ドンキホーテのクレジットカードをわかりやすく比較!メリット・デメリットも解説

ドン・キホーテのお得なクレジットカード「マジカドンペンカード」がどのようなものかご存知でしょうか?そのメリットとやデメリットについても知りたいところですよね。
そこで今回の記事ではそのドン・キホーテの「マジカドンペンカード」の概要やメリット&デメリットやドン・キホーテでお得に使う時におすすめの他社クレジットカードを徹底解説!
さらに「ドン・キホーテではクレジットカードでギフトカードが買える」といううわさの真相についても説明します。
この記事の目次
- ドン・キホーテでお得なクレジットカードがある
- マジカドンペンカードの概要
- ランクアップ制度
- こんな人はマジカドンペンカードがおすすめ
- マジカドンペンカードの2つのデメリット
- ドン・キホーテ以外のメリットが少ない
- 家族カードが作れない
- ドン・キホーテで利用可能なクレジットカード
- どのカードも使える
- ポイント還元率が高いカードがおすすめ
- ポイントの有効期限がないカードもおすすめ
- ギフトカードは原則クレジットカード払いできないが、場合によっては買えるケースもある
- 過去にドンキでギフトカードが買えることがあった
- 公式HPや店舗に確認しても現在は「不可」
- 一部のプリペイドカードはドン・キホーテのクレジットカードでのみ購入可
- まとめ
ドン・キホーテでお得なクレジットカードがある
ドン・キホーテをよく利用する方にぜひおすすめしたいマジカドンペンカードは、クレジットカード機能と電子マネー機能を併せ持ち、全国に300店舗以上あるドン・キホーテグループ全体で大変お得に使えるカードです。
ここではまず、マジカドンペンカードの基本情報やおすすめポイントなど、その概要について説明します。
また、このカードをおすすめしたい人やその理由についてもお話しします。
マジカドンペンカードの概要
マジカドンペンカードは、「majica(マジカ)」にクレジットカード機能がついたカードです。
マジカドンペンカード
- ETC
- ドン・キホーテのオトクなクレジットカード!
- 2つのカラー(レッド・ブラック)からデザインを選べる
- 条件次第で支払いの「一の位」を最大9円カット!
majica(マジカ)とはドン・キホーテグループの店舗で使える電子マネーカードで、事前にお金をチャージして利用することでポイントが還元される仕組みとなっています。
マジカドンペンカードは、そのmajica(マジカ)にクレジットカード機能を追加し、電子マネーとしてもクレジットカードとしても使えるカードとして誕生しました。
そのマジカドンペンカードの基本情報やメリットは以下の通りです。
年会費や発行会社
マジカドンペンカードの発行会社は、信販系クレジットカード会社のセディナ(Cedyna)とジャックス(JACCS)、そして流通系クレジットカード会社のユーシーエス(UCS)です。申し込みの際は3つのカード会社のどちらかを選ぶことになります。
気になるカードの年会費はUCS(※)を選ぶと初年度・2年目以降も無料となります。
※セディナ・ジャックスは初年度無料、2年目以降は1,100円(税込)ですが、年1回以上のクレジットカードショッピングをすれば2年目以降も年会費が無料になります。
また、ドン・キホーテグループでの利用はもちろん、上記の3つのカード発行会社との提携施設を優待価格で利用できます。
ポイント還元が高い
マジカドンペンカードの大きなメリットの1つが、ポイント還元率の高さです。クレジットカード機能がついているマジカドンペンカードは、お金をチャージせずに利用する場合やドン・キホーテ以外のクレジットカード払いでもポイントがつくのでよりお得です。ちなみに、ポイントは1ポイント=1円です。
【カード利用方法によるポイント還元率の違い】
- ドン・キホーテグループ店舗でのクレジットカード払いで1.5%(200円で3ポイント)
- ドン・キホーテグループ以外でのクレジットカード払いで0.5%(200円で1ポイント)
- レジでのmajica(マジカ)への現金チャージで0.5%(200円で1ポイント)
- スマートフォン、パソコンでのmajica(マジカ)へのクレジットチャージ(※)とmajica利用で1.5%(200円で3ポイント)
※スマートフォン、パソコンでのmajica(マジカ)へのクレジットチャージで0.5%(200円で1ポイント)
以上のように、お金をチャージしなくてもポイントが還元されますが、カードに現金やクレジットチャージをすることでさらに多くのポイントを貯めることができることができる仕組みとなっています。
ランクアップ制度
マジカドンペンカードは基本0.5~1.5%のポイント還元率ですが、実はこのカードにはドン・キホーテグループにおいて年間の購入金額により次年度のランクが変わる「ランク制度」があります。
なお、ランクは直近1年の間購入金額により決定し、毎年見直されます。
【ランク一覧と構成条件】
ランク | ドン・キホーテ 購入実績 |
お支払い時 ポイント付与率(※1) |
ランク特典ポイント(※2) |
一般会員 | 20万円以下 | 1% | なし |
ブロンズ | 20万円以上 | 1% | なし |
シルバー | 50万円以上 | 2% | 10ポイント |
ゴールド | 100万円以上 | 3% | 20ポイント |
プラチナ | - | 5% | 40ポイント |
※1:ランク特典ポイントはマジカドンペンカード会員のみに付与されます。
※2:アピタ、ピタゴ各店舗はポイント還元率が異なります。
また、ランク別特典として、次のようなものがあります。
- ブロンズ以上で雨天時に傘の無料提供
- シルバー以上でサンプル品の無料提供
- ゴールド以上で有料駐車場無料利用、スタッフ直通PHSの貸し出し(コンシェルジュフォン)、majica(マジカ)残高範囲内で希望商品のお届け(ご贔屓コールサービス)
※特典内容は店舗により異なります。
以上が、ランク制度の概要です。ドン・キホーテをよく利用する方は要チェックです。
こんな人はマジカドンペンカードがおすすめ
マジカドンペンカードは、特に日常の買い物でドン・キホーテをよく利用する方にはかなりお得なカードだと言えます。その理由についてお話しします。
まず、従来からあるmajika(マジカ)には、会員向けに次のようなサービスがあります。
- 1,000円以上の買い物でカードを提示すると、1円単位の金額をカットする(1円いらず円満会計)
- 一部の家電製品やブランド品が会員価格で買える。(店舗により対象商品が異なる)
- 時計、ブランド品、宝飾品のアフターサービス料10%割引
- 家電製品メーカー保証に1年間の無料保証を追加
- 家電製品購入時の家電不用品無料回収(リサイクル家電などを除く)
- 割引クーポンつきダイレクトメールや会員限定催事の案内、メルマガの送付
- 会員限定の企画、キャンペーンへの参加可
これらのサービスは全てマジカドンペンカードでも利用できます。 ドン・キホーテを日常的に利用している方なら、これまで説明してきた通り、ポイントやランクなどの面でかなりメリットがありますので、マジカドンペンカードを検討してみる価値はあります。
マジカドンペンカード
- ETC
- ドン・キホーテのオトクなクレジットカード!
- 2つのカラー(レッド・ブラック)からデザインを選べる
- 条件次第で支払いの「一の位」を最大9円カット!
これまで説明してきた通り、マジカドンペンカードには数々のメリットがありますが、実はデメリットもあります。そのデメリットについては次でお話しします。
マジカドンペンカードの2つのデメリット
前の項目ではマジカドンペンカードのメリットについて解説してきましたが、もちろんデメリットについても想定されます。
例えば住んでいる場所にドン・キホーテグループの店舗がない場合、マジカドンペンカードを作る意味があるのかどうか?という疑問が生じます。
また、他にもあまりマジカドンペンカードのデメリットが感じられないと思われる点もあるかもしれません。
ここでは、そのマジカドンペンカードのデメリットについて具体的にお話しします。
ドン・キホーテ以外のメリットが少ない
ドン・キホーテを利用する人には多くの特典などがありメリットが大きいマジカドンペンカードですが、実はドン・キホーテ以外での利用では特に目立ったメリットがないという弱点があります。
例えば、クレジットカード利用におけるポイント還元率は、ドン・キホーテグループ以外の店舗利用では0.5%で、平均的なクレジットカードのポイント還元率と同じです。
また、還元されたポイントはドン・キホーテグループ以外の店舗では使えないため、ドン・キホーテをほとんど利用しない人にとっては、せっかくクレジットカードを使ってポイントを貯めてもそのポイントを有効に使うことができません。
なお、ドン・キホーテグループでもインターネットショッピングサイトの「ドン・キホーテオンラインショッピングモール」では使えないため注意が必要です。
上記に挙げたそれらの点が大きなデメリットと言えるでしょう。
家族カードが作れない
マジカドンペンカードの最大のデメリットは、上記の通りドン・キホーテ以外のメリットが少ないという点ですが、家族カードが作れないという点もデメリットの1つだと言えます。
例えば、配偶者に扶養されている専業主婦(夫)などは収入がないため、原則的には自分名義のクレジットカードが作れません。
多くのクレジットカード会社がそれに配慮し、本人会員に十分な支払い能力が家族カードの両方を発行していますが、マジカドンペンカードには家族カードがないため、それでカードを作ることをあきらめるケースも多そうです。
ただ、実際には専業主婦(夫)でも配偶者に支払い能力があることが確認されれば、家族カードではなく自分名義のカードを作れるケースが多いので、心配な場合は直接店舗などに問い合わせてみるとよいでしょう。
ここまではマジカドンペンカードのメリット・デメリットについて詳しくご紹介しました。
ここからはマジカドンペンカードの他にドン・キホーテでお得に使えるクレジットカードについて説明します。
ドン・キホーテで利用可能なクレジットカード
「マジカドンペンカードを新しく作るつもりはないけど、他の店より割安になっている高級ブランド品や家電製品などをクレジットカードで買うことがある」という人もいるでしょう。
その場合、利用できるクレジットカードは限られているのでしょうか? また、ドン・キホーテで使うとお得になるおすすめのクレジットカードはどんなカードで、カードを使うことによるメリットはなんでしょうか?
ここではそんな疑問にお答えします。
どのカードも使える
ドン・キホーテHPのFAQによれば、ドン・キホーテグループ店舗で使えるクレジットカードは以下の通りです。
国際ブランド(JCB、VISA、MasterCard、アメックス、ダイナーズクラブ)発行のクレジットカードまたはそれらの国際ブランドが提携先となっているクレジットカード ご存知の通り、国内外で発行される主なクレジットカードのほとんどが上記の国際ブランドと提携しています。
つまり基本的にはどのクレジットカードでも利用できるということです。
ポイント還元率が高いカードがおすすめ
上記のように、ドン・キホーテではほとんどのクレジットカードが使えますので、できればよりお得感の高いカードで利用したいものです。
そこで重視したいのが「ポイント還元率が高いカード」です。特にクレジットカード利用額が多い方にはおすすめです。
もしそれらのカードを持っていなければ、自分のライフスタイルに合ったカードを、新たに作ることを検討しみてもよいかもしれません。
ポイント還元率が高いカードをご紹介していきます。
JCB CARD W
2017年10月24日に新しく誕生した、39歳以下限定の、年会費無料で高還元のクレジットカードです。
さらにJCBのオリジナルシリーズパートナーとして、Amazonやセブンイレブンでは還元率2%、スターバックスでは還元率5.5%と他に類を見ないくらいお得なクレジットカードです。
オリコカード・ザ・ポイント
基本のポイント還元率が1.0%と高く、ポイントが貯まりやすくて使いやすいクレジットカードがオリコカード・ザ・ポイントです。
500ポイントからAmazonギフトカード500円分に交換ができるのですが、申請をすればすぐにメールでギフトコードが送られてくるため、使いたい時にすぐに使うことができるのが特徴です。
楽天カード
年会費無料で、ポイント還元率が通常でも1%、楽天のサービスを使えば3%のポイントが還元され、高還元なクレジットカードです。
楽天ユーザーに断然お得なクレジットカードと言えるでしょう。
ポイントの有効期限がないカードもおすすめ
クレジットカード利用額がそれほど多くない人や、ポイントの存在を忘れて有効期限が切れてしまうことが多い方におすすめなのが、ポイントの有効期限がないクレジットカードです。
クレディセゾンが発行するクレジットカードはカード利用で貯まったポイントを永久不滅ポイントと呼び、ポイントに有効期限がありません。
ですから、忘れた頃にポイントが貯まっている事に気が付いても大丈夫です。その上、「セゾンカードインターナショナル」や「PARCOカード」など年会費がずっと無料のカードもあります。
ポイント還元率は0.5%で特にお得なわけではありませんが、一般的なクレジットカードで還元されるポイントの多くが2年で消えてしまうことを考えると、何年経ってもポイントが消えることがなく、好きな時にポイントを利用できるクレジットカードは、人によっては大変お得であると言えるでしょう。
ところで、「ドン・キホーテではクレジットカードでギフトカードなどの金券が買える」という話もありますが本当でしょうか?
次ではその点についてお話ししましょう。
ギフトカードは原則クレジットカード払いできないが、場合によっては買えるケースもある
ドン・キホーテでは、原則ギフトカード(商品券)をクレジットカードで買うことはできません。
にもかかわらず、インターネット上では「ドン・キホーテでギフトカードをクレジットカードが買えた!」という声が複数出ています。それはどうしてでしょうか?
ここではその話の真偽について、実際にドン・キホーテで確認した結果などをふまえて詳しく説明します。
過去にドンキでギフトカードが買えることがあった
かつてドン・キホーテでは、商品券などのさまざまなギフトカードをクレジットカードで買えたようです。
けれども現在は店舗に問い合わせると「ギフトカードをクレジットカードでは買えない」という回答が返ってきます。 そのあたりの事情について実際のところはどうなっているのでしょうか?その点について調査してみました。
公式HPや店舗に確認しても現在は「不可」
現在、ドン・キホーテでお得なマジカドンペンカードのFAQには「ギフトカードはクレジットカードで購入できない」とはっきり明記されています。
また、店舗にギフトカードをクレジットカード払いできるかどうかについて確認すると、同じく「ギフトカードはクレジットカード払いでの購入は不可」という回答が返ってきます。
ただ、「店によってはギフトカードが買える場合もある」という話も聞こえてくるため、さらに詳しく調査してみました。
一部のプリペイドカードはドン・キホーテのクレジットカードでのみ購入可
原則的にドン・キホーテではクレジットカードでギフトカードを買うことはできないとされていますが、実際には一部のプリペイドカード式ギフトカードを買えるケースがあります。
一般的に、商品券には「紙幣式(商品券)」と「プリペイドカード式」の2種類ありますが、ドン・キホーテでは紙幣式のギフトカードをクレジット払いでは買えません。
けれども楽天ポイントギフトカードやiTunesカードなど、一部のプリペイド式カードをクレジット払いで購入することが可能な店舗があります。 ただし、そこには「マジカドンペンカード」「クラブドンペンカード(※)」以外では買えないという条件がつきます。
※クラブドンペンカードは2016年2月29日に新規発行を終了しました。
なお、店舗によっては全てのギフトカードを現金払いのみとしているところもあるため、クレジット払いでの購入が可能かどうかについては最寄りの店舗に足を運んで確認することをおすすめします。
まとめ
こちらの記事で説明した重要な点を、箇条書きにしてみます。
- マジカドンペンカードは電子マネーとクレジットカードの機能をあわせ持つ。
- マジカドンペンカードのポイントは高くランクアップ制度でよりお得になる。
- ドン・キホーテ以外ではマジカドンペンカードのメリットが少ない。
- ドン・キホーテでクレジットカードを利用するなら還元率の高さとポイント有効期限がないものに注目。
- ドン・キホーテでは原則ギフトカードのクレジット払いは不可だが、プリペイドカード式ギフトカードは買える場合もある。
ドン・キホーテを最も多く利用している方にとってマジカドンペンカードはかなりお得に使えるカードです。
けれどもお店の利用状況によっては他のカードを上手に利用した方がよりお得な場合もありますので、自分のライフスタイルに合わせてカードを選ぶことをおすすめします。