高齢者も簡単にクレジットカードが作れる!審査基準やおすすめカードを紹介

高齢者でも、クレジットカード会社のを満たせばクレジットカードを作成することは可能です。
通常ランクのクレジットカードのなら高齢者でも充分にクリアできる可能性があり、クレジットカードを持てればより快適に買い物や旅行が楽しめるようになります。
そこでこの記事では下記について、まとめてご紹介します。
この記事を読めば、高齢者がクレジットカードを作成するときの注意点やコツが分かり、自分に向いているクレジットカードを選べるようになるはずです。
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この記事の目次
- 高齢者でもクレジットカードは作れる
- 高齢者でも基準を満たせばクレジットカード発行は可能
- 心配な場合は家族カードを使用するのも一つの手段
- 高齢者がクレジットカードの審査を受けるときに重視される2つのポイント
- 年収200万以上あると望ましい
- 満70歳以上だと審査通過しにくい
- 高齢者がクレジットカードの審査に通過しやすくなるコツ
- キャッシング枠は申し込みしない
- 職業欄に「年金受給者」がある
- 借入やローンがない
- 高齢者におすすめのクレジットカード5選
- ポイントの使い忘れが起きない!「VIASOカード」
- 50歳以上が対象「大人の休日倶楽部ミドルカード」
- シンプルで使いやすい「三井住友カード」
- 家族カードもある「アメリカンエキスプレスグリーンカード」
- ポイントを溜めやすい「セゾンカードインターナショナル」
- G.Gマーク付き「イオンカード」
- まとめ
高齢者でもクレジットカードは作れる
定年退職をした高齢者でも、条件さえ満たせばクレジットカードを作ることが可能です。
まずは、その理由をご紹介します。
高齢者でも基準を満たせばクレジットカード発行は可能
定年退職後の高齢者であっても、クレジットカードの加入条件さえ満たしていれば簡単にカードを作ることができます。
年齢と収入がハードルだと考えがちですが、近年のクレジットカード加入条件の傾向では 「18歳以上」「20歳以上」など最低年齢制限はあっても上限が設けられていないことがほとんどです。
また、収入の面では定期的にもらえる給与がなくても年金が収入だと捉えられるので、年金を含めて一定の収入があれば「安定した収入があること」というがクリアできます。
実際、株式会社ITBが2015年に実施した「クレジットカードによる総合調査」では、50代~60代の85%以上がクレジットカードを所有者していることが分かりました。
他の年代よりもクレジットカードの所有率が高く、この事例からも高齢者がクレジットカードを作成し所有できることが分かるでしょう。
心配な場合は家族カードを使用するのも一つの手段
高齢者がクレジットカードを作成し利用できる一方で、振り込め詐欺などクレジットカードを利用した悪質な犯罪が増えているのも事実です。
犯罪なのかどうか見分けがつかないような詐欺も発生しており、高齢者がターゲットになってしまう場合もあります。
そこで、カードの管理や思わぬトラブルに巻き込まれるのが不安という場合は「家族カード」で申し込みをするのも一つの方法です。
家族カードは既にクレジットカードを所有している家族がいて、そのカードの「家族カード」として申し込みをします。
(すべてのクレジットカードに家族カードが用意されているわけではありません)
基本的には家族が所有しているクレジットカードと同じ機能を利用することができるので、本人が申し込みをする場合と使い勝手は変わりません。
また、クレジットカード利用の明細は基本的に主となっている会員に送られるので、家族カードで不正利用や詐欺に遭っている場合は、周囲がすぐに気付けるところも大きなメリットです。
高齢者でも簡単にクレジットカードが作成できることが分かったところで、審査を受けるときに重視されるポイントをご紹介します。
高齢者がクレジットカードの審査を受けるときに重視される2つのポイント
ここからは、高齢者がクレジットカードの審査を受けるときに重視されるポイントをご紹介します。
クレジットカードの審査時にはどのようなことが重視視されているのか、参考にしてみてください。
年収200万以上あると望ましい
高齢者が一般的なランクのクレジットカード審査を受けるためには、年収が200万円以上あると好ましいと言われています。
これは年金と収入を合算した金額なので、毎月16~17万ほどの一定収入があればクリアすることが可能です。
年間でどれくらい収入があるのか、クレジットカードの審査を受ける前にチェックしておくといいでしょう。
満70歳以上だと審査通過しにくい
クレジットカードの審査では年齢制限の上限を明記していないことがほとんどですが、65~70歳と設定しているクレジットカード会社が多いようです。
そのため、満70歳以上になると審査通過が難しくなる可能性があるので「クレジットカードを作りたい」と思ったらできるだけ早く審査を受けることをおすすめします。
高齢者がクレジットカードの審査を受けるときに重視されるポイントが分かったところで、続いて審査を通過しやすくするためのコツをご紹介します。
高齢者がクレジットカードの審査に通過しやすくなるコツ
高齢者がクレジットカードの審査を受けるときには、どのような点に注意したらいいのでしょうか?
ここでは、クレジットカードの審査が通過しやすくなるコツをご紹介します。
キャッシング枠は申し込みしない
クレジットカードには「ショッピング枠」と「キャッシング枠」の2つの枠が用意されており、下記のようにそれぞれ使用する目的が異なります。
- ショッピング枠:通常の買い物時に支払いをするときに使用する枠
- キャッシング枠:ATMなどを使い現金を借りるときに使用する枠
両者は1枚のクレジットカードで利用できるので同じのように思えますが、別物だと考えたほうがいいでしょう。
とくに、キャッシング枠は「融資」に当たるので「しっかりと返済できるかどうか」を重要視され、年齢や年収が大きなポイントになります。
また、キャッシング枠にはお金を借りる際に適用される「貸金業法」が当てはまるので、年収の3分の1を超えるキャッシング枠は申し込めません。
このように、キャッシング枠は目的やが大きく異なるので「ショッピング枠は審査通過しても、キャッシング枠は通過しない」ということはよく起こります。
収入や年齢の面からクレジットカード申し込みの際にキャッシング枠を申請してしまうと一気に難易度が上がるので、高齢者がクレジットカードを申し込むときにはキャッシング枠は申請しないほうがいいでしょう。
職業欄に「年金受給者」がある
クレジットカードの申し込み申請書をみたときに、まずチェックしたいのが「職業選択欄」です。
ここに「年金受給者」というチェック項目があれば、年金で生活している人が使用することを念頭に置いていることが分かります。
そうなると、高齢者でも審査通過がしやすくなるでしょう。
ちなみに、年金の種類では「国民年金」より「厚生年金」のほうが金額が高く安定して受給されるので審査通過しやすいとも言われています。
借入やローンがない
クレジットカードのは非公開ですが、申し込み書類や信用情報をもとに精査することが多いようです。
信用情報を見ると他のクレジットカードの利用状況やローンなどの借入状況がすぐに分かるため、新しくクレジットカードを契約しようとしている時点で負債があると「返済能力があるのか」という部分でマイナスポイントになります。
とくに、今後収入が増える見込みが少ない高齢者の場合「新しくカードを契約し、その分も返済できるのか」というのは、クレジットカード会社にとって大きな不安要素となるでしょう。
そのため、高齢者がクレジットカードを申請するときには、できるだけカードローンや住宅ローン、自動車のローンや借入をしていない状況が好ましいです。
ここまで、高齢者がクレジットカード審査を通過するときの基準やコツを見てきました。
最後に高齢者におすすめのクレジットカードをご紹介します。
高齢者におすすめのクレジットカード5選
最後に、高齢者でも作成しやすいクレジットカードを厳選してご紹介します。
普段の買い物で利用しやすいカードや高齢者特典のあるカードを厳選したので、使ってみたいと思える1枚をぜひ見つけてみてください。
ポイントの使い忘れが起きない!「VIASOカード」
「VIASOカード」は、利用しやすさを重視した初心者でも使いやすいクレジットカードです。
買い物で貯めたポイントは「オートキャッシュバック機能」がついているので、1年ごとに自動で活用でき、ついつい忘れていたという使い忘れが起こりません。
また、海外旅行に行くときの損害保険サービスが付帯しているので、クレジットカードを海外旅行で使いたい場合にも向いています。
年会費は無料で厳しい審査条件もないので、比較的持ちやすいところも嬉しいポイントです。
年会費 | 本会員:無料 家族カード:無料 |
---|---|
満18歳以上で安定した収入のある | |
ポイント還元率 | 基本的に1,000円で5ポイント |
50歳以上が対象「大人の休日倶楽部ミドルカード」
旅行好きな人におすすめなのが「大人の休日倶楽部ミドルカード」です。
JR東日本線とJR北海道線のきっぷが5%OFFになる付帯サービスや会員限定のお得な旅行プランの提供など、よりお得に旅行が楽しめるようになっています。
また、ビューカードなので普段の電車使用でも活用でき、わざわざ切符を購入したりチャージしたりする手間が省けるところもポイント。
この他にも、イベントや講座も多数揃っているようなので、余暇を思う存分堪能できるクレジットカードを探している人は、ぜひチェックしてみてください。
年会費 | 2,385円(税別) |
---|---|
男性:満50~64歳までの人 女性:満50~59歳までの人 |
|
ポイント還元率 | 1,000円で5ポイント |
シンプルで使いやすい「三井住友カード」
「三井住友カード」はバランスがよく、使いやすさを重視したい人に向いているカードです。
通常は200円につき1ポイント貯まりますが対象店舗では5倍、よく利用する登録店舗では2倍と毎日の買い物で使うことでポイントが貯めやすくなっています。
また、ショッピング補償や海外旅行での傷害保険など、旅行時に役立つ付帯サービスもしっかり用意されているところが魅力的。
こちらも家族カード、本カードの両方がリーズナブルな価格で用意されているので、使い方に合わせて選べます。
年会費 | 本会員:1,250円(税別) 家族カード:1枚目無料、2枚目から400円(税別) |
---|---|
満18歳以上の人 | |
ポイント還元率 | 基本的に200円で1ポイント |
家族カードもある「アメリカンエキスプレスグリーンカード」
付帯サービスが充実しているクレジットカードを選びたい人には「アメリカンエキスプレスグリーンカード」がおすすめです。
国内外の旅行の準備をサポートする「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」では、オンライン上でホテルや航空券の予約ができるようになっています。
旅行をより快適にする「プライオリティ・パス」の無料利用やスーツケース1つまで無料宅配してもらえる「手荷物無料宅配サービス」が使えるところも特徴。
また、セキュリティ対策にも力を入れており、不正利用だと判断した場合には損害保障がついている「不正プロテクション」サービスも備わっているので安心です。
家族カードも用意されているので、本カードと家族カードのどちらでも申し込みが検討できます。
年会費 | 本会員:12,000円(税別) 家族カード:6,000円(税別) |
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満20歳以上の安定した収入のある人 | |
ポイント還元率 | 100円で1ポイント |
ポイントを溜めやすい「セゾンカードインターナショナル」
「セゾンカードインターナショナル」は、年会費が無料でも永久不滅ポイントが貯まるところが大きな魅力です。
通常は1,000円で1ポイントですが、オンライン上のセゾンポイントモールで買い物をすると最大で30倍までポイントがアップするので、よりお得に買い物が楽しめます。
また、ポイントやマイルや商品と交換できるため、貯めるだけでなく一人一人に合わせた使い方が可能。
ポイントを貯めながらクレジットカードで買い物をしたいと思っている人に、おすすめの1枚です。
年会費 | 無料 |
---|---|
満18歳以上で電話対応可能な人 | |
ポイント還元率 | 基本的に1,000円で1ポイント |
G.Gマーク付き「イオンカード」
G.Gマーク付き「イオンカード」は、通常のイオンカードとは異なり55歳以上しか持てないクレジットカードです。
「G.Gマーク」とは、Grand.Generationの略で55歳以上のアクティブな暮らしを応援するという意味が込められています。
そのため、G.Gマーク付き「イオンカード」限定の特典も多く、毎月15日はイオンでの買い物が5%OFFになったり対象店舗での買い物は常時ポイント2倍だったりと高齢者が買い物を楽しめるよう工夫されているところが特徴。
また、家族カード、本カードともに年会費が無料で継続して利用しやすくなっています。
年会費 | 本会員:無料 家族カード:無料 |
---|---|
満55歳以上の人 | |
ポイント還元率 | 200円で1ポイント |
まとめ
高齢者でもクレジットカードのさえ満たせば、簡単にクレジットカードを作成することが可能です。
審査を通過しやすくするにはキャッシング枠に申し込みをしないこと、職業欄に「年金受給者」という区分があること、そして他に借入をしていないことがポイント。
また、クレジットカードを作成したいと思っている場合、できるだけ早いほうが有利かもしれません。
高齢者向けに考慮されたクレジットカードも用意されているので、使いやすさや管理しやすさにも考慮しながら使ってみたいクレジットカードを選んでみてください。