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クレジットカードの支払いができないときに!緊急時にも必ず役立つ知識

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クレジットカードの支払いができないときに!緊急時にも必ず役立つ知識
クレジットカードの支払い
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クレジットカードは、利用してから1~2か月後に指定口座から引き落としされますが、計画的に利用していなかった場合「払えない!」という事態に陥ってしまいます。

また、払えない状態が続くと、「延滞金や利子が発生してしまうのでは…」「クレジットカードの利用自体ができなくなってしまうのでは…」と不安になりますよね。

今回は、クレジットカードが支払いギリギリに払えなくて解決策を知りたいという人や、クレジットカードをどうしたら計画的に使えるのか分からないという人に向けて、アドバイスをします。

緊急でも役に立つ情報をご紹介しますので、諦めるのではなく、何らかの対策をとるようにしましょう。

そもそも自分のカードの支払日がいつか分からない!という方は、以下の記事も参考にしてみて下さい。

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クレジットカード利用分が支払えないときにするべき手順

クレジットカードの利用分が支払えないときは、手順を踏んで対策を立てることが大切です。

まずは上から順番に

という対策をとりましょう。

この章では、これらの項目について具体的にアドバイスしていきます。

新井智美

新井智美 / トータルマネーコンサルタント

年間、100本以上の記事執筆や監修を行っていますが、同じタイトルの記事でも、その時の経済情勢や法改正などで、内容は日々変わっていきます。『かかりつけのお金と人生の相談者』いうスタンスを大切に、最新かつ正確な情報をお届けすると共に、読者にとって「わかりやすい」記事を提供することを心がけています。

【専門家の解説】

クレジットカードを日常的に利用している場合、高額な利用が続いた際にはクレジットカード利用金額の引き落とし日に口座にお金を用意できないことも考えられます。
そのような事態に陥った際に絶対やってはいけないのは、そのまま放置しておくことです。


クレジットカードの利用分が支払えないことが分かったら、早めにクレジットカード会社に連絡を入れ、指示を仰ぐようにしてください。
その際には、返済する意思があることをしっかりと伝えることが大切です。
その上でいつまでなら返済できるかを分かっている範囲で伝え、可能な手続きを取るようにしましょう。

利用明細を請求書や会員サイトで確認する

クレジットカードの請求金額が払えないと思ったとき、最初にすることは請求金額を確認することです。払えない額が具体的にいくらなのかを知ることで、そのお金をどうやって用意したほうがいいのかが見えてきます。

また、もしかしたら払えないと思っていても、請求額を確認したことで、意外と払える金額だったと分かるかもしれません。

請求金額はクレジットカードの会員サイトでチェックしましょう。何月何日にいくら口座から引き落とされる予定なのかが掲載されているはずです。

口座の引き落としは、クレジットカードを利用してから1~2か月後です。そのため、利用金額を忘れている人も多いので、必ず請求金額を確認するようにしてください。

後からボーナス一括払いに変更できるか確認する

クレジットカードのスケジュールをチェックする

手持ちのお金で支払えない場合は、後から「ボーナス一括払い」に変更できないかチェックしましょう。

ボーナス一括払いとは、年2回のボーナス月に一括して支払う方法で、金利や手数料もかからないのでおすすめです。ただ、すべてのカード会社にあるわけではないので、会員サイトで確認してください。

最初からボーナス一括払いに設定していなくても、カードを利用した後で支払方法を変更できるケースがあります。もし変更できるようならボーナス一括払いにしましょう。これで、払えないという事態を乗り切ることができるはずです。

後からリボ払いに変更できるか確認する

ボーナス一括払いにできない人や、そもそも勤め先からボーナスが出ないため将来的にお金が用意できない人は、リボ払いに変更することを検討しましょう。

リボ払いは、利用金額にかかわらず、毎月の支払金額をほぼ一定にする支払方法です。月々の支払額はクレジットカード利用額(元金)に手数料が上乗せされて請求されるので、金利を支払うことになりますが、支払えないというピンチを切り抜けることができます。

リボ払いにしたとき、月々の支払金額を低めに設定してしまうと長期に渡って金利を支払わなくていけませんが、上限額をなるべく高めに設定したり、早く繰り上げて支払えばダメージは少ないです。

リボ払いに設定していなかった場合でも、後からリボ払いに変更できるクレジットカードが多いので、会員サイトをチェックして、支払い方法を変更できるときは切り替えましょう。

リボ払いに関しては「クレジットカードのリボ払いの仕組みとは?図式でどこよりも簡単に解説」の記事も参考にしてみてくださいね。

クレジットカード会社に連絡をする

Business people with headsets using computers

ボーナス一括払い、リボ払いに変更しても払えそうにない場合は、クレジットカード会社に連絡してください。具体的な解決策を教えてもらうことができます。

クレジットカードの裏面には、カード会社の問い合わせ電話番号が記載されているので、そこにかけてみてください。素直に払えない旨を説明すれば、電話口で怒られることはないのでご安心を。

カード会社のオペレーターが一般的な解決策を教えてくれます。また、電話したときに、「いつまでならお金を用意しできそうか」と聞かれる場合があるので、電話をする前に返済できそうな日を考えておくと、やり取りがスムーズです。

「払えないなんてかっこ悪いから、電話したくない!」という気持ちも分かりますが、実際に払えないのに黙っているのも社会人として信用を失います。

カード会社に連絡をして真摯に対応することが重要です。

いつまでに支払えるかどうか見立てる

ここまで、ボーナス一括払い、リボ払い、クレジットカード会社に連絡をして解決策を聞くという方法をご紹介しましたが、具体的にいつまでなら支払えるか計画を立てることが大前提です。

今すぐに払えないのなら、「いつまでに払えるのか」考えてみましょう。

ボーナスのある人は、ボーナス一括払いで乗り切ることができますし、そうでないならリボ払いで対応できるでしょう。

支払方法を変えることができなかった人や、カード利用金額が多くて支払方法を変更しても支払いが困難という場合は、カード会社に連絡してください。

具体的にいつ支払えるのか見立てることで、最善の策が見えてきます。ぜひ計画を立てることを忘れないようにしてください。

どうしても支払えないときにお金を用意する方法

Portrait of redhead women in red glasses with money on blue background

クレジットカードの支払方法を変更したり、カード会社に支払期日を伸ばしてもらうなどの対策をとっても、自分ではお金を用意できない場合があります。ここでは、そんなときにどうすればいいのかご紹介します。

主な対策として挙げられるのは、

ということです。

自分に支払い能力がないときは、他者を頼るという方法を考えていきましょう。

新井智美

新井智美 / トータルマネーコンサルタント

年間、100本以上の記事執筆や監修を行っていますが、同じタイトルの記事でも、その時の経済情勢や法改正などで、内容は日々変わっていきます。『かかりつけのお金と人生の相談者』いうスタンスを大切に、最新かつ正確な情報をお届けすると共に、読者にとって「わかりやすい」記事を提供することを心がけています。

【専門家の解説】

お金を用意するために一時的にカードローンを利用する方法もありますが、その場合はできるだけ無利息期間があるカードローンを選ぶことをおすすめします。
無利息期間のうちにお金が用意できることが分かっていれば、利息分の負担を削減できるでしょう。


お金の用意は、引き落とし日までにある程度の期間がなければ行えません。
引き落とし日に口座にお金がないことが分かっても、すぐに別の方法でお金を用意することはなかなか難しいでしょう。
そのためにも、クレジットカード会社の会員サイトなどを定期的にチェックする習慣をつけておきましょう。
そうすれば、引き落とし日までにお金が用意できないと分かった時に、早めに対処できます。

低金利のカードローン

どうしてもクレジットカードの利用分が支払えない人は、低金利のカードローンを利用することを検討してみてください。カードローンの中には、リボ払いの金利よりも低い金利でお金を貸してくれるところもあります。

カードローンの金利がリボ払いの金利よりも低ければ、リボ払いにするより手数料を抑えることができます。

ただし、カードローンでお金が借りるようになると、癖になってしまう人がいます。あくまでクレジットカードの利用分を支払うための一時的な策と考えるようにしましょう。

カードローンでお金を借りた場合も、返済計画を立てて、計画的に利用することを忘れないでください。

家族に相談できないか

クレジットカードの利用分が支払えないとき、家族に相談するのが一番身近な解決方法です。家族が一時的に立て替えてくれるかもしれません。

クレジットカード利用分が支払えなくて家族に助けてもらうのは申し訳ないと思うかもしれませんが、カードローンが癖になって、借金を膨らませるより健全です。

正直に話して、これからはクレジットカードの利用を控えることを約束するなど、反省の態度を示しましょう。そして、家族とはいっても、お金を立て替えてくれた場合は、いつまでになら返せるかということも話しておきましょう。

身内でも、返せる期日を率先して話しておいたほうが、今後の信頼関係を維持していくうえで重要です。

このように、家族に素直に相談することで解決する場合もあるので、家族に相談できないか一度考えてみてください。

絶対ダメ!困ったときにやってはいけないこと

NOの看板を掲げる人

ここでは、クレジットカードの利用分が支払えないときでも、絶対にやってはいけない方法をご紹介します。どうにか手元に現金を用意しようと思って、逃げ道として利用してしまうのが、

という2パターンです。

クレジットカードの現金化は、いざというときの解決方法としておすすめしている業者や個人もいますが、違法性があるので危険です。また、友人の支払分をカードで立て替えて現金化しても、結局は支払いのツケはすべて自分に回ってくるので解決策になっていません。

この章では、困ったときにやってはいけないことをご紹介しながら、生活水準を見直すことの大切さについても解説します。クレジットカードを快適に利用し続けていくために、ぜひ目を通してみてください。

クレジットカードの現金化は絶対ダメ

クレジットカードの現金化とは、「クレジットカードのショッピング枠を換金すること」です。

業者が個人に特定の商品を購入させて、商品を買い取るという形で手数料を差し引いた額を現金で渡すという仕組みになっています。

しかし、換金目的でカードを利用するのは、カード会員規約に違反し、クレジットカードが利用停止になってしまうほか、犯罪やトラブルに巻き込まれてしまうケースもあります。

例えば、クレジットカード現金化業者の取り分が2割だった場合、1か月にかかる手数料が2割というのは、どのような金融機関と比べても法外に高く、リスクが高すぎます。

トラブルに巻き込まれないためにも、クレジットカードの現金化は安易に検討しないようにしましょう。

クレジットカードのショッピング枠を現金化しても、カード利用分の返済義務は残っていますし、渡された現金と立て替え金との差額を考えれば、高金利な借金をしてしまったとも言えます。

すぐに現金がほしいと思っても、クレジットカードの現金化は絶対にやめましょう。

そもそも現金化とは何か分からない!という方は、以下の記事を読んでみて下さい。

友人の支払分をカードで立て替えて現金化するのはダメ

友人が買い物をしたときの支払いを自分のクレジットカードで立て替えて、現金をもらうという方法もおすすめできません。

クレジットカードで立て替えれば、手元に現金が手に入ります。しかし、結局はまたクレジットカードの支払いがやってくるので、自転車操業のような形になるのです。

例えば、飲み会などで幹事をつとめて、みんなの支払いをクレジットカードで支払えば、現金を手にでき、お金がない給料日前などは非常に助かるかもしれません。

ポイントも貯まって一石二鳥のように感じますが、癖になってしまうと、立て替えてはカードの支払いに追われるという悪循環を繰り返してしまいます。

クレジットカードで立て替えをするのは簡単ですが、結局は自分の首を絞めることになります。立て替えによる現金化もやめましょう。

生活水準を落とさないのはダメ

クレジットカードを利用して、支払期日までに支払えない人は、生活水準を落とすことを考えてみましょう。

クレジットカードは、手元に現金がない場合も買い物ができるので、気持ちが大きくなって、自分の欲望のままにほしいものを買ってしまいがちです。ほしいものを買うのではなく、必要なものを厳選して買うようにして生活を改めましょう。

どうしてもクレジットカードを持っていると使ってしまうという人は、一定期間、クレジットカードを使わない生活をしてみるのもアリです。現金で支払うことによって、今までどれだけ散財していたのかが分かるようになるでしょう。

クレジットカードを利用するときも、現金を払う感覚で使用すれば、使いすぎてしまうということがありません。口座の残額を大まかでいいので把握しておけば、今月はあとどれくらい買い物ができるというのが見えてきます。

収入に見合わない額の支出がある人は、一度生活水準を下げることを検討してみましょう。

本当に最後の手段!債務整理

不安そうな夫婦

ここまでにご紹介してきた方法を試しても、どうしても支払えないという場合は、最終手段です。債務整理を行ってください。

クレジットカード会社と交渉をして、今後のリボ払いの金利を下げてもらったり、支払期日を延期してもらったり、月々の返済額を引き下げてもらうことなどが可能になります。

例えば、借入総額が250万円、毎月の返済額が136,000円だった方は、債務整理によって月の返済額が32,000円になった事例があります。債務整理をする場合は、弁護士や司法書士事務所など、債務整理を専門としているプロに相談してみましょう。

債務整理をするときは、金利を払いたくないから行うのではなく、支払いが困難になったときのみ行うようにしてください。

債務整理をすると、信用情報にマイナスの評価がつくので、今後クレジットカードを発行するのが難しくなったり、借り入れが一定期間できなくなるというデメリットが生じます。

そのため、債務整理は最終手段と考えるようにしましょう。

まとめ

今回の記事ではクレジットカードの利用分が支払えないときの対処方法についてお話ししました。再度、ポイントをまとめます。

1. クレジットカードの請求額が払えないときは、以下の手順を踏む

  • 利用明細を請求書や会員サイトで確認する
  • 後からボーナス一括払いに変更できるか確認する
  • クレジットカード会社に連絡をする

2. いつまでに支払えるのか、プランを立てる

3. どうしても支払えないときは、以下の対策をとる

  • 低金利のカードローンを利用する
  • 家族に相談する

4.請求額が支払えなくて困っていても

  • クレジットカードの現金化は絶対ダメ
  • 友人の支払分をカードで立て替えて現金化もダメ

5.クレジットカードの債務処理は最終手段

クレジットカードの利用分が支払えないときは、まずはクレジットカード会社に連絡するなどの行動を起こすことが大切です。

いつまでになら払えるかを考え、万一払えない場合は、低金利のカードローンや家族に頼るようにしましょう。そして、毎月のクレジットカードの使い方や利用金額も身の丈に合っているかどうかを見直すようにしてください。

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