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法人カードで分割払いできる?分割のメリット・デメリットとおすすめカード3枚を紹介

監修者:トータルマネーコンサルタント 新井智美
財布とカードと電卓のモノクロ画像

「法人カードでも個人カードと同じように分割払いができる?」
「分割払いできる法人カードを作りたい」

法人カードで一時的に大きな出費が必要になることを想定して、分割払いができるかどうか知りたいという方もいるのではないでしょうか。

実は、法人カードは基本的に一括払いとなっていて、引き落とし日が1日でも遅れると信用機関に登録されるなど、支払いに関してシビアです。しかし、起業直後は資金繰りが安定せず、分割払いで乗り越えたいという場合もあるでしょう。

そういう人のために、分割払いが可能な法人カードも少しずつ増えてきました。分割払いができる法人カードは、個人名義で契約する場合を想定としている、個人事業主向けのカードに多く見られます。

今回は、法人カードで分割払いをするメリットとデメリットを確認した後、分割払いも可能な法人カードについて解説します。分割払いもできる法人カードをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。 

法人カードは基本的に一括払い

一括払いの札とコインとお札の山

一般的に、法人カードは支払方法として一括払いしか提供していません。ある程度大きな規模で事業を行っている企業はそれなりに潤沢な資金があり、分割払いやリボ払いをする必要がないためです。

さらに、3回以上の分割払いやリボ払いは利息がかかるだけ企業にとっては負担になります。そのため、会社はほとんど一括払いしか利用せず、法人カードもその他の支払い手段を用意していないのです。

1回でも支払いが遅れると信用機関に登録されるので注意

さらに注意しておきたいことは、法人カードの支払いは、1回でも遅れると信用機関に登録されることです。事業活動をしている人は、個人よりもさらに信用力が問われます。支払いの遅れには、カード会社としても当然よりシビアにならざるを得ないのです。

例:アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

法人カードの支払いパターンの例として、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード(以降アメックスビジネスゴールド)を取り上げます。

アメックスビジネスゴールドは、分割払いができません。個人事業主として、個人名義で申し込めるのですが、法人カードでは分割払いが許されていないのです。同じステータスの個人カードであるアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードなら、分割払いなど各種支払い方法が選べます。

ここまでで、一般的な法人カードの支払方法について説明しました。次に、分割払い可能な法人カードを作った場合に、法人カードで分割払いをするメリットとデメリットについて解説します。

法人カードで分割払いをするメリットとデメリット

クレジットカードと虫メガネと円グラフ

法人カードで分割払いをするメリットとデメリットについて、3つずつまとめました。

【メリット】

  1. 月ごとの収入が安定しないときに調整できる
  2. リボ払いで毎月一定額の支払いになり経費管理が楽
  3. キャッシュフローの改善 

【デメリット】

  1. 法人カードの分割払いは繰り上げ返済ができない
  2. 一括払いでは不要な利息がかかってしまう
  3. 分割払い対応の法人カードが少なく選択肢が狭まる 

メリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。 

メリット1:月ごとの収入が安定しないときに調整できる

分割払いやリボ払いのメリットは、月ごとの収入が安定しないときに、支払額を調整できる点です。常に支払いがマイナスだと問題ですが、起業直後の場合は、どうしても収入が少ないタイミングがあり得ます。

まだ収入が不安的な時に、支払額を調整できる分割払いは、非常にありがたいシステムです。

メリット2:リボ払いで毎月一定額の支払いになり経費管理が楽

特にリボ払いのように毎月一定額の支払いにできれば、経費の支払額が読みやすく毎月の負担が少なくなる点も、一括払い以外の支払方法が選べるメリットです。リボ払いや分割払いは手数料や利息が高く、その分注意しなければなりませんが、毎月一定額の支払いで済むので、経費管理はしやすくなります。

メリット3:キャッシュフローの改善

分割払いは、一括払いよりもさらに支払いを先延ばしにできます。その分、自由に使えるキャッシュは多くなり、キャッシュフローの改善につながる点も、分割払いのメリットです。

支払期日が伸びるメリットと、利息や手数料がかかるデメリットとを天秤にかけることになりますが、当面の資金繰りを良くするひとつの方法として、分割払いも利用できます。

デメリット1:法人カードの分割払いは繰り上げ返済ができない

個人カードと法人カードの分割払いで大きく違う点として、法人カードの分割払いは繰り上げ返済ができない点にあります。いったん分割払いにしたら、利息は必ず支払わなくてはなりません。

あまり長期の分割払いを選択すると、その分利息も重くなり、資金繰りにもやがては影響が出てきます。分割払いを利用する場合は、一時的なものに留めておくようにしないと、やがて支払いが苦しくなる可能性もゼロではありません。

デメリット2:一括払いでは不要な利息がかかってしまう

一括払いでは手数料や利息は不要です。しかし、分割払いやリボ払いでは、一括払いなら不要だった利息が必要になります。少額ならばいいのですが、長期の分割払いにしてしまうと、かなりの負担になり、経営に影響が出る可能性が出てきます。

デメリット3:分割払い対応の法人カードが少なく選択肢が狭まる

分割払いに対応している法人カードは、増えてきているとは言えまだまだ少数派です。選択肢はかなり狭く、自分が法人カードに求める付帯サービスがついているものを選べない可能性もあります。

法人カードで分割払いをするメリットとデメリットについて解説しました。個人カードとは違うデメリットがあることを知ったうえで、それでも分割払いをしたいと考えている方は、次に説明する法人カードで分割払いをするときの注意点にも良く目を通しておいてください。

監修者:トータルマネーコンサルタント 新井智美 監修者

監修者:トータルマネーコンサルタント 新井智美

年間、100本以上の記事執筆や監修を行っていますが、同じタイトルの記事でも、その時の経済情勢や法改正などで、内容は日々変わっていきます。『かかりつけのお金と人生の相談者』いうスタンスを大切に、最新かつ正確な情報をお届けすると共に、読者にとって「わかりやすい」記事を提供することを心がけています。

【専門家の解説】

分割払いが可能な法人カードが増えていますが、利用の際にはそのデメリットについてしっかり理解しておく必要があります。

もちろん、分割払いにすることでキャッシュフローの改善につなげることができることが最大のメリットですが、分割払いの際の分轄手数料(実質年利)を見逃してはいけません。
法人カードにおける分割払いの手数料は、最大で15%前後とかなり高く設定されています。
もし分割払いの期間が長期に渡るのであれば、それに伴う分轄手数料についてもしっかりと把握しておく必要があります。

また、カードによっては分割払いが可能であっても、支払い回数が3回までなどと制限があるものもありますので、事前に確認しておくようにしてください。
分割払いが必要となる理由の大半は、資金繰りが困難であるというものでしょう。そのような場合であれば、銀行からの融資を検討することも効果的です。
銀行融資の場合、融資までの期間に多少時間が掛かることや保証人が必要となることがデメリットですが、年1%以下〜4%程度と分割払いよりも低金利での借入が可能です。

もし高額で、しかも長期間の分割払いを考えているのであれば、銀行融資と比較して、どちらが今後のキャッシュフローの改善に繋がるかを把握したうえで利用を決めることをおすすめします。

法人カードで分割払いをするときの注意点

インカムをつけ指指す女性

法人カードで分割払いをするときの注意点をまとめると主に以下の3点です。

  • 一括払い以上に資金管理をしっかり行うこと
  • 分割払いでも支払いを送らせないよう注意
  • 分割払いやリボ払いのリスクを十分理解しないと資金悪化 

これらの注意点について、順番に説明します。

一括払い以上に資金管理をしっかり行うこと

分割払いを行うと、直近で支払わなければならない額が少なくなり、安心する人は少なくありません。しかし、支払いは先延ばししただけであり、分割払いの残額は法人カードの総利用可能枠を圧迫している状態に変わりはありません。

さらに、分割払いでは支払額だけでなく、利息や手数料も合わせて請求されます。毎月の支払額に対して、一括払い以上に注意深く管理して、資金繰りに悪影響をおよぼさないよう細心の注意を払いましょう。

分割払いでも支払い期日を厳守

分割払いの場合でも、一括払いと同様1回でも支払いが遅れると信用機関に登録されます。そのようになってしまうと、事業にさまざまな悪影響を及ぼしかねません。支払い期日は厳守して、確実に支払いを済ませてください。

分割払いやリボ払いのリスクを十分理解しないと資金悪化

分割払いやリボ払いはとても便利な支払い方法です。特に、リボ払いは毎月一定額を支払うため、とても楽なように思うかもしれません。しかし、リボ払いは借金をしている感覚を麻痺させるという負の側面もあります。利息も高めですので、気を付けないと資金繰りを悪化させかねません。

分割払いやリボ払いのリスクはしっかり理解した上で、どうしても苦しいときのリリーフとしてのみ使うように留めておきましょう。基本は一括払いで済むように考えるようにしてください。

ここまでで、法事カードで分割払いを利用する際の注意事項について説明しました。次に、法人カードでの分割払いを利用するのに向いている人の特徴について解説します。

法人カードでの分割払いに向いている人

OKサインをするスーツを着た男女

法人カードでの分割払いをしても無理なく払い続けられる人は、分割払いに向いている人です。その特徴は、以下の3点にまとめられます。

  • 比較的小規模で運転資金を多く必要としない事業
  • 収入が安定しないが毎月の平均支払い額は少ない
  • 分割払いやリボ払いのリスクを把握している 

これらの特徴について、詳しく解説しますので、自分はこれらの特徴に当てはまるかどうか吟味しておきましょう。

比較的小規模で運転資金を多く必要としない事業

事業規模が比較的少なく、運転資金をあまり必要としない事業を行う人は、法人カードで分割払いを利用しても、利息の影響が少なく安定して支払いができます。

商品の仕入れに多くのお金がかかるような事業の場合、先に仕入れのための資金が必要です。例えば、飲食業や商品を作って売るタイプの事業は、運転資金が多めに必要となる事業でしょう。運転資金が多めに必要となる事業は、高度な資金管理ができなければ、商売が立ち行かなくなる危険性があります。

逆に、多くの経費がなくてもできる商売、例えばオンラインで活躍するブロガーや、パソコン環境さえ整っていれば仕事ができるエンジニアなどは、経費をあまり必要とせず収入を得ることができる仕事です。

小さな運転資金で進められる事業を行う人は、経費を分割払いにしても、毎月必要な運転資金が少ないため支払いに余裕があります。

収入が安定しないが毎月の平均支払い額は少ない

仕事の種類によっては、収入が安定しないこともあります。フリーランスで請負の仕事をする人など、来月にまとまったお金が入るが今月は厳しい、ということも少なくないでしょう。

しかし、毎月経費として使っているお金が少ない場合は、分割払いを利用しても支払いの負担はそう多くなりません。来月に収入があるという目星がついている場合、分割払いも2回までなら手数料や利息がかからないので、上手に利用すれば安全です。

分割払いやリボ払いのリスクを把握している人

分割払いやリボ払いのリスクを把握し、自分でコントロールでき、毎月の支払額と、自分の支払い能力のバランスを取れる人は、法人カードで分割払いをしても安全です。

自分の支払い能力や毎月の収支が把握できていない人は、分割払いやリボ払いで当面の支払額が少なくなると、油断する傾向があります。そして、来月支払う分のお金を節約するという発想がなくなり、だんだん毎月の支払いが苦しくなるのです。

これら3つの条件に当てはまるなら、法人カードの分割払いを利用しても、上手に活用して事業をうまく続けられます。ここまで、法人カードの分割払いを利用するのに向いている人の特徴について解説しました。最後に、分割払いが可能な法人カードを3種類紹介します。

分割払いが可能な法人カード3選

カレンダーの上に3枚のクレジットカードと手

分割払いが可能な法人カードは以下の3枚です。

  • オリコ EX Gold for Biz
  • セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
  • JCB CARD Biz 一般 

それぞれ、どのような支払方法が可能なのかを含めて紹介します。各カードの特徴も紹介しますので、どのカードが自分に向いているのかを検討してみてください。

オリコ EX Gold for Biz

オリコ EX Gold for Bizシリーズは、開業間もない個人事業主や小規模法人の代表者にとって、比較的審査を通過しやすいと言われている法人カードです。

個人事業主向けと法人の代表者向けの2種類に分かれていますが、分割払いできるパターンはどちらも同じとなっています。オリコ EX Gold for Bizの可能な支払方法は以下の通りです。

  • 1回払い(利息手数料無料)
  • 分割払い(2回までは利息手数料無料)
  • 据置き一括払い(ボーナス一括払いに相当、利息手数料無料)
  • 半年賦併用払い
  • リボルビング払い 

オリコ EX Gold for Bizは、年間の利用金額によって、得られるポイントがアップする仕組みがあり、年間50万円以上利用すると、得られるポイントは1.5倍となってお得です。

起業間もない人も審査を通過しやすく、必要経費の管理として法人カードを作成するなら候補のひとつおすすめです。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは申込が可能なプラチナクラスの法人カードです。年会費は20,000円(税別)で、登記簿・決算書は不要。起業間もない人でも申し込みやすい点が特徴です。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードも、分割払いが可能な法人カードです。支払い方法は以下の通りです。 

  • 1回払い(利息手数料無料)
  • 2回払い(利息手数料無料)
  • ボーナス一括払い(利息手数料無料)
  • ボーナス2回払い(利息手数料無料)
  • リボルビング払い 

利息手数料が必要となる支払方法はリボルビング払いのみで、その他の支払方法を選択した場合は利息手数料がかかりません。良好なクレジットヒストリーを積んでいる人なら、分割払いが活用できる法人カードとして検討してみてはいかがでしょうか。

JCB CARD Biz 一般

JCB CARD Biz 一般は、分割払いが可能な法人カードです。分割2回払いで手数料は必要ありません。緊急で支払いを調整したいときに心強い支払方法です。そのほかの支払い方法は以下の通りです。

  • ショッピング1回払い
  • ショッピング2回払い
  • ボーナス一回払い
  • ショッピングリボ払い
  • ショッピング分割払い
  • ショッピングスキップ払い

支払い方法に関しては上記2つカードよりも豊富なので、様々なシーンを想定して1枚は持っておきたいカードといえるでしょう。

まとめ

法人カードで分割払いをすることのメリットとデメリットを説明した後、実際に法人カードで分割払いをする際の注意点を解説しました。分割払いやリボ払いは便利な支払方法ですが、一括払い以上に資金管理に注意が必要な支払方法です。

分割払いが可能な法人カードも3枚ご紹介し、支払方法について説明しましたが、上手に活用して、資金繰りが苦しくならないように注意してください。分割払いを上手に活用して、事業を軌道に乗せてくださいね。

監修者:トータルマネーコンサルタント 新井智美
監修者:トータルマネーコンサルタント 新井智美

年間、100本以上の記事執筆や監修を行っていますが、同じタイトルの記事でも、その時の経済情勢や法改正などで、内容は日々変わっていきます。 『かかりつけのお金と人生の相談者』いうスタンスを大切に、最新かつ正確な情報をお届けすると共に、読者にとって「わかりやすい」記事を提供することを心がけています。

編集者:ナビナビクレジットカード編集部
ナビナビクレジットカード編集部

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