dポイントの貯め方を徹底解剖!dカード・d払い利用時の一工夫でdポイントは普段の4倍は増やせる

「dポイントカードはお持ちですか?」
店頭でこのような質問をされた経験はどなたでもあるはずです。
2020年9月には会員数が7815万人を越え、誕生から5年ほどでdポイントは日本を代表するポイントサービスの一つとなりました。
利用先も多岐に及ぶポイントサービスですので、少し工夫するだけで普段の何倍ものスピードで貯めることも可能です。
本記事では、dポイントの基本的な情報を踏まえ、dポイントをお手軽に貯める・使う方法も紹介しますので、是非お読みになったその日から役立ててください。
この記事の目次
- これだけは抑えたいdポイントの基礎知識
- dポイント自体はクレジットカードがなくても貯められる
- ポイントを使うためには利用者登録が必要
- ローソン、ノジマ、マツモトキヨシの利用時は高還元
- ネット利用ではメルカリとの相性がGood
- dカードでdポイントを貯めるには?
- dカード利用の基本還元率は1%
- ポイント還元率は店舗によって変動
- d払いでdポイントを貯める
- d払い単体での基本還元率は0.5%
- ちょっとした工夫でポイント三重~四重取りが実現
- d払いはdカード以外でも使用可能という秘密
- dポイントの貯めやすくるコツ
- dカードの存在は重要
- dカード特約店を見逃さない
- ネットショッピングはdマーケットを利用
- 高還元率のキャンペーンに絶対参加
- dカードGOLDの発行も視野に
- dポイントはこんな方におすすめ
- お手軽にポイントを貯めたい
- dカード特約店を利用している
- ポイントカードを持ちたくない
- まとめ
これだけは抑えたいdポイントの基礎知識
まずはdポイントビギナーの方に向けた話を進めます。
dポイントカードを入手済、またはスマホでdポイントカードを普段から提示している方でも、どのように利用するのが最も効果的かを考えたことがない方も多いことでしょう。
そこで利用を開始する前に、dポイントの重要点を押さえておきましょう。dポイントには通常ポイントと期間限定ポイントがある
多くのポイントサービスは、
- 期限もなく自由に使える「通常ポイント」
- 期間や利用先が制限されている「期間・用途限定ポイント」
に二分化されることが大半ですが、dポイントもこの例に漏れません。
dポイントの通常ポイントは「獲得した月から起算して48か月が有効」ですので、4年のうちに利用すれば失効はしませんが、「期間・限定ポイント」は訳が違います。
例えば、利用できる期間は獲得したサービス先によって異なるため、ポイントそれぞれの有効期限を考慮する必要があります。
また、利用先についても様々な制限がされており、下記表のように使用不可なケースもあります。
サービス | 通常dポイント | 期間・用途限定 dポイント |
---|---|---|
街のお店で使う | ○ | ○ |
ネットのお店で使う | ○ | ○ |
dマーケットで使う | ○ | ○ |
d払いに使う | ○ | ○ |
ドコモ商品に使う | ○ | ○ |
携帯料金の支払いに使う | ○ | × |
データ量の追加に使う | ○ | × |
スゴ得のクーポンに使う | ○ | × |
商品が当たる抽選に使う | ○ | × |
なお、「通常ポイント」も「期間・用途限定ポイント」の両方を持った状態で、両方対応できる利用先で使用した場合には、失効期限が早いものから自動的に使われます。
そのため、dポイントを使用する際に「どちらのポイントから使うか」判断する必要性は全くありません。
dポイント自体はクレジットカードがなくても貯められる
dポイント自体はクレジット機能のないポイントカードやアプリでも貯める・使うことができます。
そのため、誰でも簡単にポイントを有効利用した生活、いわゆる「ポイ活」を始めることが可能です。
カードタイプが欲しい場合は、ドコモショップまたはdポイント加盟店の店頭で自由に受け取ることができますし、周囲に店舗がない方は郵送での受け付けも可能です。
ただし、郵送の場合に忘れてならないのが、事前にdポイントクラブへの利用者登録が必須だということです。
また、カードを持ちたくない方は、dポイントクラブのアプリをインストールして、「モバイルdポイントカード」という形でも対応は可能です。
一部店舗ではカード型のタイプでしか読み取りができないところもあるようですが、dポイントに加盟している主な店舗はほとんどがアプリ型に対応しているため、困ることはほとんどないでしょう。
ポイントを使うためには利用者登録が必要
dポイントを貯めることは、カード型のdポイントカードを手にした瞬間から始められますが、使う場合は利用者登録が必須です。
ただし、肝心な時に使用ができなくては意味がないので、すぐに利用者登録を行うようにしましょう。
ローソン、ノジマ、マツモトキヨシの利用時は高還元
dポイント加盟店でdポイントカードを提示した場合、通常は200円(税抜)につき1ポイントで0.5%の還元率ですが、例えば、以下のように高還元率を実施している加盟店も存在します。
- ローソン:200円(税抜)で2ポイント(16:00~23:59の時間帯のみ)
- ノジマ:100円(税込)で1ポイント
- マツモトキヨシ:100円(税抜)で1ポイント
今回取り上げた加盟店は一例ですが、このような加盟店はdポイントに関連した特別なキャンペーンを定期的に実施していることが多く、dカード、d払いの支払いと絡めることでお得度は何倍にも増します。
詳しくは後述しますので、ここではdポイントの還元率はdポイント加盟店によって異なるという点だけ覚えておきましょう。
ネット利用ではメルカリとの相性がGood
dポイントは、日本を代表するフリマサイト、メルカリとの相性が良い点も特徴です。
ネット上での取引となるため、dポイントを利用するにはdポイントカードではなく、
- dカード/dカードGOLD
- d払い
を使う必要はありますが、200円(税込)で3ポイントと高い還元率でショッピングができます。
dカードでdポイントを貯めるには?
dカードを積極的に活用すればdポイントは加速度的に貯まります。
ここからはdカードでの支払いにおけるポイント獲得に焦点を当ててみましょう。
dカード利用の基本還元率は1%
dカードとdポイントカードが大きく異なる点は、dポイントカードはポイントを貯める・使うことしかできない一方、dカードにはクレジット機能が付いている点です。
つまり、dカードの決済が可能な先(VISA加盟店やiDでの支払いに対応した店舗、またはインターネットショッピング)で使用することで、どこでもdポイントが貯めることができ、1%(利用額100円に対して1ポイント)ずつ成長していけます。
dポイントカードの還元率は0.5%ですので、dカードに変える一手間だけで、利用範囲もポイント確率もバージョンアップすることはすぐにわかるでしょう。
ポイント還元率は店舗によって変動
dカードの基本還元率は上述のように1%ですが、dポイント加盟店でdカードの支払いを選択することで、さらに還元率が上がることもあります。
例えば、冒頭で取り上げたマツモトキヨシであれば、dポイントカードの提示だけでは1%しか貯まらないところが3%追加されて4%に。
また、ドトールではプリペイド式のドトールバリューカードの残高にdカードでチャージすることで、こちらもまた4%の還元率を手に出来ます。
他にも、
- dカードで支払うだけで、購入金額の3%オフでの会計が適用されるノジマ
- 旅行代金がいつでも5%オフとなるクラブメッド
など、特約店ならではのキャンペーンを常時行っているところもあるので、dカードはポイント以外でお得感を味わうことも可能です。
d払いでdポイントを貯める
dカードの続き、今度はd払いでポイントを貯める方法に話を移してみましょう。 d払いはスマホ決済の一つで、支払いとdポイント獲得・使用が同時にできる点がウリの一つです。
店頭ではd払いのマークがある店舗であれば、d払いのアプリを開いてバーコードを見せるだけで終了。
後は、事前に設定していた支払方法に合わせて決済が行われます。
d払い単体での基本還元率は0.5%
d払いにおけるdポイントの基本還元率は100円(税込)につき0.5%(※)、インターネットでの支払いなら100円(税込)で1ポイントの1%です。
※d払いお支払い金額200円(税込)につき1ポイント
ただし、この還元率はあくまでも基本還元率ですので、これまで何度も取り上げているdカード特約店の使用やキャンペーン利用によって変動します。
ちょっとした工夫でポイント三重~四重取りが実現
d払いを使用するのであれば、ポイント三重取り、四重取りは是非試したいところです。
ポイント三重取りと聞くと難解に感じてしまうかもしれませんが、方法はいつもの支払い方法にちょっとした工夫を入れるだけで、慣れてしまえばとても簡単です。
dポイント加盟店でd払いにも対応している店舗では以下の手順で支払いをしてみましょう。
- アプリかプラスチック型のdポイントカードを提示する
- 支払い方法を聞かれたら「d払いで」と伝える
- d払いの支払方法に設定されているクレジットカードで決済される
事前に支払方法をクレジットカードに設定する必要はありますが、実はこれだけでポイント三重取りが実現してしまいます。
また、マツモトキヨシのように、店独自のポイントカードへのポイント付与を行えるところもあるため、その場合はdポイントカードを提示する前にそのポイントカードを提示するだけで四重取りが完成です。

d払い
株式会社NTTドコモd払いはdカード以外でも使用可能という秘密
先ほど、d払いをする際にはクレジットカードの事前設定が必要であることを伝えました。
となると、d払いに紐づけるクレジットカードの選定が必要になりますが、そのために、dカードを発行する必要はありません。
d払いに紐づけるクレジットカードはdカード以外でも問題がないためです。
その場合は、指定したクレジットカードのポイント還元率に応じて、そのクレジットカードのポイントが付与されます。
d払い時にdポイント以外も貯めたい方は、VISA Line Payクレジットカードのような高還元率のカードを紐づける方法をおススメします。
Visa LINE Payクレジットカード

年会費 | 初年度: 無料 2年目以降: 1,375円(税込)※年1回の利用で無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 1~3% |
発行スピード | 5営業日 |
国際ブランド | ![]() |
電子マネー | ![]() |
- ETC
- ラインポイントがおトクに貯まる!
- 2021年4月迄!3%還元!
- LINE Pay決済できる!
dポイントの貯めやすくるコツ
ここまでdポイントの獲得方法をお伝えしてきましたが、おさらいも兼ねて、貯めやすくするコツを改めて整理します。
dカードの存在は重要
dポイントカードでもdポイントを貯められることは説明しましたが、dポイントを獲得するペースを上げたいのであれば、dカードは必須と言えるでしょう。
年会費も永年無料ですし、dカード特約店で支払うためのクレジットカードとして活用する方法も一つです。
dカード特約店を見逃さない
dポイントは特約店で飛躍的に貯められるポイントです。
特約店でdカードで決済する事を忘れないだけで、いつの間にかdポイントは貯まっていきます。
逆に言えば、dカードでの決済を忘れるだけで損してしまうこともあるため、「とにかく出してみる」というクセをつけましょう。
ネットショッピングはdマーケットを利用
NTTドコモはdマーケットと称したネットショッピングサービスを展開していますが、
- dデリバリー
- dショッピング
- d fashion
- dトラベル
などの利用でもdポイントが貯まります。
支払方法をdカードすることでさらに還元率を上げることもできますし、毎月20日はdショッピングでポイントが20倍となる「dショッピングデー」なども開催されています。
dポイントを貯める際にはdマーケットの利用も検討しましょう。
高還元率のキャンペーンに絶対参加
前述の「dショッピングデー」を筆頭に、dポイントの還元率が上がるキャンペーンは随時開催されていますが、キャンペーンへのエントリーが必須なものが多くあります。
そのため、キャンペーンの開催情報はなるべく抑えるようにしましょう。
dポイントクラブやdマーケットにログインすることで調べる、または送られてくるメルマガをチェックすることで、お得を受けられるチャンスは飛躍的に増します。
dカードGOLDの発行も視野に
さらに、dポイントを貯めたい方はdカードGOLDを発行することも視野に入れましょう。
年会費は11,000円(税込)発生しますが、ドコモケータイやドコモ光の月額利用料が11,000円(税込)以上かかっている方であれば、dカードGOLDとの会員情報を合わせるだけで、年会費分はポイントでまかなえます。
毎月11,000円以上(税込)でかかっている方であれば、ポイント分でプラスになるので、自身の利用金額をチェックしてみましょう。
また、dポイントの基本還元率が上がる「dポイント スーパー還元プログラム」というサービスがありますが、ここで最大7%の還元率を手にするためにはここでもdカードGOLDが必須です。
dポイントはこんな方におすすめ
ここまで読めば、dポイントがより近しい存在になったかと思いますが、最後にdポイントの利用をおススメしたい方を具体的に挙げてみます。
お手軽にポイントを貯めたい
dポイントはオンライン、オフラインに限らず、様々な店舗でお手軽にポイントを貯められる点が特徴です。
dカード、d払いを使わずとも、貯める手段は多くありますので、お手軽にポイントを貯めていきたい方にはおススメできるポイントサービスです。
特に、
- マツモトキヨシ
- ローソン
- ノジマ
など通常よりもdポイントが貯まりやすい店舗を利用している方はお得さを感じやすいはずです。
dカード特約店を利用している
dカードの利用が必須となりますが、dカード特約店はdポイントの還元率が通常より高くなるため、これらの店舗を利用している方はdポイントを欠かさずに貯めていきましょう。
普段の決済方法をdカードに変更するだけでいつもよりお得にポイントを貯められます。
ポイントカードを持ちたくない
ポイントカードは財布の邪魔になりやすいですが、dポイントカードはスマホに情報を登録すれば、携帯する必要がありません。
持って出かけることを忘れたり、紛失するリスクもないので、ポイントカードを持ちたくない方にもおススメです。
まとめ
もう「dポイントカードをお持ちですか?」と質問をされても迷うことはないでしょう。
提示するだけで得するdポイントカードをあえて出さない理由は探せないはずです。
日常における行動を一工夫するだけでお得に貯まるdポイントを有効利用して、今の生活をバージョンアップさせてみませんか。