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法人カードで税金をお得に支払うには?3つの注意点とおすすめの法人カード3選

監修者:クレジットカード専門家 菊地崇仁
法人カードの税金

法人カードで税金を支払ったらポイントがつく?
「税金の支払いがお得になる法人カードはある?」

会社の経費を支払う際、ポイントが還元される法人カードは、事業を進めるにあたって経費節減ができるとても便利な存在です。しかし、会社の経費と同じように税金の支払いもポイントが還元されるのかというと、法人カードによって対応が大きく違うことをご存じでしょうか。

税金を多く支払っている場合、法人カードでポイント還元されるかどうかは、カード選びの時点で注意しなくてはなりません。

そこで、今回は法人カードで税金を払う方法と、お得に税金が支払える法人カードを厳選して紹介します。賢く法人カードを選び、税金の支払いも経費節減に役立てましょう。

クレジットカード専門家 菊地崇仁 解説
2017年から開始したのがクレジットカードによる国税の納付サービスです。
個人の場合は相続税や贈与税など、対象税目が少ないですが、法人の場合は法人税や消費税、源泉所得税なども対象となるため、会社の規模によってはかなりの金額になるでしょう。
国税の支払いサイトでは、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubが対象となるため、国内発行カードでは基本的にどのカードでも支払う事ができます。
また、分割しての納付も可能のため、高額な税金を支払う場合は複数のカードを保有するのがおすすめです。
例えば納める税金が550万円でカード限度額が500万円の場合でも、450万円と100万円と金額を分けて納付することが可能。
なお、地方税もクレジットカード納付できる場合もあり、東京都の場合は法人都民税や法人事業税などをクレジットカードで支払うことができます。
ただし、国税も地方税も基本的にはクレジットカード納付時に手数料が発生するため、手数料をよく計算するようにしてください。

法人カードで税金を支払う方法

法人カードで税金を支払う方法は2通りあります。

ひとつは国税の場合は国税クレジットカードお支払いサイトを利用する方法。

もうひとつは、地方税の場合、各地方自治体で対応していれば、Yahoo!公金支払いまたは、地方自治体が独自で用意している支払いサイトを利用しての支払いが可能です。それぞれの方法について解説します。

国税クレジットカードお支払サイトの概要

国税クレジットカードお支払いサイトは、国税の支払いをインターネット経由で済ませられるように作られたサイトです。

2019年4月時点、29種類の税金がこのサイトで支払えます。個人事業主が関係してくる税金は、源泉所得税や住民税、法人税などです。

支払いに必要なものは、使用するクレジットカードと国や地方自治体から送られてくる納付書や確定申告書など、税金の種類や金額が分かる書類です。

オンラインで情報を入力して支払いますので、領収証書は発行されません。領収証書が必要な場合は、従来通り金融機関や税務署の窓口まで出向き、支払いを行う必要がある点には注意してください。

クレジットカードで支払うと、納付日はサイト上で手続きをした日となります。クレジットカードの口座引き落とし日が納付日となるわけではないので、延滞金がかかるかもしれない、と心配する必要はありません。

国税クレジットカードお支払サイトで必要な決済手数料

国税クレジットカードお支払サイトでは、決済するのに手数料がかかります

1万円ごとに82円(税込)です。5万円ちょうどなら410円、5万1円なら492円となります。

決済手数料については、クレジットカードで税金を支払って得られるポイントとの兼ね合いで、ポイントよりも決済手数料の方が高くつく場合もあります。

支払いに利用できるクレジットカードの種類

支払いに利用できるクレジットカードの種類は、以下のブランドマークがついているものです。

  • Visa
  • Mastercard
  • JCB
  • American Express
  • Diners Club
  • TS CUBIC CARD

5大国際ブランドがすべて利用可能ですので、国内で発行されている法人カードのほとんどはつかえます。

念のため、支払いに利用したい法人カードの券面を確認して、これらのうちどれかのブランドマークがついていることを確認しましょう。

Yahoo!公金支払いの概要

Yahoo!公金支払いでは、地方自治体に支払う固定資産税や住民税などが支払えます。支払方法は国税お支払いサイトと同じです。

使えるクレジットカードの種類は、5大国際ブランドとなっています。

  • Visa
  • Mastercard
  • JCB
  • American Express
  • Diners Club

支払手数料については、地方自治体によりまちまちですので、支払い前には確認しておくようにしましょう。

領収証書の発行についても、自治体ごとに対応が異なります。支払画面に注意事項として領収証書の扱いについて記載されていますので、必ず目を通すようにしてください。

各自治体のお支払いサイトの概要

Yahoo!公金支払いに対応していない地方自治体でも、独自の支払サイトを解説している場合があります。地方自治体独自の支払サイトの仕組みは、ここまで紹介してきた国税お支払いサイトやYahoo!公金支払いとほとんど同じです。

決済手数料や領収証書の扱いについては、Yahoo!公金払いと同じように自治体によってばらつきがあるので確認してください。

以上、税金を納める方法としては3パターンあることを説明しました。次に、法事の予備個人事業主が支払うべき税金の種類と支払いのタイミングを整理して紹介します。

法人および個人事業主が支払うべき税金の種類とタイミング

法人の場合と個人事業主の場合では、支払うべき税金の種類や支払いの時期が微妙に異なります。ここでは、法人・個人事業主でそれぞれ、支払うべき税金と支払う時期について見ていきましょう。

法人の場合

法人の場合、支払うべき税金は以下の通りです。

  • 消費税及び地方消費税:事業年度末から2ヶ月以内に国へ支払う
  • 源泉所得税:事業年度末から2ヶ月以内に国へ支払う
  • 法人税:事業年度末から2ヶ月以内に国へ支払う
  • 法人事業税:事業年度末から2ヶ月以内に都道府県へ支払う
  • 法人都道府県民税:事業年度末から2ヶ月以内に都道府県へ支払う
  • 法人市民税:事業年度末から2ヶ月以内に市へ支払う
  • 償却資産税:1~12月分を翌年の1月に市町村へ申請して支払う

償却資産税以外は事業年度末から2ヶ月以内に、償却資産税は1年分を翌年の1月に申請して支払います。

個人事業主の場合

個人事業主の場合、支払うべき税金は以下の通りです。

  • 所得税
  • 消費税
  • 住民税
  • 個人事業税
  • 予定納税

個人事業主は、これらの税金を確定申告時に納付します。支払先はすべて都道府県となり、税金によって支払先の違う法人とは違う、すっきりと分かりやすくまとまっている点が特徴です。

ここまでで、法人と個人事業主の場合に分けて、支払うべき税金の種類と納付先・納付時期について紹介しました。次に、法人カードで税金を支払う場合の注意点について説明します。

法人カードで税金を支払う場合の注意点3点

法人カードで税金の支払いを行う場合、注意点が3つあります。

  • 支払う金額によってはポイントを上回る決済手数料がかかる場合も
  • 地方税はクレジットカード払いに対応していない場合もある
  • 金額などの入力ミスをしても決済手数料は戻らない

どれも、法人カードで税金の支払いをする上では知っておきたいポイントですので、すべて目を通しておきましょう。

支払う金額によってはポイントを上回る決済手数料がかかる場合も

先述していましたが、支払いには決済手数料がかかります。国税のお支払いサイトを見ると、1万円ごとに82円かかると明記されています。

Yahoo!公共支払いや地方自治体の支払いサイトの場合は、金額こそバラバラですが段階的に支払手数料がかけられていることが多いです。

支払手数料があまりにも高いと、クレジットカード払いで得られるポイントよりも手数料の方が高い、ということになります。1万円当たり100円の支払手数料で支払手数料は1%となり、ポイント還元率が1%よりも高くないと損をしてしまうので注意しましょう。

クレジットカード払いの手数料が高いと感じた場合は、そのまま納付書を持って支払った方が結果的にお得です。

地方税はクレジットカード払いに対応していない場合もある

地方自治体は、まだまだクレジットカード払いに対応していない方が多く、普及しているとは言えない状態です。その場合は、クレジットカードでの支払いを諦めるしかありません。

税金の支払いには、電子マネーnanacoが使えます。nanacoへのチャージでポイントが還元される法人カードがあれば活用すると良いでしょう。

金額などの入力ミスをしても決済手数料は戻らない

金額の入力ミスには注意してください。手入力なので、金額の入力ミスをしてしまう可能性はあります。支払いミスをした場合、決済手数料は戻りません

以上で、法人カードで税金を支払う場合の注意点を説明しました。次に、税金の支払いでポイントが付く法人カードを選ぶ際のチェックポイントについて解説します。

税金の支払いでポイントが付く法人カードを選ぶ際の3つのチェックポイント

税金の支払いでポイントが付く法人カードを選ぶには、3つのチェックポイントがあります。

これらのチェックポイントを確認して、自分に適した法人カードを選んでください。

決済手数料(0.82%)よりも高いポイント還元率であること

国税お支払サイトでかかってくる決済手数料よりも高いポイント還元率の法人カードを選びましょう。

ポイント還元率が1%以上ある法人カードなら、国税お支払サイトで支払ってもポイント還元の方が上回り、お得に税金の支払いができたと言えます。 

審査が通過できそうな申込条件であること

法人カードによって、審査基準はさまざまです。

厳しい法人カードでは、2期連続の黒字決算に設立して3年以上経過していることという条件を付けている場合もあります。

起業間もない個人事業主の場合は、本人確認書類のみで申し込め、法人カードの公式サイトに書かれている申込条件に、黒字決済などの条件がついていないか確認しましょう。

利用可能枠が自分の事業に適していること

利用可能枠が自分の事業に適した金額であることも、法人カードを決める大切な要素です。

目安としては、毎月かかる経費の2倍よりも利用可能枠の方が大きいこと利用可能枠に関しては、できる限り大きく、余裕があるカードを選んでください。

ここまでで、税金の支払いでポイントが付く法人カードを選ぶ際のチェックポイントに追いて解説しました。最後に、法事カードでの税金支払いにおすすめの法人カードを3種類紹介します。

法人カードでの税金支払いにおすすめの法人カード3選

税金の支払いでポイントが付くおすすめの法人カードは以下の3枚です。

それぞれ、どうしておすすめなのかという理由を含めて解説します。

楽天ビジネスカード

楽天ビジネスカードは、通常のポイント還元率1%で高還元率の法人カードです。楽天ビジネスカードをおすすめする理由は3つあります。

  • 決済手数料を上回るポイントが付いてお得
  • ポイントは楽天市場などで使いやすい
  • 起業直後の個人事業主や小規模法人の経営者でも作りやすい

これらの理由について、順番に見ていきましょう。

国税お支払サイトの決済手数料を上回るポイントが付いてお得

国税お支払サイトの決済手数料は、支払金額のおおよそ0.82%です。

10,001円という特殊なパターンでは、支払金額は1.6%になり楽天ビジネスカードのポイント還元率を上回ってしまいますが、多くの場合は楽天ビジネスカードのポイント還元率が国税の決済手数料を上回ります。

楽天ビジネスカードのポイント還元率を上回る税金に関してだけは、納付書で支払ってしまうのもいいでしょう。管理のしやすさから、割り切ってすべてクレジットカード払いにするのもひとつの方法です。

ポイントは楽天市場などで使いやすい

付与されるポイントは楽天市場で1ポイント1円として使えます。会社の経費として消耗品を購入するのにも使いやすく、カードの利用代金にポイントを使うこともできるなど、ポイントの使い勝手がいい点も魅力です。

起業直後の個人事業主や小規模法人の経営者でも作りやすい

楽天ビジネスカードは、起業直後の個人事業主や小規模法人の経営者でも作りやすい法人カードです。入会条件としては、20歳以上で安定した収入がある方、と指定されていますが、起業1年目の個人事業主の方でも実際に作れ、審査はあまり厳しくないと言われています。

個人カードである楽天プレミアムカードとセットでないと作れない点は注意する必要がありますが、個人利用と事業利用が明確に分けられます。

楽天ビジネスカードに指定する銀行口座は原則法人口座ですが、個人事業主の場合は、個人名義の口座の指定も可能です。その場合は、楽天プレミアムカードとは別の銀行口座を指定する必要があるため、その点は覚えておきましょう。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードも、税金の支払いでポイントが貯まるおすすめの法人カードです。カードの特徴は以下の2点です。

  • 永久不滅ポイント+JALマイルが貯まる
  • 高額の税金支払いにも対応できる利用可能枠の個別設定

これらの特徴について、詳しく説明します。 

永久不滅ポイント+JALマイルが貯まる

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、ショッピングの利用代金をJALマイルに交換するか永久不滅ポイントに交換するかが選べます。

JAL マイルを選んだ場合、1,000円で1マイルが貯まるほか、ボーナスとして別途2,000円につき1ポイントの永久不滅ポイントが貯まります。

国税の支払いについても、通常のショッピングと同様のポイントやマイルとの交換が可能です。JALマイルを貯められる法人カードは貴重なので、JALを利用する機会が多いという方にもおすすめします。 

高額の税金支払いにも対応できる利用可能枠の個別設定

アメックスプロパーの法人カードと同様、本カードの利用可能枠は独自の審査基準によって個別設定されます。

高額の税金を支払う際は、事前承認制を利用して現金を引き落とし用の銀行口座に預けておけば決済可能です。一時的に高額の税金を納めなければならない場合がある方は、検討の価値がある法人カードと言えます。

ラグジュアリーカード Mastercard Black Card

ラグジュアリーカード Mastercard Black Cardは、年会費100,000円(税別)と維持費がかかりますが、ステータス性が高くMastercard の中でも最上位クラスの法人カードです。

ポイント還元率も高く、税金の支払いでも同じポイント還元率があります。本カードの特徴は以下の3点です。

  • 1.25%のポイント還元率で決済手数料を上回るポイント付与
  • 上質な付帯サービスも魅力
  • 年会費の高さがネック

これらの特徴について説明します。

1.25%のポイント還元率で決済手数料を上回るポイント付与

ポイント還元率は1.25%と高く、国税のお支払いサイトの決済手数料0.82%を大きく上回っています。税金の支払でも同じポイント還元率があるため、充分お得な法人カードです。 

上質な付帯サービスも魅力

ラグジュアリーカード Mastercard Black Cardは、他社カードで言えばプラチナカードクラスのステータスで上質な付帯サービスがついています。

年中無休・24時間体制で対応してくれるラグジュアリーカードコンシェルジュ国内空港ラウンジプライオリティ・パスなど、さまざまな付帯サービスがあり、それぞれ充実の内容です。

年会費の高さがネック

年会費100,000円(税別)、追加カードの年会費は25,000円(税別)となっており、かなり高額な点がネックです。起業間もない個人事業主の場合、高額な年会費が払えるかどうかを慎重に検討する必要があります。

まとめ

法人カードと税金の支払いについて説明しました。税金を法人カードで支払う際利用する国税お支払サイトでは、決済手数料が支払金額10,000円ごとに82円かかります。

そのため、税金の支払いでお得になる法人カードを選ぶためには、税金でもショッピングと同様のポイントが還元され、ポイント還元率が決済手数料より高いカードを探しましょう。

税金の支払いも、事業をしていく上で大きな出費になります。法人カードを上手に使って、できるかぎりお得に支払えるように工夫してくださいね。

監修者:クレジットカード専門家 菊地崇仁
監修者:クレジットカード専門家 菊地崇仁

約80枚のクレジットカードを保有し、約130万円の年会費を支払っている。 一般カードからプラチナカード等のプレミアムカードを実際に保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。すべてのカードを利用し、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中。

編集者:ナビナビクレジットカード編集部
ナビナビクレジットカード編集部

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