【クレカのお悩み・疑問相談】付帯保険のついているクレジットカードは結局どれがおすすめ?
監修者:クレジットカード専門家 菊地崇仁
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『クレジットカードお悩み・疑問相談室』では、一般のユーザーさんから届いたお悩みに、クレジットカードの専門家、菊地崇仁さんが回答!
今回は、海外旅行に行きたいと考えている20代男性の方から寄せられたお悩みです。
付帯保険のついているクレジットカードは結局どれがおすすめ?
クレジットカードの付帯保険について質問があります。
付帯保険のついているクレジットカードも複数ありますが、結局はどのカードがおすすめなのでしょうか。
保険には、
・傷害死亡・後遺障害
・傷害治療費用
・疾病治療費用
・賠償責任・携行品損害 等
とありますが、何を重視するべきかよくわかりません。
私はどちらかというと、国内旅行よりも海外旅行によく行くので、保険に入らなくても安心できるクレジットカードについてお聞きしたいです。
確認すべきは疾病治療や傷害治療、救援費用などが十分かどうか
「最高5000万円」など紹介されていると安心してしまいますが、確認すべきは疾病治療、傷害治療、救援費用などが十分かどうかです。
最高5000万円というのは、死亡や後遺障害の場合の最高額であり、病気やケガなどではもっと低くなります。
年会費数万円のクレジットカードでも300万円程度の補償額の場合もあります。
しかし、実際に何かあった場合には数千万円の支払いという事もあるため、カードの保険だけで安心できるレベルではありません。
年会費の割に補償が手厚いのはセゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードやミライノ カードGOLD(JCB)などです。
どちらも年会費は3,000円(税抜)にもかかわらず、海外旅行傷害保険は自動付帯。
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードは傷害疾病保険金が300万円、ミライノ カードGOLD(JCB)は500万円です。
ただし、これでも十分とは言い切れないため、利用付帯のクレジットカードと組み合わせるのが良いでしょう。
死亡・後遺障害以外の保険については合算して利用する事ができるため、旅費を利用付帯のクレジットカードで支払い、ミライノ カード(JCB)などを保有しておくと、それぞれの保険を利用する事が可能です。
回答者:菊地 崇仁
こちらをご覧になっている付帯保険のついているクレジットカードで悩んでいる皆さんも、金額ではなく、疾病治療、傷害治療、救援費用などといった保険の内容が十分かどうかを確認して選びましょう。
金額を重視すると、
- 死亡や後遺障害の場合の最高額の場合がほとんどで、病気やケガなどではもっと低くなる
- 実際に何かあった場合には数千万円の支払いという事もある
上記のような場合に対応できない可能性もあります。
しかし、死亡・後遺障害以外の保険については合算することができるので、それぞれの保険を利用する事が可能ということも覚えておくと良いですね。
- 監修者:クレジットカード専門家 菊地崇仁
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約80枚のクレジットカードを保有し、約130万円の年会費を支払っている。 一般カードからプラチナカード等のプレミアムカードを実際に保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。すべてのカードを利用し、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中。
クレジットカードの付帯保険、たくさんあり、悩みますね。
特に海外旅行へ行く場合は付けておきたいところです。
その際に重視すべき保険やおすすめのクレジットカードは何なのか、気になるところですね!