クレジットカードに保証人は必要ない!学生や主婦おすすめクレジットカード

クレジットカードをはじめ、カードローン、銀行・消費者金融での借金など、もしもの時にお金を借りる手段は数多くあります。
この記事を読んでいる方の中には、お金を借りる際には「保証人が必要」と漠然としたイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
クレジットカードを作る際、あるいはクレジットカードでお金を借りる際に保証人が必要なのか知りたいと思いませんか?
この記事では、保証人が必要なのかといった疑問が解決するのはもちろん、クレジットカードとカードローンの違い、学生や主婦でも作りやすいクレジットカードは何かなども分かるようになっています。
この記事を最後まで読めば、「クレジットカードを作るのが初めて」といった初心者でも安心して申込むことができるはずですので、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
クレジットカードには保証人は必要ありません
結論から先に言えば、クレジットカードを作る際にも、クレジットカードでお金を借りる際にも保証人は必要ありません。
この章では、クレジットカードの申し込みから利用開始までの仕組みや流れを詳しく見ていきましょう。
また、未成年の人や主婦の方が申し込む際に必要なものについても解説していきます。
クレジットカードはカード会社の審査によって発行可能
クレジットカードは申し込んだ人の属性を各カード会社が審査して、審査に通った場合に利用することができます。
属性は年齢や性別といった基本情報の他に、以下のような情報のことを言います。
- 職業
- 就業形態(正社員、自営業、派遣社員、パート・アルバイトなど)
- 収入
- 勤務先の規模(従業員数、上場企業、未上場企業など)
- 居住年数
- 居住する家の種類(持ち家、賃貸マンション、賃貸アパートなど)
- 配偶者の有無
- 同居している家族の人数
これ以外にもさまざまなものがありますが、代表的なものはこちらになります。
これらの情報を複合的に審査して、クレジットカードを発行するかどうかを判断します。
未成年者の場合、親権者による同意が必要
未成年の人がクレジットカードを作る場合には、親権者の同意が必須です。
これはいくら正社員として就職していて、年収が多い未成年でも関係ありません。
どのような属性を持とうとも、未成年のうちは親の同意が必要になります。
どうしても親に内緒でクレジットカードを作りたいという未成年の人は、残念ながら成人する日を待つしかありません。
さて、ここまで読んできた人の中には「親の同意ってどういうものなの?」という人や「そもそも保証人って何?」という人もいるのではないでしょうか。
ここではまず、親権者の同意、保証人とはどのような存在なのかを見ていきましょう。
保証と同意は違います
クレジットカードの申し込みにおいて、「保証」と「同意」はよく使われる言葉ですが、その中身は大きく異なります。
同意は文字通り、未成年者が契約することに同意したことを証明するものです。
同意をする際には、氏名、年齢、住所、年収などを申告する必要がありますが、申込者が万が一返済不能になったとしても代わりに返済する義務は生じません。
カード会社が未成年者に親権者の同意を求める背景には、「保護者の同意なしに未成年者が契約した場合、その契約を取り消すことができる」という民法上の決まりがあるからです。
保証人の正しい意味
それでは、保証人とは一体どういった存在なのでしょうか。
保証人は、同意人とは異なり契約者が滞納したり、返済ができないという状況に陥った場合、本人に代わって返済しなければなりません。
クレジットカードには保証人は必要ありませんが、大きな金額を借り入れる際には保証人が必要になる場合がほとんどです。
友だちだから、お世話になったからと安易に保証人になると後々大変なことになってしまう恐れもあります。
もしあなたが保証人を頼まれた場合には、慎重に判断してください。
- 同意=同意するだけで、返済の義務は生じない
- 保証=本人に代わって、返済の義務が生じる
似たような言葉ですが、返済の義務で大きく異なるためしっかり認識しておきましょう。
専業主婦の場合、配偶者の年収なども申告する
専業主婦の場合にも、基本的には配偶者の同意なしにクレジットカードを申込むことはできません。
金利が比較的低いとされている銀行系クレジットカードや大手クレジットカード会社の中には、主婦の申し込みは不可とされている場合も少なくありません。
また、主婦の申し込みを受付けているクレジットカードでも、配偶者の同意と配偶者の勤務先、年収、勤続年数などを申告する必要があります。
ここまでで、”未成年や主婦がクレジットカードを作る際に必要なこと”が整理できたのではないでしょうか。
次からは、未成年の学生や収入がない専業主婦でも作りやすいクレジットカードを紹介していきます。
学生や専業主婦でも作りやすいクレジットカード
この章では、学生や専業主婦でも比較的審査が通りやすいクレジットカードを3つ紹介していきます。
過去にほかのクレジットカードを申し込んで審査に落ちてしまったという人はぜひ参考にしてください。
楽天カード
楽天カードは、年会費永年無料で、日本版顧客満足度指数(JCSI)調査では8年連続で顧客満足度調査がNo.1というクレジットカードです。
「主婦でも作れるカード」をウリのひとつにしていて、専業主婦も歓迎しています。
楽天での買い物はもちろん、コンビニやデパート、飲食店、ガソリンスタンドでもポイントが貯まります。
ポイント重視でクレジットカードを選びたい人には、楽天カードは最適なクレジットカードのひとつです。
また楽天トラベルは還元率が4%となり、楽天をよく利用する人には特に向いているカードです。
エポスカード
エポスカードは、年会費無料で最短即日発行即日融資も可能で、主に学生に人気のクレジットカードです。
学生や若い世代に特に人気な、ファッションビルの「マルイ」と提携していることでも知られています。
年に何度かマルイの商品が10%オフになる、エポスカード限定の期間が設定されています。
全国に7,000以上の店舗で優待や割引があり、さらに海外旅行傷害保険が自動付帯されているので、持っているだけでもオトクなクレジットカードと言えるでしょう。
なお即日発行してもらいたい場合には、マルイの店頭まで出向く必要があります。
エポスカードはマルイをよく利用する学生や、若い世代に特に向いているクレジットカードと言えるでしょう。
イオンカード
イオンカードは大手スーパーマーケット「イオン」が発行するクレジットカードです。
毎月20日、30日はイオンでの買い物代金5%オフ、イオンでのショッピング100円につき1ポイント貯まるなど、普段イオンでの買い物が多い方はぜひ持っておきたいカードです。
もちろん、年会費は無料です。
特にイオンを毎日利用する、または食料品や日用品の購入はほとんどイオンという主婦の方はとてもポイントが貯まりやすいので、おすすめです。
ここまで、収入がない専業主婦や未成年の学生でも審査に通りやすいクレジットカードについて見てきました。
次は、買い物にカードを使うというよりは、カードでお金を借りたいという人向けにカードローンの情報をまとめました。
早速見ていきましょう。
カードローンの場合も保証人はいらない
クレジットカードは、買い物や飲食代などで現金を持たなくとも支払うことができるカードです。
一方カードローンは、現金が必要な際にお金を貸し付けてくれるというカードです。
この章では、カードローンに保証人が必要かどうかを中心に、カードローンとはどういった特徴を持つサービスなのかについて詳しく見ていきます。
カードローンも基本的に保証人なしで借りられる
カードローンもクレジットカードと同様に、基本的には保証人が必要ありません。
カードローン各社のホームページやパンフレットなどを見ても、「保証人必要」というカードローンを見つけるのは非常に難しいです。
ほぼすべてのカードローンで保証人が必要ないと考えておいて問題ないでしょう。
カードローンで保証人が必要なのは非常に稀
ただし、非常に稀ではありますが、保証人が必要なケースもあります。
「保証人なし」では審査に通過できないのは、多くの場合以下のいずれかがその理由になります。
- 返済能力に不安がある
- 過去に延滞や遅延などの金融事故を起こしている
上記のような場合にはカードローンの審査自体が通らないことがほとんどですが、保証人を付けるという条件付きで審査が通る場合もあります。
クレジットカードでもキャッシングは可能
この章ではここまで、「カードローンでお金を借りる」ということを中心にお話ししてきましたが、クレジットカードでもお金を借りることができます。
クレジットカードには買い物代や飲食代が支払える「ショッピング枠」のほかに、現金を借りることができる「キャッシング枠」がついています。
キャッシングとは、限度額内であれば自由にお金を借りたり返済したりできるシステムです。
初回の申し込みでのキャッシング枠は各社によってバラつきがありますが、10万円までというところが多いといった印象です。
「10万円では足りない」、あるいは「10万円もあると簡単に借り入れてしまいそうで怖い」といった人は、キャッシング枠の増減もできるので各クレジットカード会社に問い合わせてみてください。
さて、ここまでカードローンでお金を借りる際に保証人は必要なのかということとクレジットカードでの現金の借り入れについて見てきました。
次は、クレジットカードで支払いをすることのメリットについてお話ししていきます。
クレジットカードは保証になるメリットもある
クレジットカードでの支払いには「現金が必要ない」「支払いが分割できる」「実際の支払いを遅らせることができる」「ポイントが貯まる」「保険が付帯される」などといったたくさんのメリットがあります。
ですが、実はそれ以外にもあまり知られていないメリットがあります。
この章では、そういったあまり知られていないクレジットカードを使うことのメリットをお話ししてきます。
家賃支払など、クレジットカードが保証人代わりになる
クレジットカードで家賃支払いをすると、カード会社が保証人になってくれるというサービスがあります。新しいアパートやマンションに引っ越す際、必要となるのが保証人です。
「引っ越したい場所は決まったけれど保証人を頼める人がいない」といった経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
オリコカードやエポスカードでは、クレジットカードで月々の家賃支払いをする人を対象に保証人を代行してくれるというサービスを提供しています。
保証人探しが困難な人にとってとてもうれしいサービスです。
ただし保証人代行サービスを利用するには、各カード会社と提携している不動産会社で契約する必要があるため注意が必要です。
ホテルなどでは保証金代わりになる
ホテル代金をクレジットカードで支払うと、クレジットカードが保証金代わりになります。
日本ではあまり馴染みのないホテルの保証金ですが、海外では約90%の宿泊施設で、デポジットと呼ばれる保証金を支払う必要があります。
現金で保証金を支払う場合、宿泊費と同等か、場合によってはそれ以上の現金を支払う必要があるケースがあります。
もちろん部屋の破損や鍵の紛失などなく、きちんと宿泊して精算をした場合には、その差額分は返金されます。しかし、海外で多額の現金を用意して持ち歩くのは大変危険です。
クレジットカードで保証金を支払う場合、まずチェックイン時にクレジットカードを提出して保証金を支払います。
その後チェックアウトの際にもう一度クレジットカードを提出して、保証金をキャンセルして宿泊代金を支払うという流れになります。
保証金の額も現金で支払う場合よりも安い金額です。
ただし、精算の際に保証金がきちんとキャンセルされているかをきちんと確認することは忘れてはいけません。
これを怠ると悪質なホテルなどで二重取りの被害にあう可能性もありますので、注意しましょう。
まとめ
この記事では、クレジットカードを作る際に保証人が必要なのかどうかを知りたい人に向けて、クレジットカードの仕組みから、カードローンにも保証人は必要ないということを詳しくお話ししてきました。
また、審査が通りにくいとされている収入のない主婦の方や未成年の学生でも、比較的審査が通りやすいクレジットカードについても解説してきました。
今やクレジットカードは数え切れないほどの種類が発行され、それぞれに特徴やメリットがあります。
それだけにクレジットカードを申込む際には、自分に一番ピッタリなものを選びたいところです。
この記事を参考に、あなたに最適で後悔のないクレジットカード選びをしてください。