法人カードのキャンペーンについて解説!キャンペーン内容で比較する際のポイントも教えます!

- 「法人カードのキャンペーンにはどんなものがある?」
- 「同じ法人カードに入会するなら、少しでもお得な方がいい」
起業時は、少しでも経費を節約して資金繰りを良くしたいもの。
法人カードのキャンペーンを賢く利用することで、ポイントを多く獲得して経費節減に役立てることができます。
法人カードの多くは、入会時のボーナスポイント付与や入会後のポイントアップなどのキャンペーンを実施しています。
今回は、法人カードで実施している主要なキャンペーンをまとめました。
法人カードのキャンペーンにはどんな内容のものが多いのか、どんな部分に注意して比較すると良いのかを知り、より最適な1枚を探す判断材料としてみて下さい。
この記事の目次
要チェック!法人カードの主要なキャンペーン4つ
主要な法人カードのキャンペーンは、主に以下の4パターンに分類できます。
これらのパターンについて、具体的にどのようなキャンペーンなのかを解説します。
新規入会キャンペーンで無条件ポイント獲得
新規入会しただけで、特に何かしなくても獲得できるタイプのキャンペーンです。
入会すると必ずもらえるので、入会後に手間がかかることもありません。
このポイントがちょうど初年度の年会費に相当する場合もあります。
また、このキャンペーンは、時期によってポイント数がアップする場合も。
そのため、過去のキャンペーン月をチェックして獲得ポイント数の増加が見込める月を選んで入会するのも一つの手です。
ただし、入会時1回限りの特典であり、他のキャンペーンやポイント還元率などその他の条件についてはよく検討しましょう。
入会後の利用でポイント獲得
新規入会キャンペーンの宣伝文句に「新規ご入会で最大〇ポイント獲得」となっている場合、このタイプのポイント獲得分が含まれています。
入会したら無条件で獲得できるポイントと、入会後一定の達成条件(多くは一定期間内で一定額以上の利用)を満たすことで獲得できるポイントがあるため「最大」という表現になっているのです。
このパターンに当てはまる場合は、条件が無理なく達成できるかを確認しましょう。
知っているのと知らないのとでは、獲得できるはずだったポイントを逃すことになります。
初年度年会費無料
初年度年会費無料も、法人カードの入会でよく見られるキャンペーンです。
一時的なキャンペーンではなく、常時受けられる「特典」としているカードも多々あります。
ただし、オンライン入会のみの特典となっている場合もあるため、達成条件は確認しておきましょう。
入会後一定期間のポイント還元率アップ
このタイプは、使い方によっては長期間メリットを享受できるキャンペーンです。
起業のタイミングで法人カードを作って仕入れや広告費などで多くの経費を使う見込みのある場合は、特にメリットが大きくなります。
ポイント還元率によってどれぐらいのポイントが得られるのかを計算して、お得度を確認したいパターンです。
以上で、主要な法人カードで展開しているキャンペーンのパターンについて紹介しました。
次に、法人カードのキャンペーンを比較するときのチェックポイントについて解説します。
法人カードのキャンペーンを比較するときの3つのチェックポイント
法人カードで展開されているキャンペーンをそれぞれ比較する際のチェックポイントは主に以下の3点です。
それぞれのチェックポイントについて詳しく説明します。
キャンペーンの開催期間
常時開催のキャンペーンを除き、キャンペーンには開催期間が設けられています。
キャンペーン期間終了間際に入会すると、カード作成時の審査などに手間取りキャンペーンの開催期間が終了してしまう可能性も。
キャンペーンの開催期間には注意して、終了間際になってしまっている場合は、次のキャンペーンが始まるまで待ちましょう。
または、そのキャンペーンは外して他の法人カードと条件を比較する方向で検討してください。
キャンペーン条件が達成しやすいかどうか
達成条件の難易度も、キャンペーンの比較を行う際に重要なポイントです。
キャンペーンには、達成条件が設けられていることが多々あります。
カードを作成した〇ヵ月までに〇万円以上の利用があるか、追加カードを作成したか、自動リボ払いの設定を行ったかなど、その条件はさまざまです。
キャンペーン条件の中には、達成条件が難しいものがあるかもしれません。
達成条件が難しい分、報酬も高い傾向にありますので、達成条件の難易度もよく確認し、他カードのキャンペーンと比較してみてください。
キャンペーンの条件達成の過程でコストが発生するかどうか
達成条件の中には、別途年会費やリボ払いの手数料など費用がかかるものもあります。
費用が掛かる条件の場合、具体的にいくらかかるか算出して、そのキャンペーンの本当のお得度が分かるようにしてから各社で比較するようにしましょう。
特に、自動リボ払いは手数料がかかります。利用する場合にはできる限り手数料を抑える工夫が必要なので要注意です。
キャンペーンで得られるポイント以上に手数料がかかってしまった、ということがないようにしましょう。
以上で、法人カード同士でキャンペーンの比較を行う際のチェックポイントについて説明しました。
まとめ
法人カードのキャンペーンは、得られる特典の大きさと、キャンペーン達成の難易度にかなり違いがあります。
自分がどのようなカードの使い方をするかにより、どのキャンペーンがよりお得なのかが変わってくることも少なくありません。
入会時キャンペーンで得られる特典が少ない法人カードでも、入会後のポイントアッププログラムが充実していれば、会社の経費節減にも大きく役立ちます。
キャンペーンだけを重視して法人カードを選ぶ人はいないと思いますが、同じ入会するなら、できる限りお得な特典が獲得できる法人カードを選び、事業をスムーズにスタートしてくださいね。