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J-Debitとは?J-Debitの特徴を知って賢くデビットカードを使おう

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J-Debitとは?J-Debitの特徴を知って賢くデビットカードを使おう
クレジットカード
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デビットカードにJ-Debitというデビットカードがあるのをご存知でしょうか?J-Debitのサービスを使用すれば、今持っている金融機関のキャッシュカードを、デビットカードとして利用できます。

そしてさらに、J-Debitと他のデビットカード、VISAデビットやJCBデビットはどう違うのでしょうか。

今回はJ-Debitについて、VISAデビットやJCBデビットとの違いを比較しながら紹介していきます。

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デビットカードとは、口座から即時支払いできるカード

デビットカード図

デビットカードとは、 預金口座から即時支払いが可能なカードです。

クレジットカードとは違い預金口座から即時に引き落とされることになるため、利用額が返済能力を上回って返済できなくなるという失敗がありません。

伊藤亮太

伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー

皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。

【専門家の解説】

クレジットカードのように後払いは嫌、という方に向いているのがデビットカードです。
デビットカードは、その場で即時に口座から引き落としが行われるため、後から請求がくることはありません。
そのため、キャッシュレスでも使いすぎる心配はありません。

キャッシュレスでも使いすぎる心配なし

デビットカードなら、多額の現金を持ち歩く必要がなく、またお金を使いすぎる心配がないため、カード初心者でも安心して利用できます。

クレジットカードでキャッシング

利用可能額は、金融機関の口座の残高の範囲内となりますが、別途利用限度額を設定することが可能な金融機関もあります。

16歳から使えるため高校生でも持てるカード

デビットカードは16歳以上なら誰でも持てるカードのため、通常は高校生では持てないクレジットカードの代わりになります。

日本ではまだ利用者は少ないですが、世界的に見ると、クレジットカードよりも普及しているカードです。

お金を引き出す時間と手数料の節約になる

デビットカードは、買い物の支払いのために銀行やATMに立ち寄って現金を引き出す必要がないため、時間や手数料の節約にもなります。

また、手持ちの現金がない時の出費にもデビットカードで支払うことができます。しかし、ETCや公共料金の支払いなど、利用できない場合もあるのが現状です。

普段はデビットカードを使い、使用できないときや大きな買い物をするときにはクレジットカードを使用するなど、状況によって使い分けると良いでしょう。

J-Debitのサービス内容とは?

J-Debitとは、銀行や信用金庫、労働金庫など1,700以上の金融機関で発行された キャッシュカードをデビットカードとして支払いにそのまま利用できるサービスのことをいいます。

J-Debitの利用のために新たにカードを発行する必要はなく、キャッシュカードをそのまま利用できるので、申し込みや審査を受ける必要がなく、簡単に利用を始めることができます。

手数料や年会費、金利もなく、手軽に利用できるカードです。

J-Debitの使い方

代金の支払い時に、店員にJ-Debitを利用することを伝えて、キャッシュカードを提示します。

店員がキャッシュカードを専用の端末に設置して、支払金額を入力したら、あとは端末に暗証番号を入力するだけで、金融機関の口座からすぐに代金が引き落としされます。

サインの必要はありません。

J-Debitの加盟店

J-Debitは、全国約45万ヵ所のJ-Debit加盟店で利用できます。

下記のJ-Debitのマークが加盟店の印です。

ジェイデビットマーク

全国のデパートやショッピングセンター、家電量販店などでのショッピングはもちろん、ホテルや旅館などの宿泊施設、レストランや飲食店などでも利用できます。その他、タクシーや飛行機のチケットの購入にも利用できます。

さらに、病院などの診療費や美容院、美術館、博物館、保険、福祉施設などさまざまなサービスでも利用できます。

利用可能な加盟店は、日本デビットカード推進協議会が運営している J-Debitナビのページで調べることができます。

J-Debitはコンビニでも利用できるの?

さまざまな加盟店のあるJ-Debitですが、ローソンやセブン-イレブン、ファミリーマートなどのコンビニでも利用できるのでしょうか。

実は、残念ながら大手のコンビニでは、ローソンで一部の金融機関のJ-Debitサービスが利用できるだけです。

加盟店の多いJ-Debitですが、 残念ながらコンビニでの使い勝手は良いとは言えないようです。

VISAデビット・JCBデビットとの違い

デビットカードには、J-Debitの他にVISAデビット・JCBデビットがあります。どのデビットカードを使えば良いか迷う方も多いでしょう。

J-DebitとVISAデビット・JCBデビットはなにが違うのでしょうか。

伊藤亮太

伊藤亮太/ ファイナンシャルプランナー

皆様にとって真に必要なライフプランニングの設計、資産運用相談を承っております。中立的な立場から、ご相談に応じます。砂金取りという趣味も実益をかねて実践中です。詳しくはZIPANNINGで検索を。

【専門家の解説】

日本では、J-Debitが有名ですが、他にもVISAデビットやJCBデビットがあります。いずれも即時引き落としには変わりありません。
大きな違いは、利用できる店舗に違いがあるということ。
国内優先であれば、J-Debitで構いませんが、海外でも活用したいということであれば、VISAデビットやJCBデビットを活用されるとよいでしょう。
なお、J-Debitのメリットとしては、手数料は不要、サインも不要と簡単に支払いができる点、キャッシュカードをそのまま利用できる点が挙げられます。
VISAデビットやJCBデビットは年会費がかかる場合がありますので、その点注意してください。
後払いは嫌、現金での支払いもできるだけ避けたい。
そんなあなたには、デビットカードがおすすめです。

デビットカードは資金管理面からも利用すると楽です。
後払いが嫌で、キャッシュレスにしたい方は検討されるとよいでしょう。

J-Debitの特長

  • 手数料が不要で、年会費・金利なども不要(VISAデビット・JCBデビットの場合、年会費がかかることがある)

  • 今使用しているキャッシュカードをそのままデビットカードとして全国の加盟店で使用できる

  • 日本でデビットカードを使用しようとした場合、J-Debitの方が利用可能カードの種類が多い。

  • 支払いはキャッシュカードを提示して、本人が暗証番号を押すだけ。サインの必要はない。

J-Debitは日本独自で発展してきたサービスです。デビットカードとしての歴史も長いため、日本でデビットカードといえば、J-Debit指すことがまだ多いようです。

また、銀行のキャッシュカードを使用するため、カードの種類も多く、わざわざカードを発行してもらう必要もありません。

VISAデビット・JCBデビットの特長

  • 海外での決済もできる
  • デビットカードを利用して海外で現地通貨の調達ができる
  • インターネットでも利用できる
  • 利用時間や利用店舗の制限が少ない
  • 利用できる加盟店が多い

J-DebitはVISAデビットやJCBデビットと比べると、海外での利用ができない、インターネットでの利用ができない、深夜利用できない場合があるなどの制約があります。

また、 J-Debit加盟店よりもVISAやJCBの加盟店のほうが多く存在します。VISAデビット・JCBデビットはVISAやJCBの加盟店でクレジットカードが利用できるところならどこでも利用できます。

このように、J-Debitは使用に制限があり、加盟店もVISA・JCBに比べて少ないため、総合的に見るとVISAデビット・JCBデビットの方が使い勝手が良いカードと言えるかもしれません。

J-DebitとVISAデビット・JCBデビットの違い

利用できる店舗 利用可能時間 特徴
Jデビット百貨店など約45万ヵ所ゆうちょ銀行、
みずほ銀行など
平日:
午前8:00~午後9時、
土日祝:
午前9時~午後7時 
※24時間対応の金融機関もある

・年会費や年齢制限なし

・キャッシュカードをそのまま利用する

VISAデビットVISA加盟店
(世界約4000万ヵ所)
原則24時間356日・年会費が必要な場合がある

・ネットや海外で利用できる

・高校生以上が対象
JCBデビットJCB加盟店
(世界2700万ヵ所)
 原則24時間356日・年会費が必要な場合がある

・ネットや海外で利用できる

・高校生以上が対象

J-Debitには使用できない場合もあるため、 VISAデビット・JCBデビットを持っているともしものときにも安心です。

J-DebitかVISAデビット・JCBデビットのどちらを作ろうか迷った場合には参考にしてください。

まとめ

要チェックポイント

  1. J-Debitは手数料・年会費不要、今使っているキャッシュカードをそのままデビットカードとして全国の加盟店で使用できる
  2. 支払い方法はキャッシュカードを提示し、本人が暗証番号を押すだけでサインは不要
  3. 支払い方法はキャッシュカードを提示し、本人が暗証番号を押すだけでサインはJ-Debitが使用できない場合もあるため、VISAデビット・JCBデビットを持っていると安心

まずは自分が使っているキャッシュカードに、J-Debitのマークが記載されているかどうかを確認してみましょう。

いざ現金を持っていないときでも、J-Debitが使えるお店であればキャッシュレスで会計を済ませることができますよ。シーンによってクレジットカードと使い分けるなどして、活用してみてくださいね。

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