ヒルトン・オナーズVISAカードでヒルトンのステータスを即時にゲット

世界的なホテルチェーン「ヒルトン・ホテルズ&リゾート」が三井住友カードと提携しているのが、ヒルトン・オナーズVISAカードです。入会するだけで、ヒルトンを頻繁に利用している人と同等の特典を受けられるカードです。
そんなヒルトン・オナーズVISAカードとは何であるのかや、旅行傷害保険などの特典について知りたくありませんか?
今回の記事では、ヒルトン・オナーズVISAカードの概要やメリット、デメリットについて解説していきます。記事を読み進めることで、自分がヒルトン・オナーズVISAカードを持つべきかどうか判断できるようになります。
この記事の目次
ヒルトン・オナーズVISAカードの概要とメリット
ヒルトン・オナーズVISAカードとは、ヒルトンの会員サービスプログラムであるヒルトン・オナーズが三井住友カードと提携して発行しています。カードを持つことで、ヒルトンがリーズナブルに宿泊できたりするなどの会員サービスを受けることができます。
カードには、
- ヒルトン・オナーズVISAカードクラシックカード
- ヒルトン・オナーズVISAカードゴールドカード
- ヒルトン・オナーズVISAカードプラチナカード
の3種類がありますが、今回はクラシックとゴールドの概要について解説していきます。
年会費
ヒルトン・オナーズVISAカードの年会費は、下記のようになります。
本会員年会費(税別) | 家族会員年会費(税別) | |
---|---|---|
クラシックカード | 2,958円 | 550円 |
ゴールドカード | 12,917円 |
1人目無料 2人目以降1,000円/人 |
年会費は、下記の条件で翌年の年会費に割引が適用されます。
- WEB明細書サービスの利用
- マイ・ペイすリボの申し込み+年に1回以上のリボ払い手数料支払い
年会費は無料にはなりませんが、割引が適用されることで半額程度まで抑えることが可能です。
旅行傷害保険
ヒルトン・オナーズVISAカードには、下記の旅行傷害保険が付帯しています。
海外 | 国内 | |
---|---|---|
クラシック | 最高2,500万円(自動付帯300万円まで) | 最高2,000万円(自動付帯300万円まで) |
ゴールド | 最高5,000万円(自動付帯1,000万円まで) | 最高5,000万円(自動付帯1,000万円まで) |
このように、ヒルトン・オナーズVISAカードの旅行傷害保険は自動付帯される部分もありますが、かなり補償が少ないです。旅行代金の支払いはヒルトン・オナーズVISAカードを使って旅行傷害保険の補償額を高くすることをおすすめします。
ヒルトン・オナーズ会員特典
ヒルトン・オナーズVISAカードを作ることで、本会員はヒルトン・オナーズの会員サービスを受けることができます。会員サービスには下記のようなものがあります。
- カード種別ごとの最低会員ステータス保証
- 宿泊ボーナスポイント
- ホテル特典
このように、ヒルトン・オナーズVISAカードを持つだけで、ヒルトンで会員限定サービスを受けることができるようになります。
ヒルトン・オナーズ会員とは
ヒルトン・オナーズ会員とは、ヒルトンの登録制会員サービスです。無料で登録可能なサービスで、1年間(1/1~12/31)のヒルトンへの宿泊回数や貯めたポイントに応じてステータスが上がります。
ヒルトン・オナーズVISAカードを作るには、まず登録を行う必要があります。
メンバー | 入会時 |
---|---|
シルバー | 4回の滞在または10泊 |
ゴールド | 20回の滞在または40泊、または75,000ヒルトン・オナーズ・ベースポイント |
ダイヤモンド | 30回の滞在または60泊、または120,000ヒルトン・オナーズ・ベースポイント |
ヒルトン・オナーズ・ベースポイントとは、ヒルトングループの利用で貯まるポイントです。
メンバーになると利用できる特典に下記のようなものがあります。
- 最安値保証
- デジタルチェックイン
- 客室内・ロビーでのスタンダードWi-Fi無料
- レイト・チェックアウト
- エクスプレス・チェックアウト
- 2人目基本宿泊料無料
ヒルトン・オナーズVISAカードを持つことで、上位のランクが保証されるので、さらに充実したサービスを受けられます。ヒルトンの利用回数が足りなくても上位のステータスになるのはヒルトン・オナーズVISAカードのメリットです。
クラシックでシルバーステータス
ヒルトン・オナーズVISAカードクラシックカードを持つことで、ヒルトン・オナーズのシルバーステータスが保証されます。シルバーステータスであれば、メンバーになることで受けられる特典に加えて、下記のような特典を受けられます。
- 客室タイプにあわせたスピーディーな予約とチェックイン
- 5連泊以上の宿泊を全額ポイントで予約の場合、5泊ごとに5泊目が無料
- ポイントを利用しての無料宿泊
- 対象ホテルで1滞在につき無料のボトルウォーター2本
1年間の宿泊数が4回に満たなくても、シルバー会員として優遇されるので、ヒルトンへの滞在が快適になるメリットがあります。
ゴールドでゴールドステータス
ヒルトン・オナーズVISAカードゴールドカードを持つと、ヒルトン・オナーズのゴールドステータスが保証されます。シルバーステータスとの違いは下記のとおりです。
- 一部ホテルでのお部屋アップグレード
- 一部ホテルでのボーナスポイント・スナック・ドリンク・朝食無料などのサービス
入会すると利用できる特典や、シルバーステータスでの特典も同じように利用可能です。ヒルトン・オナーズVISAカードゴールドカードを持たない人がゴールドステータスになるには、毎月2回程度ヒルトンを利用する必要があります。
ヒルトン・オナーズVISAカードゴールドカードを持つことで、このような手厚い待遇を受けられます。
ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントが貯まる
ヒルトン・オナーズVISAカードを利用することで、ヒルトン・オナーズ・ベースポイントに加えてヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントも貯められます。
通常ヒルトン・オナーズのポイントの有効期限は宿泊やクレジットカード利用でポイントを貯めたりしない場合1年で切れてしまいますが、クレジットカードでヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントを貯めていけることで、実質無期限になります。
貯まったポイントは
- ヒルトンへの宿泊
- ホテル内の特典
- ショッピング
- マイルへの交換
など様々な利用方法があります。
ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントがどのような方法で貯まるのかを解説していきます。
新規入会特典
ヒルトン・オナーズVISAカードの入会特典として、ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントが付与されます。
- クラシックカード:1,000ポイント
- ゴールドカード:2,000ポイント
通常ヒルトンへ宿泊してもらえるポイントは、1米ドルにつき10ヒルトン・オナーズ・ベースポイントです。これまでヒルトン・オナーズの会員でもなかなかポイントが貯まらず使うに至らなかったような人でも一気にポイントを獲得できます。
VISA加盟店でのカード利用
ヒルトン・オナーズVISAカードをVISA加盟店で利用することでもヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントが付与されます。
クラシックカード・ゴールドカードともに、毎月の支払い額に対して、1,000円ごとに10ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントが付与されます。年会費やキャッシングリボ、各種手数料や保険料は対象外です。
例えば、毎月5万円程度カード決済する人であれば、毎月500ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントが付与されます。1年間で6,000ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントが付与される計算になります。
5,000ポイントからヒルトングループの宿泊にも利用可能なので、ヒルトンに泊まる機会があり、定期的にカード利用する人にメリットがあります。
ゴールドは更新時にも
ヒルトン・オナーズVISAカードゴールドカードなら、更新カード発行後1,000ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントが付与されます。毎年もらえる訳ではありませんが、クラシックカードにはない特典なので、ゴールドカードならではのメリットです。
宿泊でボーナスポイント
ヒルトン・オナーズVISAカードの会員がヒルトンに宿泊すると、ボーナスポイントが付与されます。
▼ 対象ホテルの宿泊で…
クラシックカード | 1滞在につき1,000ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント |
---|---|
ゴールドカード | 1滞在につき2,000ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント |
※ヒルトンの公式ウェブサイトで直接予約、すべてのお支払いをヒルトン・オナーズVISAカードなどの条件あり
▼ 世界104ヵ国のヒルトン・ワールドワイドのホテル宿泊で…
クラシックカード | ヒルトン・オナーズ・ベースポイントに15%のボーナスポイント自動加算 |
---|---|
ゴールドカード | ヒルトン・オナーズ・ベースポイントに25%のボーナスポイント自動加算 |
ヒルトン・オナーズVISAカードを使って泊まれば泊まるほどボーナスポイントが加算されるので、出張や旅行で頻繁にヒルトンを利用する人ほどメリットが大きいです。
このように、ヒルトン・オナーズVISAカードを作ることでヒルトン・オナーズの会員ステータスが上がったり、ポイントが付きやすくなるなどのメリットがあります。次の章では、あらかじめ理解しておきたいデメリットを解説していきます。
先に知っておこう!ヒルトン・オナーズVISAカードのデメリット
これまでご紹介してきましたヒルトン・オナーズVISAカードのメリットを踏まえ、デメリットを解説していきます。
年会費がかかる
ヒルトン・オナーズVISAカードは、年会費がかかります。クラシックカードでも3,000円を超えているため、一般カードとしては比較的高額です。ただし、下記の方法で翌年の年会費の割引を受けられます。
WEB明細書サービスの利用での割引額 | マイ・ペイすリボの申し込み+年に1回以上リボ払い手数料の支払い | |
---|---|---|
クラシックカード | 540円 | 1,080円 |
ゴールドカード | 1,050円 | 5,400円 |
割引後の実質年会費 | 1,575円 | 7,470円 |
特に、ゴールドカードに関しては、この年会費の負担で空港ラウンジサービスやゴールドデスクなども利用できます。他のゴールドカードでは年会費1万円を超えるものがほとんどなので、割引を利用することで実はお得なカードになります。
ゴールドカードのポイント付与率がクラシックカードと同じ
ヒルトン・オナーズVISAカードでは、ゴールドカードのポイント付与率がクラシックカードと同じです。
他のクレジットカードであれば、ゴールドカードの方が年会費の高い分ポイント付与率が高いものが多いですが、ヒルトン・オナーズVISAカードでは同じなので特に支払いメインで利用する人にとっては残念です。
ポイント付与率でメリットが少ない分、ヒルトン利用時のボーナスポイントではメリットが大きくなっています。ショッピングメインで利用する人にはメリットが少ないかもしれませんが、年に数回程度ヒルトンを利用する人であれば、ゴールドカードにするメリットはあります。
このように、ヒルトン・オナーズVISAカードは、割引後も年会費が発生します。また、ポイント付与率がクラシックカードもゴールドカードも同じである点がゴールドカードのデメリットです。
ヒルトンをたくさん利用すれば、年会費分以上のポイント還元やサービスを受けられる点が、デメリットを克服するコツです。
ヒルトン・オナーズVISAカード はこんな人におすすめ
ここまでご紹介してきた特徴やメリット・デメリットから判断すると、ヒルトン・オナーズVISAカードはこのような人におすすめのカードです。
ヒルトンをよく利用する人
ヒルトン・オナーズVISAカードは、ヒルトンで便利に利用できるサービスに特化したクレジットカードなので、ヒルトンをよく利用する人におすすめです。例えば、年に3回程度利用する人であれば、クラシックカードでも貯まったポイントでもう1泊できる位のポイントが貯まります。
ヒルトン・オナーズVISAカードをつくることで、お部屋のアップグレードやチェックイン・チェックアウト時など、滞在を快適に過ごせるサービスも充実しているので、ヒルトンをよく利用する人であれば、持っていて損はありません。
まとめ
今回の記事では、 ヒルトン・オナーズVISAカードについてご紹介してきました。内容をおさらいします。
- ヒルトン・オナーズVISAカードはヒルトン・ホテルズ&リゾートと三井住友カードが提携しているカード
- クラシックカードの年会費は3,195円、ゴールドカードが13,950円。
- WEB明細書サービスの利用とマイ・ペイすリボの申し込み+年に1回以上リボ払い手数料支払いでクラシックカードが1,575円、ゴールドカードが7,470円にまでなる
- クラシックカードはシルバー、ゴールドカードはゴールドのヒルトン・オナーズのステータスが保証される
- 持つことでヒルトンが最低額保証されたりなどの割引や、滞在が快適になるサービスを受けられる
- 入会やカード利用、ヒルトンの利用などでヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントがつく
- ポイント付与率はクラシックカードとゴールドカードで同じ1,000円ごとに10ポイント
このように、 ヒルトン・オナーズVISAカードは、ヒルトンをよく利用する人にメリットがあるクレジットカードです。今回の記事を参考に、ヒルトン・オナーズVISAカードを自身が持つべきかどうか判断してみてくださいね。