デビットカードでETCカードを作りたい人必見!ETCカード作りのノウハウを解説します

そう考えているものの、実際にどうすればよいかがわからないという人も多いと思います。
実は、デビットカードでETCカードを作るというのはなかなかハードルが高いことなのです。
ここでは、デビットカードでETCカードを作るのが難しい理由や唯一ETCカードを作れるデビットカードを紹介します。

さらに、ETCカードを使うためのノウハウなどについても解説しています。
また「できるならクレジットカードを利用してETCカードを作りたい」という人向けに、審査がさほど厳しくないカードも挙げていますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
- デビットカードでETCカードを作れない2つの理由
- デビットカードが対象とするのはクレジットカードより低い年齢
- デビットカードは即時引落が原則
- ETCカードが作れる唯一のデビットカード!北國VISAクラシックデビット
- 北國VISAクラシックデビットでETCカードが作れる理由
- 北國VISAクラシックデビットの特徴
- 北國VISAクラシックデビットには補償の手厚いゴールドカードも
- デビットカードでETCカードを作れない人におすすめ!ETCカードを使う3つの方法
- 審査なしで発行可能なETCパーソナルカードを作る
- 高速道路を使うときにETCカードをレンタルする
- 個人事業主や法人ならETCコーポレートカードを作るという手も
- よりお得に便利にETCカードを使いたい人はクレジットカードがおすすめ
- ポイントがついたり補償がついたりするのがクレジットカードのメリット
- 無料でETCカードが作れるクレジットカードがたくさん
- なかなか審査に通らないという場合は審査基準が厳しくないクレジットカードもあり
- 審査のハードルがさほど高くないおすすめクレジットカード3選
- ほぼ確実に審査を通過?海外・国内旅行傷害保険も付帯するデポジット型ライフカード
- 審査を通過できる可能性が高まる!年会費ありでショッピング専用のライフカード
- 本カード・家族カードともに無料!リボ払い専用のセディナカードJiyu!da!
- まとめ
デビットカードでETCカードを作れない2つの理由
クレジットカードでETCカードを作るのは、さほど難しいことではありません。
大多数のクレジットカード会社がETCカードを発行しています。
その一方、審査なしで作れてクレジットカード代わりに使えるデビットカードには、ETCカードを発行できるものがほとんどないのです。
ETCカードを発行できるデビットカードはひとつだけというのが現状。
では、デビットカードでETCカードを作れないのはなぜなのでしょうか。
ここでは、デビットカードでETCカードを作れない理由として以下の2項目を解説します。
デビットカードが対象とするのはクレジットカードより低い年齢
クレジットカードとデビットカードとでは、その対象とする年齢が異なります。
一般的なクレジットカードの場合、その申し込みができるのは、高校生を除く18歳以上の人に限られています。
対して、デビットカードの場合は、中学生を除く15歳以上の人となっており、ターゲットとなっているのは15歳から18歳の学生。
つまり、クレジットカードが作れない年齢層が、デビットカードの発行対象なのです。
この年齢層は、普通自動車免許を取得できません。
このため、デビットカードにはETCカードを発行するサービスが必要ないと考えられているのです。
デビットカードは即時引落が原則
デビットカードでETCカードを作れないもうひとつの理由は、ETCカードの基本が即時決済方式にあるからです。
通常、ETCカードの決済は、利用料金を後日引き落とすというもの。
しかし、デビットカードの場合は、利用料金をその場で口座から引き落としすることになっています。
もし、口座残高が利用料金に満たない場合、ETC料金の決済ができず、レーンを通れないという事態も想定されます。
こうなると、ETCレーンの開閉バーに衝突してしまうといった事態にも陥りかねないのです。
こうした事故を防ぐという意味でも、ETCカードを作れないデビットカードが大多数なのです。
では、ETCカードが作れる唯一のデビットカードはどのようなものなのでしょうか。
次の項目で、デビットカードでありながらETCカードが作れる理由やカードの特徴について解説しましょう。
ETCカードが作れる唯一のデビットカード!北國VISAクラシックデビット
デビットカードでETCカードを作りたいという人にとって現状唯一の方法は、北國VISAクラシックデビット(もしくは北國VISAゴールドデビット)を作ること。
これらのデビットカードを持っている人なら、ETCカードを申し込むことができるのです。
北國VISAクラシックデビットを申し込むには、北國銀行の本支店で普通預金口座を保有しており、15歳以上であることが条件です。
ここでは、北國VISAクラシックデビットでETCカードが作れる理由やどういう特徴があるのかについて見ていきましょう。
北國VISAクラシックデビットでETCカードが作れる理由
北國VISAクラシックデビットでETCカードが作れるのは、一般的なデビットカードとは異なり、ETCカードの請求が後日かかることになっているから。
即時決済されるわけではなく、2~3日後に引き落とされるため、たとえETCレーンを通るときに口座に残高がなかったとしても問題なくETCレーンを通過できるというわけです。
北國VISAクラシックデビットの特徴
北國VISAクラシックデビットを申し込めるのは、北國銀行に口座を持っている15歳以上の人。
その条件を満たしていれば、審査を受ける必要はありません。
もちろん、ETCカードが持てるのは、運転免許が取得できる18歳以上に限られています。
ETCカード、5枚以内の家族カードともに発行手数料がかからず、無料で所持できるというのは大きなメリットといえるでしょう。
ただし、北陸三県に住んでいる人が対象になっているというのが、北國VISAクラシックデビットならでは。全国を対象にしたカードではないため、北陸三県の住人以外にはハードルが高くなってしまうのです。
また、プラスサービス機能やカードローン機能がついたタイプは、審査が必要です。
北國VISAクラシックデビットには補償の手厚いゴールドカードも
北國VISAクラシックデビットには、補償の手厚いゴールドカードも用意されています。
2年目以降、年会費として5,000円(税別)が必要ですが、ETCカードと家族カードは無料。
基本還元率が1%と高く、最高300万円のお買い物安心保険や最高5,000万円の海外/国内旅行傷害保険が付帯しています。
不正利用された際の補償などもあり、所持するだけで安心感が得られるというのが一般カードとの違いといえるでしょう。
では、北陸三県に住んでおらず、北國VISAクラシックデビットを作れない人は、ETCカードを作れないのでしょうか。いいえ、そうとは限りません。
次の項目では、デビットカードでETCカードを作れない人に向けて、ETCカードを使うための3つの方法を解説します。
デビットカードでETCカードを作れない人におすすめ!ETCカードを使う3つの方法
北陸三県に住んでおらず、北國銀行に口座を持っていない人は、デビットカードでETCカードを作ることができません。
かといって、ETCカードを使えないわけではないのです。
ここでは、クレジットカードやデビットカードなしに、ETCカードを活用する方法として、以下の3つを解説します。
審査なしで発行可能なETCパーソナルカードを作る
「審査が必要なクレジットカードが作りにくい」
「できるだけ簡単に使えるETCカードを教えてほしい」
という人におすすめなのが、審査なしに発行できるETCパーソナルカードを作る方法。
ETCパーソナルカードは、
- 東日本高速道路株式会社や中日本高速道路株式会社
- 西日本高速道路株式会社
- 首都高速道路株式会社
- 阪神高速道路株式会社
- 本州四国連絡高速道路株式会社
が共同で発行しているもので、全国で利用できます。
発行手数料がかからず審査なども必要がありませんが、年会費として1,143円(税別)必要です。
また、毎月利用する平均金額の4倍をデポジット(保証金)として支払うシステムになっており、利用した金額が翌月に銀行口座から引き落とされます。
デポジットは毎月の利用額とは別に預けなければなりませんが、カードを解約すれば全額返ってきます。
高速道路を使うときにETCカードをレンタルする
トヨタレンタカー、ニッポンレンタカーといったレンタカー会社には、1日単位でレンタルできるETCカードが用意されています。
1日借りて、料金は300円程度。銀行口座を設定したり、審査などを受けたりする必要もなく、気軽に使うことができます。
ETCカードで利用した額を、カード返却時にレンタカー会社に支払うことになります。
個人事業主や法人ならETCコーポレートカードを作るという手も
個人事業主や法人なら、ETCコーポレートカードを利用することができます。
これは、利用頻度の高い個人事業主や法人に対して高速道路会社が貸し出すETCカードで、クレジットカードがなくても利用できるのがメリットです。
ETCコーポレートカードは発行手数料が572円(税別)で、年会費も572円(税別)かかりますが、高速道路料金が30~50%割引になります。
個人事業主の場合は、協同組合への出資金として1万円のデポジットが必要になりますが、協同組合を脱退する際は返却されるのでご安心を。
次の項目では、ここでご紹介した方法以外によりお得で便利な使い方を知りたいという人に向けて、クレジットカードで作れるETCカードのメリットやクレジットカードの審査に通るノウハウについて解説しましょう。
よりお得に便利にETCカードを使いたい人はクレジットカードがおすすめ
デビットカードでETCカードを作れないまでも、ETCカードを活用する方法はたくさんあります。
でも、
「せっかくETCカードを作るなら、よりお得で便利な方法が知りたい」
「多方面でお得感を実感したい」
という人におすすめなのは、クレジットカードでETCカードを作ること。
ETCパーソナルカードやレンタルのETCカード、ETCコーポレートカードなどはそれぞれ、年会費やレンタル料などがかかります。
クレジットカードを作る際にETCカードを申し込めば、無料でETCカードを利用できる可能性があり、その他のメリットも多数。
ここでは、クレジットカードでETCカードを作るメリットやクレジットカードの審査に際しての対策などを解説します。
ポイントがついたり補償がついたりするのがクレジットカードのメリット
クレジットカードのメリットは、支払いの期日を先延ばしできることだけではありません。
利用金額に応じたポイントが還元されたり、さまざまな補償が付帯したりすることがあります。
海外/国内旅行傷害保険、ショッピング保険などがあったり、外食に際してのサービスが用意されていたるするものも。
ETCカードが目当てでクレジットカードを作ったとしても、クレジットカードで享受できるメリットが多数存在するのです。
無料でETCカードが作れるクレジットカードがたくさん
クレジットカードにも、さまざまな種類があります。
付帯するサービスと自分のニーズ、カードにかかるコストを照らし合わせて選ぶことができるのは、クレジットカードの大きなメリット。
クレジットカードの中には、カードやETCカードの発行手数料・年会費などがすべて無料というものもあります。
無料でETCカードが作れるという条件で検索しても、多数のクレジットカードがヒットします。
それらの中から、自分の買い物の傾向や毎月の利用金額、旅行が多いか少ないかなどを考えたうえで、ぴったりの1枚を選ぶのがポイントです。
なかなか審査に通らないという場合は審査基準が厳しくないクレジットカードもあり
クレジットカードのメリットがよくわかっていて、クレジットカードが作りたいけれど、なかなか審査に通らないという人もいるでしょう。
こういう場合は、できるだけ審査基準の低いクレジット発行会社を選ぶという方法もあります。
クレジットカード発行会社の中で、審査基準が低く、柔軟性を持って審査にあたっているといわれるクレジットカード会社を選ぶようにしましょう。
また、年齢・収入・勤続年数・家族構成など、さまざまな条件がカード審査の基準を満たしているものを選び、利用枠を少な目に設定するのも、審査に通りやすくなるポイントです。
次の項目では、ETCカードを作るために審査の基準が低いクレジットカードを知りたいという人に向けて、おすすめの3枚を紹介しています。
審査のハードルがさほど高くないおすすめクレジットカード3選
審査のハードルが低いクレジットカードとして知られるのは、次に挙げる3枚です。
ほぼ確実に審査を通過できるという話もあり、審査に不安がある人にはぴったり。
それぞれのカードの特徴をわかりやすく説明していますので、ぜひ参考にしてください。
ほぼ確実に審査を通過?海外・国内旅行傷害保険も付帯するデポジット型ライフカード
ライフカードにはさまざまな種類がありますが、中には、デポジットタイプのものもあります。
ライフカード(デポジット型)に申し込めるのは、20歳以上の人。
年会費が5,000円(税別)かかるうえに、利用限度額と同額のデポジット(10万円)が必要で、支払いは1回払いだけですが、ETCカードは無料で利用できます。
デポジットは、カード退会と同時に返却されます。
デポジットが必要で、年会費もかかりますが、審査はないといっても同然。
ほぼ確実に通過できるクレジットカードとされています。
ライフカード(デポジット型)にはさらに、最高2,000万円の海外旅行傷害保険と最高1,000万円の国内旅行傷害保険、シートベルト傷害保険などが付帯し、年間利用額に応じて基本0.5%のポイント還元率が上昇するというメリットも。
カードデザインは通常のライフカードと差がないため、デポジット型だとわかる可能性はありません。
審査を通過できる可能性が高まる!年会費ありでショッピング専用のライフカード
年会費が無料だとして大人気のライフカードには、年会費がかかる一方で、審査の基準がゆるやかになっているカードも存在します。
年会費として5,000円(税別)が必要ですが、ETCカードは無料。
ただし、家族カードには400円(税別)かかります。
ライフカード(年会費あり)のメリットは、独自の審査基準があること。
他のカード会社や一般的なライフカードの審査に落ちたという人でも審査を通過する可能性が高まるのです。
キャッシング枠がないため、ショッピング専門のクレジットカードとして利用したいという人にもおすすめです。
さらに、最高2,000万円の海外旅行傷害保険や最高1,000万円の国内旅行傷害保険、シートベルト傷害保険が付帯しますし、年間利用額によってポイント還元率も上がります。
L-Mall を経由すれば、ポイントは最大で25倍にもなり、ポイントの交換先が豊富なのも魅力的です。
本カード・家族カードともに無料!リボ払い専用のセディナカードJiyu!da!
本カード・ETCカード・家族カードのいずれにも年会費がかからず、審査通過率が高いカードとしておすすめなのが、セディナカードJiyu!da!です。
ETCカードには1,000円(税別)の発行手数料がかかりますが、所有するコストはそれだけ。
にもかかわらず、最大1,000万円の国内旅行傷害保険や最高50万円のショッピング保険が付帯し、セディナポイントモールを経由すればポイントは最大21倍にもなります。
ただし、注意すべきはセディナカードJiyu!da!がリボ払い専用カードだということ。
基本の支払い方法がリボ払いで、手数料がかかることになりますが、毎月の支払いコースは5,000円単位で自由に選択可能。
毎月の支払い額を限度いっぱいにしておけば、1回払いと同様に利用でき、リボ払い手数料を払わずにすませることもできます。
まとめ
「デビットカードでETCカードを手に入れたい」
「デビットカードとクレジットカードとでETCカードを作るのにどんな差があるのかを知りたい」
という人に向けて、ここではさまざまな方法を解説しています。
デビットカードでETCカードを作るのは難しいのが実際ですが、ETCカードを手に入れる方法はたくさんあります。

皆さんがこの記事を参考によりよい方法を見つけ、よりお得により便利に使いこなせることを祈っています。
普段よく高速道路を利用するからETCカードを作りたいけれど、クレジットカードの審査に通るかどうか不安
できればデビットカードでETCカードを作りたい