高還元率のおすすめクレジットカード5選!ポイントが貯まりやすい使い方も紹介します【2021年最新】
監修者:クレジットカード専門家 菊地崇仁
クレジットカードを利用する1番大きいメリットと言えば、ポイントが貯まることですよね。
すでに何枚かクレジットカードを持っている方の中にも、
- 自分にとって1番ポイントを貯めやすいクレジットカードを見つけたい。
- 今よりもっと高還元率のクレジットカードを知りたい。
と考えている方が多いのではないでしょうか。
実際に、ナビクレにて行ったアンケートでもポイント還元率の高さを重視する人が最も多いという結果が出ました。

ポイント還元率の高いカードが欲しいという方にぜひ注目していただきたいのが以下のポイントです。
また、「ポイントが高還元のクレジットカードは年会費が高いのでは・・・?」と思う方もいるかもしれませんが、 年会費無料でも高還元を誇るカードはたくさんありますよ。
今回は、年会費が永年無料のカードの中から、還元率が高いおすすめクレジットカードを厳選して5枚ご紹介します。
使い方によっては、1年間に数万円分のお得が手に入るかもしれません!
また、もし「クレジットカードでマイルを貯めたい!」という方がいらっしゃれば、以下の記事を参考にしてみてください。
この記事の目次
- 還元率の高いお得なカードを選ぶための4つのポイント
- 高還元率と呼ばれるカードはポイント還元率1%以上!
- 日常的に利用する特定店舗で還元率の上がるカードは更にお得!
- 最低ポイント付与額は100円以下が貯めやすい
- ポイントが活用出来てこそお得な高還元率クレジットカード!
- 【2021年最新】高還元率のお得なおすすめカードTOP5!
- リクルートカード
- Booking.comカード
- dカード
- オリコカード THE POINT
- 楽天カード
- 特典を利用してさらに高還元率になるゴールドカード
- ドコモユーザー必見!dカード GOLD
- 楽天ゴールドカード
- 高還元率カードを利用する際の4つの注意点
- 年会費を無料でおさえるための条件をチェック
- 還元率や交換レートが変わらないかチェック
- 何に交換できるかを確認する
- リボ払いの条件は利用金額の管理に注意
- FAQ(よくある質問)
- ポイント還元率が高いのは何%から?
- 貯まったポイントは何に使えるの?
- ポイント還元率が上がることはあるの?
- まとめ
還元率の高いお得なカードを選ぶための4つのポイント
そもそもポイント還元率とは、
「クレジットカードの利用金額に対して得たポイントをお金(キャッシュバックや金券など)にすると何円相当か」という比率を表したものです。
この、ポイント還元率の高いカードを選ぶために意識したいのが以下の3つのポイントになります。
また、クレジットカードを本当にお得に使うためには、
も意識すべき一つのポイントです。
高還元率と呼ばれるカードはポイント還元率1%以上!
一般的にポイント還元率が高いか低いかは以下の基準でレベル分けすることが出来ます。
ポイント還元率 | レベル |
---|---|
0.5% | 普通 |
0.75% | やや高め |
1.0% | 高め |
1.2%~1.5% | かなり高め |
特定の条件下での還元率の上下を含まない「標準還元率」が1.0%以上であれば、高還元率カードといえるでしょう。
日常的に利用する特定店舗で還元率の上がるカードは更にお得!
クレジットカードには、特定のお店やサービスで標準還元率より更に高いポイント還元を受けることが出来るものがたくさんあります。
したがって、自分の利用しない店舗でのみ還元率が高いカードを選んでしまうと、他のカードを選ぶより損をする可能性があるのです。
上の例でいくと、Aさんは楽天系のサービスで還元率が高い楽天カードよりも、Amazonで還元率がアップするJCB CARD Wを作ったほうが、たくさんポイントを貯められそうですよね。
現在、以下のお得なキャンペーンを実施中です。ぜひこの機会に活用してみてください。
【対象期間】:2021年3月31日(水)カード入会(発行)分 ※1: 上限金額5,000円
※2:インターネットからの申込対象
対象期間:2021年3月31日(水)カード入会受付分まで(2021年4月30日(金)カード入会(発行)分まで)
先程ご紹介した標準還元率に加えて、「どこで使うとお得なカードなのか?」は確認するようにしましょう。
最低ポイント付与額は100円以下が貯めやすい
クレジットカードでポイントを貯める際に、意外と重要なのが、
最低いくらでポイントが付与されるのか
です。
例えば、
- 1000円につき10円分のポイント付与のカード
- 100円につき1円分のポイント付与のカード
があったとします。
例えば「1,500円」の買い物をしたとして、
①のカードでは「10円分」のポイント、②のカードでは「15円分」のポイントが貯まります。
たった5円分といえど、回数を重ねれば大きな違いになりますよね。
ポイントを上手に貯めたい方は、最低ポイント付与額は100円以下のカードを選ぶことをおすすめします。
ポイントが活用出来てこそお得な高還元率クレジットカード!
せっかく高還元率のクレジットカードを作ってたくさんポイントを貯めたとしても、そのポイントが使い辛くては意味がありませんよね。
そこで、本当にお得なカードを作りたい方はそのカードで貯めたポイントが、どこで何に使えるのかまで注目すると良いでしょう。
おすすめは、
- ポイントをカード利用額に充当(キャッシュバック)できるクレジットカード
- 1ポイント=1円として買い物に利用できるクレジットカード
など、誰にでも活用できる方法で還元されるクレジットカードです。
ポイントの使い方に関しては、以下の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
ここまで還元率の高いカードの選び方について解説してきました。では、次に本題の高還元率でおすすめのクレジットカードを紹介していきます。
【2021年最新】高還元率のお得なおすすめカードTOP5!
今回は、年会費が永年無料で、ポイント還元率ついて評判のいいクレジットカード11枚の中から、
- 通常還元率の高さが1.0%以上であること
- 最低ポイント付与額が100円以下であること
- ポイント交換先の実用性が高いこと
を基準に比較し、特にポイントを貯めやすいカードTOP5を選定しました。
カード |
基本還元率がNo.1! ![]() |
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![]() |
![]() THE POINT |
![]() |
---|---|---|---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 |
基本還元率 | 1.2% | 1.0% | 1.0% | 1.0% | 1.0% |
付与される ポイント |
リクルートポイント Pontaポイント |
キャッシュバック |
dポイント | オリコポイント | 楽天ポイント |
最低ポイント 付与額 |
100円 |
100円 | 100円 | 100円 | 100円 |
ポイントの 使い道 |
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こんな場面で 更に還元率UP |
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リンク |
それぞれのクレジットカードについて以下を紹介しますので、比較検討しながら自分に合ったクレジットカードを見つけてみてください。
- 標準の還元率と最低ポイント付与額
- 還元率がさらにUPするお店・サービスや条件
- ポイントの使い道
- ポイントの期限
特に、普段使うサービス・お店でポイント還元率が高いカードを選ぶのがたくさんポイントを貯める秘訣なので、「還元率UPのお店・サービス」も要チェックです。
リクルートカード
ホットペッパーを運営する「リクルート」が発行する、年会費永年無料のクレジットカードです。
今回ご紹介する中でも、基本還元率の高さが1番高いカードです。
リクルートカードの年会費と還元率
年会費 | 永年無料 |
---|---|
標準のポイント還元率 |
1.2% 100円につき1.2ポイント 1ポイント=1円相当 (1ヶ月の利用金額から換算) |
貯まるポイントの種類 | リクルートポイント |
貯まるポイントの有効期限 | 最後にポイントが加算された日から12ヵ月後の月末まで |
還元率UPの条件
リクルートが運営するネットサービスでの利用で還元率が上がります。
サービスの事例 | 追加ポイント | ポイント還元率 |
---|---|---|
ポンパレモール | +3.0% | 4.2% |
じゃらん | +2.0% | 3.2% |
ホットペッパー | +2.0% | 3.2% |
ホットペッパービューティー | +2.0% | 3.2% |
基本還元率1.2%と元々還元率が高いクレジットカードである上に、誰もが1度は利用するであろうネットサービスにて還元率がUPするため、どんな方でもポイントを貯めやすいカードと言えるでしょう。
ポイントの使い道
リクルートポイントは、以下のようなサービスで1ポイント1円分として利用することが出来ます。
- じゃらん
- ポンパレモール
- ホットペッパー
- じゃらんゴルフ
- ホットペッパービューティー
- Oisix
また、リクルートポイントはPontaポイントに交換することも可能です。Pontaポイントは、以下の提携店舗での支払いにおいて、1ポイント1円分として利用が可能です。
- LAWSON
- ケンタッキーフライドチキン
- 高島屋
- ライフ
- すき家
- シェル など
Pontaポイントが使えるお店をもっと知りたい方はコチラをご確認ください。
リクルートカードはこんな方におすすめ
- どんな場面でも還元率が高いカードを選びたい方
- リクルート系列のサービスをよく利用する方
- Pontaポイントの系列店をよく利用する方
上記に当てはまる方は、リクルートカードを作って損をすることはまず無いでしょう。
Booking.comカード
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- 分割払い
- ETC
- Booking.com予約の宿泊支払いで最大6%還元
- 最大3,000円キャッシュバック実施中!
- 年会費永年無料!
Booking.comカードは、その名の通り旅行によく行く方にとってポイントが貯めやすいカードであることはもちろん、実は面倒くさがりの方にもおすすめの1枚です。
Booking.comカードの年会費と還元率
年会費 | 永年無料 |
---|---|
標準のポイント還元率 | 1.0% 100円につき1ポイント 1ポイント=1円相当 (1ヶ月の利用金額から換算) |
貯まるポイントの種類 | キャッシュバック |
貯まるポイントの有効期限 | ポイントを獲得した月から10ヶ月後の月末まで |
還元率UPの条件
オンライン旅行予約サイトである「Booking.com」で利用すると、ポイント還元率が1.0%からなんと6.0%に跳ね上がります。
利用シーン | 還元内訳 | 還元率 |
---|---|---|
普段の利用 | 月の利用金額の合計100円につき1ポイント | 1.0% |
Booking.comでの利用 | 上記 + 宿泊額100円につき5ポイント(※) |
6.0% |
※Booking.com経由で予約し、現地でカード払いした場合
普段からよく旅行に行かれる方は、予約をBooking.com経由にするだけでザクザクポイントが貯まるため、このカードを持つことをおすすめします。
ポイントの使い道
Booking.comカードで貯まったポイントは、自動的にカード利用代金からキャッシュバックされる仕組みとなっています。
1月末日までに2,000ポイントが貯まっている場合
→2月のカード利用代金から自動的に「2,000円分」が差し引かれます。(※)
※もし2月にカードの利用がない場合は、支払口座に2,000円が振り込まれます。
ポイントを交換する先を選んだり、こまめに交換するのが面倒くさい方にとっては、最も無駄のないポイント活用法と言えます。
Booking.comカードはこんな方におすすめ
- Booking.comのサイトをよく利用する方
- よく旅行に行く方
- 意図的にポイントを使うのが面倒くさい方
普段から、せっかく貯めたポイントをよく失効させてしまう…という方は、ぜひBooking.comカードを使ってみてください。
dカード
ドコモユーザーなら必見!携帯電話料金でポイントが貯まるクレジットカードです。
dカードの年会費と還元率
年会費 | 永年無料 |
---|---|
標準のポイント還元率 | 1.0% 100円につき1ポイント 1ポイント=1円相当 (クレジットカード利用ごとに換算) |
貯まるポイントの種類 | dポイント |
貯まるポイントの有効期限 | ポイントを獲得した月から48ヶ月後の月末まで |
還元率UPの条件
dポイントの加盟店(d POINT CLUB)で利用すると、通常のポイント還元率1.0%からさらにポイント還元率がUPします。
加盟店の事例 | 還元内訳 | 還元率 |
---|---|---|
マツモトキヨシ | 支払いで100円につき1ポイント + 提示で100円につき1ポイント + 特約店ボーナスで100円につき2ポイント |
4.0% |
高島屋 | 支払いで100円につき1ポイント + 提示で100円につき1ポイント + 特約店ボーナスで200円につき1ポイント |
2.5% |
マクドナルド | 支払いで100円につき1ポイント + 提示で100円につき1ポイント |
2.0% |
ポイントが貯まりやすくなるd POINT CLUB加盟店一覧はコチラを参考にしてください。
ポイントの使い道
dポイントの使い道はかなり幅広く存在し、d POINT CLUB加盟店でのお買い物の支払いにそのまま利用するもよし、マイルはもちろん商品との交換も可能です。
- マツモトキヨシ
- LAWSON
- FamilyMart
- マクドナルド
- モスバーガー
- Joshin(ジョーシン)
- エディオン など
上記のお店では、dカードを提示するだけで1ポイント1円としてdポイントを利用出来ます。
また、以下のようなポイントの交換先も幅広く用意されています。
- 2,000ポイントにつき、「2,000円分のiDキャッシュバック」へ交換
- 5,000ポイントにつき2,500JALマイルへ交換
- 1ポイント=1円として、「ドコモ携帯の利用料金」に充当
dカードはこんな方におすすめ
- dポイント特約店をよく利用する方
- ドコモユーザーの方
- ポイントをゆっくり使いたい方
dカードの利用で還元率の上がる特約店は幅広く存在するので、ぜひご自身のよく利用する店舗が当てはまるかチェックしてみてください。
また、ポイントの有効期限が比較的長いので、ポイントをゆっくり使いたい方にもおすすめです。
docomoユーザー必見!!
「dカード GOLD」ならドコモ料金の10%(1,000円(税別)につき100ポイント)をポイント還元! さらに豪華キャンペーンも実施中!
詳しくは「dカード GOLD」の解説で!
オリコカード THE POINT
オリコカード THE POINTは、iDとQUICPayをダブルで搭載、更にApple Payにも対応と、電子マネーと親和性の高いカードであるため、少額決済においても気軽にポイントを貯められます。
オリコカード THE POINTの年会費と還元率
年会費 | 永年無料 |
---|---|
標準のポイント還元率 | 1.0% 100円につき1ポイント 1ポイント=1円相当の価値 (1ヶ月の利用金額から換算) |
貯まるポイントの種類 | オリコポイント |
貯まるポイントの有効期限 | ポイントを獲得した月から11ヶ月後の月末 |
還元率UPの条件
オリコカード THE POINTは入会後6ヶ月間、ポイント還元率が2.0%にアップします。
利用シーン | 還元内訳 | 還元率 |
---|---|---|
普段の利用 | 月の利用金額の合計100円につき1ポイント | 1.0% |
入会後半年間の利用 | 月の利用金額の合計100円につき2ポイント | 2.0% |
また、オリコモール経由でのお買物では更に+1.0%以上の還元(※)となり、使い方によっては3.0%以上の還元を受けることが可能となります。
※「オリコモール利用」で+0.5%、「オリコモール特別加算」で+0.5%となります。
- Amazon
- ヤフーショッピング
- 楽天 など
メジャーなサービスも参加しているため、普段の利用をオリコモール経由にするだけでポイントがどんどん貯まる!という方も多いでしょう。
ポイントの使い道
オリコポイントの交換先は、電子マネーやギフトカード、映画の鑑賞券などかなり幅広く用意されています。
また、ポイントの交換は即時で実行されるため、交換先のクーポンやポイントはすぐに使うことが出来ます。
- 500ポイントを500円分のAmazonギフト券に交換
- 1,000ポイントを、1,000WAONポイントに交換
- 1,500ポイントをイオンシネマ鑑賞券1枚に交換 など
オリコカード THE POINTはこんな方におすすめ
- ネットショッピングをよくする方
- 貯めたポイントをすぐ使いたい方
- 普段の支払いに電子マネーを使いたい方
オリコカード THE POINTは、オリコモールを上手く利用することでよりお得に使うことが出来ますよ。
楽天カード
楽天市場や楽天トラベルなど、楽天のサービスをよく利用する方は必ず持っておきたいクレジットカードです。
楽天カードの年会費と還元率
年会費 | 永年無料 |
---|---|
通常ポイント還元率 | 1.0% 100円につき1ポイント 1ポイント=1円 (クレジットカード利用ごとに換算) |
貯まるポイントの種類 | 楽天ポイント |
貯まるポイントの有効期限 | 最後にポイントが加算された日から11ヵ月後の月末まで |
還元率UPの条件
楽天が運営するサービスの利用で還元率が上がります。
サービスの事例 | 追加ポイント | ポイント還元率 |
---|---|---|
楽天市場 | +2.0% | 3.0% |
楽天トラベル | +1.0% | 2.0% |
※SPU:スーパーポイントアッププログラム
楽天市場では、各楽天のサービスの条件を達成すると、楽天市場でのお買い物にて最大16倍までポイントアップします。
SPUサービス事例 | 達成条件 | ポイント倍率 |
---|---|---|
楽天カード | 楽天カードを利用して楽天市場で買い物 | +2倍 |
楽天銀行+楽天カード | 楽天銀行の口座から楽天カード利用分を引き落とし | +1倍 |
楽天トラベル | 対象サービスを月1回5,000円以上予約、対象期間で利用 | +1倍 |
楽天市場アプリ | 楽天市場アプリでお買い物 | +0.5% |
楽天市場でのポイント倍率が上がるSPUはコチラからを参考にしてください。
ポイントの使い道
楽天カードはポイントを交換する必要がなく、楽天ポイントをそのままで利用が可能です。
- 楽天市場での支払い
- 実店舗では楽天Payでの支払い
楽天カードはこんな方におすすめ
- 楽天のサービスをよく使う方
楽天カードは、名前の通り楽天系のサービスをよく利用する方にとって、ポイントが貯めやすく使いやすいカードです。
以上、リクルートカード、Booking.comカード、dカード、オリコカード THE POINT、楽天カードの5種類をご紹介しました。
今回比較に使用した年会費永年無料のカード11枚はこちら!
カード | ![]() |
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![]() dカード |
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基本還元率 | 1.2% | 1.0% | 1.0% | 1.0% | 1.0% | 1.0% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% |
リンク |
次は還元率が高いゴールドカードについて紹介していきます。
特典を利用してさらに高還元率になるゴールドカード
クレジットカードによって異なりますが、ゴールドカードの還元率は一般カードよりも高く設定されているものがほとんどです。
そして、ゴールドカードだけに用意されている特典を上手に活用することによって還元率を更に高くすることが可能となります。
ここでは特典によって還元率が高くなるクレジットカード2種類について解説します。
ドコモユーザー必見!dカード GOLD
dカード GOLDは、ゴールドカードの特典でドコモ利用料金の10%をdポイントで還元してくれます。
年会費が10,000円(税別)かかりますが、毎月のドコモ利用料金が8,334円(税別)以上であれば、簡単に元は取れてしまいますね。
楽天ゴールドカード
楽天ゴールドカードは、楽天市場内で利用すると通常の1.0%に4.0%分のポイントが加算されるため、合計の還元率はなんと5.0%となります。
普段楽天市場でお買い物をする人にとってはとてもお得ですよね。
ゴールドカードの還元率については以下の記事で詳しく説明しています。
次に、高還元率カードの注意点について説明します。
高還元率カードを利用する際の4つの注意点
高還元率のカードを作るときは、年会費や交換レート、交換できる商品やサービスについて確認しておくことが大切です。
年会費無料の場合、条件なしで無料になるカードと、〇円以上の利用で無料になるといった条件付きのカードがあります。そうした利用規定をチェックしておきましょう。
また、還元率や交換レートが期間限定のものではないか、交換できる商品やサービスが自分の暮らしになじみのあるものかどうかも重要です。
面倒でも加入前にチェックしておけば、後から不満を感じることもありません。
年会費を無料でおさえるための条件をチェック
高還元率のカードを狙ったものの、年会費が高くて十分なメリットが受けられないようでは意味がありません。
クレジットカードによっては、利用金額にかかわらず年会費が無料になるものもあれば、利用金額に応じて年会費が無料になるものもあります。
クレジットカードを作るときに、年会費が無料になる条件は必ずチェックしておきましょう。
年会費が安いカードでも、数年保有すると結構な金額となってしまいます。
例えば・・・
たった1,250円と思って年会費を払っていても、チリが積もって25,000円もの支払いになっていると考えたら痛手ですよね。
まずは年会費無料のカードから探してみましょう。
還元率や交換レートが変わらないかチェック
クレジットカードによっては、還元率や交換レートが変わってしまうものもあります。
オリコカード THE POINTは入会直後の還元率が2.0%
→ 半年後には標準の還元率である1.0%に・・・
高還元率のカードを見つけたら、その還元率が期間限定のものなのか、それとも永続的なものなのかを確認するようにしましょう。
そして、貯めたポイントを交換するときの交換レートにも着目してください。
交換レートが期間によって変わることがないかをチェックしたうえで、お得かどうかを判断するようにしましょう。
何に交換できるかを確認する
還元率の高いカードでポイントを貯めても、最終的に自分に合った商品やサービスに変換できなければメリットがありません。
- ポイントの交換先がマイルしかないカードの場合
→飛行機に乗らない人がマイルを貯めても使い勝手がありません。 -
ポイントの交換が2,000ポイント以上というカードの場合
→少額の買い物ばかりする方には向きません。
還元率の高いカードを選んだら、どのような商品・サービスに変換できるのかを確認しておきましょう。
そのなかからよく使うサービスに特化しているクレジットカードを選べば、お得に買い物ができるでしょう。
リボ払いの条件は利用金額の管理に注意
クレジットカードでリボ払いを利用するときは、利用金額の上限をできるだけ上げておきましょう。
リボ払いは、月々の支払額は少なくなるというメリットがありますが、手数料として利子を取られてしまいます。
月々の返済額を低く設定しておくと、その分支払い期間が長くなり、結果として多くの利息を払ってしまうことになります。
リボ払いはできるだけ高めに設定しておくことで、少ない利息で買い物をすることができます。
FAQ(よくある質問)
クレジットカードについてよくある質問をまとめています。
ポイント還元率が高いのは何%から?
特定の条件下での還元率を含まない、基本の還元率が1.0%以上であればポイント還元率が高いと言えるでしょう。
ポイント還元率の高さは以下のようにレベル分けができ、0.5%が普通レベルです。
ポイント還元率 | レベル |
---|---|
0.5% | 普通 |
0.75% | やや高め |
1.0% | 高め |
1.2%~1.5% | かなり高め |
基本の還元率が1.0%以上のクレジットカードはこちらを参考にしてください。
貯まったポイントは何に使えるの?
クレジットカード会社によって様々ですが、ポイントの使い道には以下のようなものがあります。
- nanacoポイントやTポイントなど他のポイント・マイルに交換
- Amazonギフト券や店舗で使える商品券に交換
- 街でのキャッシュレス決済にそのままポイントを使う
- 家電やオリジナルグッズなど商品に交換
記事内で紹介しているクレジットカードにポイント交換の事例を載せているので参考にしてみてください。
ポイント還元率が上がることはあるの?
あります。
クレジットカードによって異なりますが、期間限定の新規入会キャンペーン、特定のお店でのカード利用、前月のカード利用額に応じたポイントアップ制度などでポイント還元率が上がることがあります。
まとめ
クレジットカードのなかには、年会費が永年無料あるいはカード利用額に応じて無料になる高還元率のカードがあります。
お得にポイントを貯めるために、まずは年会費が無料のクレジットカードから探して、交換できる商品やポイントがプラスで加算される店舗などをチェックして、自分のライフスタイルに合ったクレジットカードを作成しましょう。
還元率の高いカードを集中的に利用すれば、1年であっという間に数万円分のお得を手に入れられるでしょう。
- 監修者:クレジットカード専門家 菊地崇仁
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約80枚のクレジットカードを保有し、約130万円の年会費を支払っている。 一般カードからプラチナカード等のプレミアムカードを実際に保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。すべてのカードを利用し、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中。