死亡・後遺障害保険が付帯します。
なお、自動付帯では追加カード会員に付帯する保険がないので、社員の出張費などはアメックス・ビジネス・ゴールド・カードで決済した方がいいでしょう。
次の項目では、盗難や破損といった事態が発生した場合の補償を確認していきます。
不測の事態でも安心の補償5つ
カードを無くしたり、盗まれたりした場合でも、アメックス・ビジネス・ゴールド・カードなら充実した補償でサポートしてくれます。
- カードを紛失しても安心「緊急再発行」
- 破損や盗難も安心「ショッピング・プロテクション」
- アメックスが返品受付を代行「リターン・プロテクション」
- フライトやチケットのキャンセルを補償「キャンセル・プロテクション」
- カードの不正利用にも対応「オンライン・プロテクション」
これらの補償内容を詳しく見ていきましょう。
補償1:カードを紛失しても安心「緊急再発行」
カードの紛失や盗難被害の発生時には、カードの「緊急再発行」をしてくれます。
再発行の方法は滞在している地域によって異なりますが、仮カードなどを発行して、現地決済ができなくなるといった不都合な状況に陥らないようにケアしてくれます。
なお、盗まれたカードが不正に使用された場合も、被害額が補償される「不正プロテクション」があるので安心です。
補償2:破損や盗難も安心「ショッピング・プロテクション」
アメリカン・エキスプレスビジネスゴールドカードを使って購入した商品の破損や盗難に対して、商品の購入から90日間、年間でひとりあたり最高500万円までの補償をしてくれるサービスがショッピング・プロテクションです。
他のクレジットカードでは除外対象となることが多いパソコンやスマートフォンも、補償の対象になっています。有価証券や旅券、自動車など、一部対象外となる商品もありますが、一般的なショッピングで購入する商品は補償の対象と考えていいでしょう。
補償3:アメックスが返品受付を代行「リターン・プロテクション」
購入した商品を返品しても受け付けてくれなかった場合、アメックスに送ると、代行返品をして、銀行口座に現金を振り込んでくれるサービスです。「返品不可の商品を購入したけれどやっぱり返したい」というような場合には、大いに役立ちます。
保証期間は購入した日から90日以内、ひとつの商品につき最高3万円、年間最高15万円までですが、返品できずに購入を後悔するようなことは大幅に少なくなるはずです。
補償4:フライトやチケットのキャンセルを補償「キャンセル・プロテクション」
突然の病気や怪我などで、旅行や出張にいけなくなってしまった場合、キャンセル費用を最高10万円までアメックスが保証してくれます。
アメックスゴールドカードを使えば、下記のようなサービスがキャンセル・プロテクションの対象になります。
- 航空機や鉄道などによる旅客の輸送
- 宿泊施設の提供や、それに付帯するサービス
- 演劇や音楽などの公演や興行
なお、カード会員の本人だけではなく、同行予定だった配偶者のキャンセル費用も保証されます。
補償5:カードの不正利用にも対応「オンライン・プロテクション」
ネット上でカードを不正に利用されてしまった場合でも、オンライン・プロテクションがあるので安心です。
ネット通販でカード決済をするのは不安という方も、アメックス・ビジネス・ゴールド・カードがあれば、気軽にオンラインショッピングを楽しめるでしょう。
次の項目では、プライベートシーンでも役立つサービスを紹介していきます。
プライベートでも役立つサービス2つ
アメックス・ビジネス・ゴールド・カードは、プライベートのさまざまなシーンでも活用できます。その中の一例として「チケット・アクセス」と「ヘルスケア無料電話健康相談」について説明します。
人気のチケットも先行予約「チケット・アクセス」
ビジネスの息抜きに活用できるチケット・アクセス。イープラスと提携しているので、厳選されたエンターテイメントなどのチケットが、一般発売に先駆けて案内されます。
多彩なジャンルのチケットをオンライン上から購入できるので、エンタメ好きな方にとっては嬉しい特典になるでしょう。
健康状態をチェック「ヘルスケア無料電話健康相談」
法人カードならではのヘルスケア電話相談では、運動や健康維持などに関するさまざまな質問に答えてくれるだけではなく、必要に応じた医療機関の紹介もしてくれます。
24時間365日電話で相談を受け付けているので、ビジネス、プライベートを問わず活用できるでしょう。相談には回数制限がないので、年間に何度利用しても無料です。
次の項目では、アメックス・ビジネス・ゴールド・カードのデメリットを解説します。
アメックスビジネスゴールドカードのデメリット2つ
ここでは、アメックス・ビジネス・ゴールド・カードのデメリットを解説していきます。
- 年会費が高い
- キャッシングができない
それぞれ見ていきましょう。
年会費が高い
比較的高額な32,000円という年会費をデメリットと感じる方もいるでしょう。
たしかに、年会費1,000円程度のビジネスカードも存在します。しかし、充実した補償内容との釣り合いを考えてみれば、十分元が取れるのではないでしょうか。
年会費の高さが会社の経営を左右するようであれば問題があるかもしれませんが、法人カードの年会費は基本的に経費として認められるので、よほどのことがない限り経営の負担にはならないはずです。
キャッシングができない
アメックス・ビジネス・ゴールド・カードは、キャッシングができません。支払いは1回払いのみで、リボ払いや分割払いにも対応していません。
しかし、ビジネスの決済用として割り切って使うのであれば、それほど大きなデメリットにはならないでしょう。キャッシングは個人用のカードを利用すれば問題ないはずです。
そもそも、アメックス・ビジネス・ゴールド・カードと、キャッシングやリボ払い機能が付いた個人用のカードでは、その用途がまったく異なります。ステータス性の高さや手厚い補償内容は、ビジネスに特化したカードとして活用したいところです。
まとめ
アメックス・ビジネス・ゴールド・カードのメリットとデメリット、活用方法などを紹介してきました。国内外を問わず、ビジネスシーンで大いに役立つ数多くのメリットは、ビジネスカードの常識を大きく覆すことになるかもしれません。
申し込みを検討している経営者や個人事業主の方は、ぜひ、アメックス・ビジネス・ゴールド・カードを作成して、さらなる経営力アップを実現させてください。
- 監修者:トータルマネーコンサルタント 新井智美
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年間、100本以上の記事執筆や監修を行っていますが、同じタイトルの記事でも、その時の経済情勢や法改正などで、内容は日々変わっていきます。 『かかりつけのお金と人生の相談者』いうスタンスを大切に、最新かつ正確な情報をお届けすると共に、読者にとって「わかりやすい」記事を提供することを心がけています。