デポジット型クレジットカードならあなたも持てる!審査の不安を解消

クレジットカードを保有する時には、必ず審査があります。
初めての方は審査に通るか不安です。
安定した収入がないと審査ではねられることも。
また、過去に支払いの遅延や延滞経験があると、審査に通るのが難しくなります。
だからといって、クレジットカードがないと不便です。
これからの世の中、クレジットカードがないと生きていけなくなるというのも大袈裟ではありません。
このような不安を抱えている方におすすめなのが、デポジット型のクレジットカード。
これまで審査に通らなかった方でも、デポジット型クレジットカードなら審査に通ります。
デポジット型のクレジットカードとはどのようなカードなのかこの記事で詳しく説明します。
ぜひ最後まで読んで、あなたの不安を解消してみてはいかがでしょうか。
この記事の目次
- 利用額は口座からの引き落とし!デポジット型のクレジットカード
- 事前にデポジット(保証金)を預ける
- 限度額は保証金と同じ金額
- プリペイドカードとの違い
- デビットカードとの違い
- チャージしなくてもいい
- 利用額は口座からの引き落とし
- デポジット型クレジットカードは法人でも申し込み可能
- 赤字決算の会社
- 起業して間もない会社
- 税金が未納の会社
- デポジット型クレジットカードの知っておくべき4つのポイント
- 年会費
- カードのランクや年会費によって異なる付帯サービス
- 対象であればポイント付与される
- 保証金は戻ってくる?
- デポジット型クレジットカードの3つのメリット
- 審査に通りやすい
- 経費がわかりやすい
- 普通のクレジットカードと同じように使える
- デポジット型クレジットカードの3つのデメリット
- 保証金を用意しなくてはならない
- 保証金の額で限度額が決まる
- キャッシングが使えない
- デポジット型クレジットカードはこんな方におすすめ
- なかなか審査に通らない
- 債務整理中
- 自己破産してしまった
- 初めて申し込む
- デポジット型のおすすめクレジットカード【4選】
- 国内・海外旅行傷害保険付き!ライフカード
- 年会費無料でETCカード発行!ライフカード ゴールド(法人用)
- 国内旅行券が30%割引!SBS Premium Card(DP)
- 優待サービスが充実!SBS Premium Card(DPB)(法人用)
- 【番外編】デポジット制度がある!アメリカン・エキスプレス・カード
- まとめ
利用額は口座からの引き落とし!デポジット型のクレジットカード
デポジットというのは「保証金」のことです。
デポジット型クレジットカードとは保証金型のクレジットカードのこと。
一般のクレジットカードと何が違うのか。
その仕組みと特徴について、わかりやすく説明します。
事前にデポジット(保証金)を預ける
デポジット型クレジットカードの場合は、事前にカード会社に保証金を預ける仕組みになっています。
一般のクレジットカードは本人確認書類を添付して申し込むだけで、お金は必要ありません。
この点がデポジット型クレジットカードの最大の特徴です。
限度額は保証金と同じ金額
クレジットカードには限度額があります。
その限度額内でショッピングしたり、緊急にお金が必要になったりした時にキャッシングできる仕組みです。
一般のクレジットカードの限度額は年収や職業などで決まりますが、デポジット型クレジットカードは預ける保証金の額が限度額になります。
カードをあまり使わない方なら数万円程度を、頻繁に使う方なら数十万円をデポジットする必要があります。
プリペイドカードとの違い
プリペイドカードはあらかじめ購入した金額を使い切ったら、新たに買い直すかチャージする必要があります。
デポジット型クレジットカードは初回に保証金を入れれば、チャージは必要ありません。
使った分は口座から引き落とされるので、その都度、自動的にデポジットの枠が回復するからです。
デビットカードとの違い
デビットカードはカードを利用すると、即座に口座から引き落としになります。
デポジット型クレジットカードは、口座から引き落とされるのがカード利用後の1カ月~2カ月後になります。
チャージしなくてもいい
デポジット型クレジットカードはチャージしなくてよいので、プリペイドカードのような面倒さがありません。
プリペイドカードを使っていてチャージが面倒な方は、デポジット型クレジットカードに変えた方が便利になります。
利用額は口座からの引き落とし
デポジット型クレジットカードは利用した金額が口座引き落としになった時点で、自動的に利用枠が回復されます。
毎月ある程度決まった金額を利用する方は、限度額の心配をする必要がありません。
デポジット型クレジットカードの仕組みと特徴がわかったら、次に法人についてはどうなのかについて触れましょう。
デポジット型クレジットカードは法人でも申し込み可能
一般のクレジットカードには個人用と法人用がありますが、デポジット型クレジットカードも同じです。
法人でもデポジット型クレジットカードが申し込めます。
しかも経営状態によって審査が通りにくいということもありません。
それぞれの経営状況の場合について説明します。
赤字決算の会社
一般の法人用クレジットカードでは会社の実績が審査の基準になります。
赤字決算だと新たなカードを申し込んでも審査が通らなかったり、限度額が引き下げられたりすることも。
法人用のデポジット型クレジットカードなら、保証金さえ預ければ赤字決算でも審査が通ります。
起業して間もない会社
事業運営には法人用カードが必要ですが、起業して間もない会社は営業実績がないので審査で落とされる可能性があります。
デポジット型クレジットカードなら保証金さえあれば、起業して間もない会社でも法人カードを手にすることができます。
税金が未納の会社
会社の中には、事業収入の減収などで税金が未払いだったり、滞納してしまったりするケースもあります。
このような状況では一般の法人カードを申し込めませんが、デポジット型クレジットカードなら保証金があれば税金が未納でも申し込めます。
ここまででデポジット型クレジットカードは個人でも法人でも申し込めることがわかりました。
しかし、まだまだデポジット型クレジットカードについて知りたいことがあるのではないかと思います。
次は、デポジット型クレジットカードの知っておくべき4つのポイントについて説明します。
デポジット型クレジットカードの知っておくべき4つのポイント
デポジット型クレジットカードについて知っておきたいポイントは4つあります。
年会費、付帯サービス、ポイント、保証金についてです。
それぞれ詳しく説明していきますね。
年会費
一般のクレジットカードの中には年会費無料のカードもありますが、デポジット型クレジットカードは年会費が必要です。
一般のカードに比べて特別に高いということはなく、カードによっては利用限度額によって年会費が異なる場合もあります。
カードのランクや年会費によって異なる付帯サービス
クレジットカードの魅力の1つが付帯サービスです。
一般のカードにはもちろん付いていますが、デポジット型クレジットカードにも付帯サービスがあります。
カードによってサービスの内容は異なりますが、国内・海外旅行傷害保険が付いていたり、各種優待割引があったりするものも。
一般のクレジットカードに比べれば内容の充実度は下がりますが、ゴールドなどランクによってかなりの付帯サービスが付いているデポジット型もあります。
対象であればポイント付与される
デポジット型クレジットカードにもポイント制度があります。
1,000円の支払いごとに1ポイント付与が一般的ですが、カードによっては入会後1年間1.5倍だったり、誕生月には3倍だったりといった特典も。
溜まったポイントは商品交換や他社ポイントへの移行も可能です。
保証金は戻ってくる?
預けた保証金がどうなるのか不安になる方も多いでしょう。
保証金については、カードを退会した時に戻ってきます。
ただし、未入金の利用明細などがある場合は除きます。
次は、デポジット型クレジットカードのメリットについて見ていきましょう。
デポジット型クレジットカードの3つのメリット
デポジット型クレジットカードの基本的な事柄について説明してきましたが、ここではメリットについて取り上げます。
一般のカードと同じようなメリットもありますが、デポジット型クレジットカードならではのメリットも。
では、主に下記の3つのメリットを紹介しましょう。
審査に通りやすい
デポジット型クレジットカードならではのメリットは、審査に通りやすいという点です。
クレジットカードの審査は厳しいものがあり、フリーターで収入が不安定な方や過去に滞納したことがある方には、ハードルが高いです。
このような方が審査に通りにくいのは、クレジットカード会社にとって信用度が低くなるから。
デポジット型クレジットカードの場合ははじめに保証金を預けてしまうため、その時点で信用度が確定されます。
審査に不安を持っている方にとって、審査に通りやすいのは最大のメリットといえるでしょう。
経費がわかりやすい
法人の場合は経費に関する業務がかなりの負担になります。
現金払いや銀行振込など支払い方法が複数の場合、経費計算が大変です。
一般カードにも共通することですが、デポジット型クレジットカードでの支払いに一本化すれば、利用明細で経費がわかりやすくなります。
経費はすべてデポジット型クレジットカードにまとめることで、経理業務の負担を減らせます。
普通のクレジットカードと同じように使える
デポジットと聞くと特殊なクレジットカードのようなイメージがありますが、実態は普通のクレジットカードと同じです。
違いは保証金を預ける点だけ。
審査に通りやすいにもかかわらず普通のカードと同じように使えるというのは、やはり大きなメリットでしょう。
ショッピング
普通のカードと同じようにショッピングができます。
限度額(保証金の額)を越える買い物はできませんが、提携のお店でショッピングすれば付帯サービスも受けられますし、購入額によってポイントも付きます。
固定費
ショッピングだけでなく、デポジット型クレジットカードで固定費などの支払いもできます。
光熱水費、保険料などの支払いも可能です。
もちろん、メリットがあればデメリットもあるはず。
次は、デポジット型クレジットカードのデメリットも触れておきます。
デポジット型クレジットカードの3つのデメリット
デポジット型クレジットカードにデメリットがあるとすれば、保証金にかかわることです。
主に下記の3つがありますが、クレジットカードを保有したい方にとってはデメリットとは感じられないでしょう。
保証金を用意しなくてはならない
デポジット型クレジットカードを申し込むには保証金が必要です。
この保証金を用意するのが難しい方にとっては、デメリットになります。
ただし保証金といっても数万円~100万円以上までの幅があり、自分の裁量で決めることができます。
保証金の額で限度額が決まる
クレジットカードには限度額という便利な仕組みがありますが、デポジット型クレジットカードの場合は保証金と限度額が同じです。
つまり、保証金が少ない場合は限度額も少なくなります。
少ない保証金しか預けられない方にとっては、デメリットになるでしょう。
急に大きな買い物ができない
少ない保証金で限度額も少なくなった場合、大きな買い物をする必要が出た時にカード利用ができません。
簡単に限度額を増額できない
限度額は保証金の額で決まるため、簡単に限度額の増額ができません。
キャッシングが使えない
急な出費などでお金が必要になった時に便利なのが、クレジットカードのキャッシングです。
しかし、デポジット型クレジットカードではキャッシングが利用できません。
デポジット型のクレジットカードは、ショッピングだけに利用する方に向いています。
次は、一体どのような方にデポジット型クレジットカードが向いているのか、それを探ってみましょう。
デポジット型クレジットカードはこんな方におすすめ
果たして自分にデポジット型クレジットカードは向いているのか、判断できない方もいるでしょう。
ここでは、デポジット型がふさわしい方について説明します。
詳しく見ていきましょう。
なかなか審査に通らない
デポジット型クレジットカードの最大の特徴が、審査に通りやすい点です。
一般カードで審査に通らないのは理由があるからですが、そのような方にはデポジット型クレジットカードがおすすめ。
それぞれの該当するケースについて紹介します。
過去に延滞がある
一般カードでは過去に1度でも滞納したことがあると、審査が通りにくくなります。
このような方にはデポジット型がおすすめ。
収入が不安定
フリーターやアルバイトで生計を立てている方は、毎月の収入が不安定です。
このような方も一般カードでは審査に通りにくいので、デポジット型がおすすめ。
2枚以上のカードを申し込んでいる
一般のクレジットカードを複数枚同時に申し込むと審査に引っかかりやすくなります。
2枚以上のカードが欲しい方は、1枚をデポジット型にしましょう。
債務整理中
借金の支払いができなくなった場合、債務整理といって返済額の減額などの手続きをします。
このような方はクレジットカードの審査に通りません。
債務整理中の方でもデポジット型クレジットカードなら審査に通る可能性があります。
自己破産してしまった
債務整理では追いつかないほど借金が大きい場合、自己破産をすることになります。
当然、このような方は審査に通りません。
自己破産した方にはデポジット型がおすすめです。
初めて申し込む
クレジットカードを初めて申し込む方で審査に通るかどうか不安な方は、デポジット型クレジットカードを申し込むというのも1つの方法です。
デポジット型クレジットカードなら審査に通るからです。
勤続年数が短い
初めての方が審査に通りにくい要素の1つが、勤続年数が短いという点です。
デポジット型なら勤続年数に関係なく審査に通ります。
仕事が安定していない
フリーターやアルバイトで働いている方も、仕事と収入が不安定なので審査に通りにくいです。
このような方もデポジット型に向いています。
審査に通るか不安
勤続年数や仕事・収入が不安定な方は、審査に通るかどうか常に不安な状態に置かれます。
このような不安に耐えられない方は、簡単に審査が通るデポジット型クレジットカードがおすすめです。
では、最後にいよいよおすすめのデポジット型クレジットカードをご紹介しましょう。
デポジット型のおすすめクレジットカード【4選】
デポジット型クレジットカードはまだ数が少ないのが現状です。
その中でもおすすめのカードを4選ピックアップしてみました。
ぜひ、自分に合ったカードを見つけてください。
国内・海外旅行傷害保険付き!ライフカード
デポジット型のライフカードの特徴は、年会費が5,500円(税込)と安い点です。
預ける保証金も50,000円と100,000円の2つのコースがあり、この金額が限度額となります。
限度額が低いので、それほどカードショッピングをしない方におすすめです。
またスマートフォン決済に対応しているので使い勝手にすぐれています。
付帯サービスもあり、国内・海外旅行傷害保険、弁護士無料相談、会員限定の各種優待サービス、ETCカードは年会費無料です。
年会費無料でETCカード発行!ライフカード ゴールド(法人用)
デポジット型ライフカードのもう1つがゴールドです。
年会費が11,000円(税込)の場合は保証金が20万円~90万円。年会費が20,000円の場合は保証金が100万円~190万円となっています。
保証金が高くなりますが限度額も高くなるので、ゴールドは法人向けです。
ゴールドにはショッピングガード保険、空港ラウンジ利用、ロードサービスなどの付帯サービスが付きます。
海外出張や旅行が多い方に適したカードです。
国内旅行券が30%割引!SBS Premium Card(DP)
SBSはライフカードと提携しており、さらに多彩なサービスを付帯したデポジット型クレジットカードです。
SBS Premium Card(DP)は個人向けのカードで、年会費は16,500円(税込)、22,000円(税込)、33,000円(税込)の3種類。
ショッピング利用可能額は、それぞれ10万円、20万円~90万円、100万円~190万円となっており、保証金もそれに対応しています。
付帯サービスは国内・海外旅行傷害保険、航空券割引サービス、海外WiFiルーターレンタルサービスなどがあります。
保証金に余裕のある方は、限度額も大きくなるのでおすすめです。
優待サービスが充実!SBS Premium Card(DPB)(法人用)
同じSBSの法人向けデポジット型クレジットカードです。
年会費は38,500円(税込)、44,000円(税込)、55,000円(税込)の3種類で、ショッピング可能額はそれぞれ、10万円、20万円~90万円、100万円~190万円。保証金も同額です。
限度額が個人用と同じですが、付帯サービスが充実しています。
個人用のサービスにプラスして、宿泊予約割引サービス、コスト削減サービス、求人無料サービス、経理アシスタントサービスなど、事業運営にかかわるサービスが付いてきます。
【番外編】デポジット制度がある!アメリカン・エキスプレス・カード
番外編としてご紹介するのは、世界的ブランドのアメックスカードです。
実はデポジット型クレジットカードとは違いますが、デポジットを利用することができます。
例えば限度額が100万円の場合、デポジットで200万円を預けると、限度額の合計が300万円に増額。
デポジットには上限がなく、極端にいえば、1,000万円でも2,000万円でもデポジットで与信枠を広げられるのです。
また、大きな買い物をしたい時には、デポジットを利用することでカード決済が可能となります。
大きな買い物をカード決済すれば、ポイントも増えるというメリットが。
デポジットが使えるアメックスカードは、次の3種類となります。
- アメリカン・エキスプレス・カード
- アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
なお、アメックスビジネスカードなどの法人カードでもデポジットを利用できます。
まとめ
デポジット型クレジットカードについて紹介しました。
審査に不安がある方にとってはありがたい仕組みのカードです。
個人だけでなく法人用のデポジット型もあるという点は、個人事業主にとっても貴重なカードでしょう。
保証金と限度額が同一金額という点とキャッシングができない点は、デポジット型の限界かもしれません。
しかし審査が通らずにクレジットカードを持てない不利な状況を考えたら、デポジット型クレジットカードの存在は大いに歓迎すべきです。
色々な事情でクレジットカードが持てない方にとって、デポジット型クレジットカードは申し込んでみる価値のあるカードです。