ライフカードには年会費ありとなしがある!両タイプの違いやメリットとデメリットを徹底解説!

「ライフカード年会費ありとなしの違いが知りたい」
ライフカードといえば年会費無料のイメージですが、年会費有料タイプを選択することもできます。
年会費ありのライフカードは、クレジットカードを初めて作る人や、過去の支払い遅延などで審査に不安がある人に最適なカードです。
しかし、これまで年会費ありのライフカードを知らなかったという人もいると思います。
そこで今回は、ライフカード(年会費あり)の特徴や年会費なしとの違い、各カードランクの差などについて解説していきます。
ライフカードの申し込みを検討している人は、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
- ライフカードの年会費には無料と有料の2タイプがある
- 年会費ありと年会費なしの違い
- ライフカード(年会費あり)のカードランク別スペック比較
- ゴールドとノワールの付帯サービス
- ライフカード(年会費あり)のメリット7つ
- 独自の審査基準を採用している
- ETCカードは無料で発行
- ザクザク貯まるポイント制度
- インターネットモールでポイント倍増
- ポイントの交換先が豊富
- 充実の旅行傷害保険
- ライフカード(年会費あり)のデメリット
- キャッシング機能がない
- 国際ブランドがMastercardのみ
- ライフカード(年会費あり)がおすすめな人
- 初めてクレジットカードを作る人
- 過去に支払い遅延をおこした人
- 審査に不安がある人
- まとめ
ライフカードの年会費には無料と有料の2タイプがある
ライフカードは年会費無料タイプと、年会費ありのライフカード(Ch)の2タイプ。
年会費無料タイプは広く知られていますが、年会費ありのライフカードにも個性的な魅力があります。
年会費ありと年会費なしの違い
両タイプの大きな違いは「審査基準」です。
年会費なしのライフカードも比較的作りやすいクレジットカードですが、年会費ありはさらに審査基準を緩くしてカード発行の間口を広げたタイプといえます。
- 年会費なし:審査基準は普通
- 年会費あり:審査基準は緩い
上記の差には、「年会費を有料にして貸し倒れを防ぎながら、審査に不安がある人でもクレジットカードを所有できるようにしよう」というライフカード側の意図が読み取れます。
事実、ライフカード年会費ありの申し込み資格は、「日本国内在住の18歳以上(高校生は除く)で電話連絡可能な方」という非常に緩い内容です。
なお、年会費なしのライフカードには旅行傷害保険が付帯していませんが、年会費ありには、国内外の旅行傷害保険が付帯しています。
次の項目では、ライフカード(年会費あり)のランク別によるスペックの違いを見ていきます。
ライフカード(年会費あり)のカードランク別スペック比較
ライフカード(年会費あり)には、「スタンダード」「ノワール」「ゴールド」の3つのカードランクが用意されています。それぞれのスペックは下表のとおりです。
スタンダード | ノワール・ゴールド | |
---|---|---|
年会費(税込) | 5,500円 | 11,000円 |
利用限度額 | 10万円~20万円 | 10万円~30万円 |
ポイント有効期限 | 5年間 | |
ETCカード | 無料 | |
キャッシング | なし |
ライフカード(年会費あり)は審査に不安がある人を発行対象にしているので、利用限度額はゴールドでも最大30万円と決して高くありません。また、カードランクを問わずキャッシングの利用もできません。あくまでもショッピングに特化したクレジットカードです。
なお、初年度の年会費はカード受け取り時に代金引換で支払います。現金の用意がないとカードを受け取れないので注意しましょう。
ゴールドとノワールの付帯サービス
ライフカードゴールド(年会費あり)には、下記のサービスが付帯します。
- 国内主要空港の空港ラウンジ無料利用
- 各種問い合わせにオペレーターが応えてくれる「LIFE CARD GOLDデスク」
ライフカードゴールドとノワールの年会費は同じなので、付帯サービスを重視するなら、ゴールドの選択が無難でしょう。券面が黒のクレジットカードを保有したいという方はノワールを選択してみてください。
次の項目では、ライフカード(年会費あり)の主なメリットを解説していきます。
ライフカード(年会費あり)のメリット7つ
ここでは、ライフカード(年会費あり)の主なメリットを7つ紹介します。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
独自の審査基準を採用している
過去に支払い遅延がある人や、クレジットカードを初めて作る人に対しても事情に応じた個別審査をしています。
年会費無料のライフカードよりもさらに審査基準が緩いため、他社のカードで審査落ちした人でもカードを所有できる確率が高まるでしょう。
ただし、直近に自己破産や債務整理などの金融事故を起こしている場合は、審査に通らない可能性があるので注意が必要です。
ETCカードは無料で発行
ETCカードは年会費無料で発行できます。なお、ETCカードは本会員名義のカードのみ発行可能です。家族カードはETCカードの発行ができません。
ザクザク貯まるポイント制度
ライフカードは、100円の利用で0.1ポイントが貯まるポイント制度を導入しています。
1ポイントは5円相当で計算されるので還元率は0.5%となりますが、年間利用額に応じたステージ制度があるので、最大1.0%の還元率が実現します。
各ステージの年間利用額と還元率は下表のとおりです。
ステージ | 年間利用額 | 次年度還元率 |
---|---|---|
レギュラー | - | 0.5% |
スペシャル | 50万円以上 | 0.75% |
ロイヤル | 100万円以上 | 0.9% |
プレミアム | 200万円以上 | 1.0% |
ライフカードは公共料金や携帯電話料金などの決済にも利用できるため、年間利用額50万円を達成するのは、それほど難しくないでしょう。100万円超えで還元率0.9%に達するのも大きな魅力です。
このほか、カードの利用日が誕生月内だった場合には「誕生月ポイント」として、基本ポイントの3倍が付与されます。
インターネットモールでポイント倍増
ライフカード会員限定オンラインショップ「L-Mall(エルモール)」でカードを使ったショッピングをすると、最大でポイント倍率が25倍になります。
主な登録ショップとポイント倍率は下記のとおりです。
ショップ名 | ポイント倍率 |
---|---|
楽天市場 | 2倍 |
Yahoo!ショッピング | 2倍 |
ファンケル | 4倍 |
じゃらん.net | 3倍 |
Amebaマンガ | 11倍 |
au Wowma! | 3倍 |
近鉄百貨店インターネットショップ | 4倍 |
シマンテックストア | 18倍 |
爽快ドラッグ | 5倍 |
ビックカメラ.com | 3倍 |
マイナビトラベル | 4倍 |
LOHACO | 3倍 |
利用頻度の高い大手ショッピングサイトも登録されているため、ショッピングにライフカードを使うだけでポイントがザクザク貯まります。
ポイントの交換先が豊富
貯めたポイントの交換先も多彩です。主な交換先と交換レートは下記となっています。
他社ポイント・マイル | 交換レート |
---|---|
dポイント | |
au WALLETポイント | |
楽天ポイント | 1Pt=5ポイント |
ベルメゾン・ポイント | |
Gポイント | 1Pt=4ポイント |
ANAマイレージクラブ | 1Pt=2.5マイル |
他社のポイントだけではなく、ANAマイルに交換できるのも嬉しいところです。
充実の旅行傷害保険
ライフカード(年会費あり)には、年会費無料版のライフカードにはない国内外の旅行傷害保険が付帯しています。
いずれも自動付帯なので、カードを保有しているだけで補償の対象です。
カードランク別の主な付帯保険は下表となります。
海外旅行傷害保険 | スタンダード | ノワール・ゴールド |
---|---|---|
死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 | 最高1億円(家族1,000万円) |
傷害・疾病治療費用 | 200万円 | 300万円(家族150万円) |
救援者費用等 | 200万円 | 300万円(家族100万円) |
個人賠償責任危険 | 2,000万円 免責金額なし |
1億円(家族5,000万円) 免責金額なし |
携行品損害 | 20万円 免責金額1事故3,000円 |
40万円(家族20万円) 免責金額1事故3,000円 |
ノワールとゴールドには「死亡・後遺障害最高1億円」というプラチナカードレベルの手厚い保険が付帯しています。
国内旅行傷害保険の内容は下表のとおりです。
国内旅行傷害保険 | スタンダード | ノワール・ゴールド |
---|---|---|
傷害死亡 | 最高1,000万円 | 最高1億円(家族1,000万円) |
後遺障害 | 40万円~1,000万円 | 最高1億円(家族1,000万円) |
入院日額 | なし | 10,000円 |
通院日額 | なし | 4,000円 |
国内の旅行傷害保険も、ノワールとゴールドのパワフルな補償内容が際立ちます。
また、全てのライフカードには、不正使用された場合に被害額が補償される「カード会員保障制度」が付帯しています。
届出日の60日前までさかのぼって損害を補償してくれるので安心です。
次の項目では、ライフカード(年会費あり)のデメリットについて解説します。
ライフカード(年会費あり)のデメリット
ライフカード(年会費あり)にも、いくつかのデメリットが存在します。カードの申し込みをする前に、しっかりと確認しておきましょう。
キャッシング機能がない
年会費無料のライフカードにはキャッシング枠が付帯していますが、ライフカード(年会費あり)はキャッシングの利用ができません。
ショッピング専用カードとして活用することになります。どうしてもキャッシング枠が欲しい場合は、年会費なしのライフカードを選択してみてください。
国際ブランドがMastercardのみ
ライフカード(年会費あり)で選べる国際ブランドはMasterCardのみとなっています。
国内では国際ブランドの加盟店数に大きな差はないので、MasterCardが使えない店舗はかなり限られますが、海外での利用機会が多い人は、Visaが選択できる年会費無料タイプの選択が無難です。
次の項目では、ライフカード(年会費あり)の作成に適している人を考察してみます。
ライフカード(年会費あり)がおすすめな人
ここでは、ライフカード(年会費あり)の作成に適している人について解説します。ライフカードの作成に迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
初めてクレジットカードを作る人
30代後半以降で過去にクレジットカードを作ったことがない人は「過去に金融事故を起こしてクレヒスが真っ白になっている」と疑われてしまうため、クレジットカードの審査に通りにくい傾向があります。
年齢が高くなるほどカードの作成は難しくなるので、初めてクレジットカードを作る場合には、ライフカード(年会費あり)のような間口の広いカードに申し込むようにしましょう。
申込者個別に審査をしているライフカード(年会費あり)なら、支払い実績が全くない「スーパーホワイト」でも審査に通る可能性が高まります。
ライフカード(年会費あり)でコツコツとクレジットヒストリーを積み上げれば、他社のクレジットカードも作成できるようになるはずです。
過去に支払い遅延をおこした人
過去に利用代金の引き落としや携帯電話の支払いに遅れがあり他社カードの審査に落ちた人には、ライフカード(年会費あり)が最適です。
一度でも金融事故を起こすと、新たなクレジットカードを作るのが極端に難しくなるという厳しい現状があります。
しかし、ライフカード(年会費あり)は、利用限度額やカードのスペックを下げることによって審査基準を低くし、他社ではクレジットカードが作れない人でもカードが所有できるようにしています。
審査に不安がある人
ライフカード(年会費あり)は、属性や支払い能力などが原因で審査に不安がある人を対象としたクレジットカードです。
ライフカード(年会費あり)のスペックを考えると年会費の割高感は否めませんが、貸し倒れを防ぐためのリスクヘッジと考えれば妥当といえるでしょう。
カードのスペックや年会費よりも、カードの作りやすさを重視したいという人は、ライフカード(年会費あり)が最善の選択肢になります。
まとめ
今回は、ライフカード(年会費あり)の特徴や年会費なしとの違いについて詳しく解説しました。
作りやすいクレジットカードとして知られるライフカードも、年会費のありなしの違いを理解すれば、より自分に適した1枚が見つかります。
キャッシュレス化が進む現在では、クレジットカードを所有していないというだけで大きなデメリットになります。
他社のクレジットカードで審査落ちした人や、過去に1度もクレジットカードを作ったことがないという人は、ぜひライフカード(年会費あり)の作成を検討してみてください。