ポイント投資で元手がなくても資産運用! 行うべき5つのメリット

ポイ活などで貯まったポイントの使い道に困っている人でも、ポイント投資を検討している人は多いです。
また、将来に向けて投資で資産運用したいと考えていても、投資に充てられる費用がなかなか捻出できない人は意外と多いですよね。
そこで、資金を準備しなくても投資ができるポイント投資が注目を集めています。
ポイント投資に興味があるから、知りたいとお思いではありませんか。
また、ポイントの使い道に困っているなら、ポイント投資で運用してみたいとお思いではありませんか。
この記事では、ポイント投資の概要や、メリット・デメリットなどを解説していきます。
この記事の目次
- ポイント投資とは?
- ポイント投資とポイント運用との違い
- ポイント投資に対応している証券会社への口座開設が必要
- ポイント投資を行う5つのメリット
- 自己資金をかけずに投資できる
- 運用の結果次第で利益を得られる
- ポイントが貯まりやすいサービスが多くたくさん投資しやすい
- ポイントで置いておくように失効する心配がない
- 配当や株主優待を受けられる
- ポイント投資を行う3つのデメリット
- 手数料がかかる場合がある
- 投資なので値下がりすることもある
- 取扱可能な投資商品が限られている
- ポイント投資やポイント運用に対応している主なポイント
- ポイント投資対応の主要5ポイント比較
- ポイント運用に対応しているサービスは限られている
- ポイント投資におすすめなクレジットカード3選
- 投資に対応している複数のポイントへ移行できる「JCB CARD W」
- 楽天経済圏の人なら「楽天カードゴールド」
- ポイントを松井証券で自動積立できる「MATSUI SECURITIES CARD」
- まとめ
ポイント投資とは?
ポイント投資とは、貯まったポイントを使って投資ができるサービスのことです。この章では、ポイント投資の概要を紹介していきます。
詳しく見ていきましょう。
ポイント投資とポイント運用との違い
ポイントを使った投資には、ポイント投資とポイント運用とがあり、ポイントによりどちらが対応なのかが異なるので注意しましょう。
ポイント投資とポイント運用にはどのような違いがあるのかを簡単に解説します。
ポイント投資とはポイントを現金化して運用
ポイント投資とは、貯まったポイントを現金化して、その資金を使って運用する方法です。
運用できるのは一般株式や投資信託、ETFなどがあり、ポイントによって異なります。
基本的には現金で行う株式投資と変わりなく、株主優待や配当の受け取りなども可能です。
ただし、証券会社への口座開設が必要なので、すぐには始められない場合もあります。
ポイント運用とはポイントのままで運用
ポイント運用は、ポイントをポイントのままで運用する方法です。
ポイント投資とは違い、ポイントを現金化しません。
ポイントを提供している企業が用意した、株式や投資信託などの投資コースを選んで申し込むと、株式や投資信託の値動きに連動してポイントが増減する仕組みとなっています。
ポイント投資のように証券会社への口座開設は必要なく、すぐに始められるサービスも多いです。
ポイント投資に対応している証券会社への口座開設が必要
ポイント投資は現金を資産運用するのと同じなので、証券会社への口座開設が必須です。
ポイントの種類によってポイント投資に対応できる証券会社が異なるので、よく確認して開設しましょう。
例えば、楽天ポイントの場合、楽天証券への口座開設が必要です。
申し込んでから実際に使えるようになるまでは数日かかる場合がほとんどである点には注意してください。
この章では、ポイント投資の概要を紹介してきました。
次の章では、ポイント投資を行うメリットを紹介していきます。
ポイント投資を行う5つのメリット
ポイント投資を行うことで、自己資金をかけずにすむなどいくつかのメリットがあるので押さえておきましょう。
この章では、ポイント投資を行うメリットを紹介していきます。
詳しく見ていきましょう。
自己資金をかけずに投資できる
一般的な株式投資では、運用資金を証券会社の口座へ預けて、株式や投資信託などを購入して行います。
ポイント投資の場合現金の代わりにポイントを使うので、自己資金を用意しなくてもかまいません。
毎月の生活費に余裕がなくても、ポイントが貯まっていれば投資ができます。
自己資金をわざわざ準備しなくても資産運用できる点は、手元資金に余裕がない人にとってもメリットが大きいです。
運用の結果次第で利益を得られる
ポイントはずっと使わずに手元に置いておいても、有効期限内なら基本的に増えたり減ったりすることはありません。
ポイント投資は一般的な株式の運用と同じなので、価格が変動します。
株価が上がると、もともと投資した金額より価値が大きくなることも十分考えられます。
運用に成功すれば、ポイントとして置いておくよりも高い価値になり得る点ことから、ポイント投資を検討する人も多いです。
ポイントが貯まりやすいサービスが多くたくさん投資しやすい
同じ値段で購入するなら、できるだけポイントが貯まりやすいお店を選んで購入する人は多いです。
ポイントサイトを使って、ポイントを貯める活動であるポイ活を行うことの積み重ねで貯まったポイントも、貯まりすぎると使い道に迷ってしまいますよね。
楽天ポイントやTポイントなど、ポイントが貯まりやすいサービスが増えていることから、たくさんのポイントが手元にある人も多いです。
工夫してたくさん貯めたポイントを資産の一部と考えて投資することで、有効に活用できます。
ポイントで置いておくように失効する心配がない
ポイントを使わないまま一定期間経過すると、有効期限が到達して失効してしまう場合がほとんどです。
また、本人が死亡した場合にも、ポイントは相続の対象とならずに失効してしまいます。
ポイント投資で株式や投資信託などの資産に変えておくことで、失効する心配がありません。
ポイントのように消えてなくなる心配がない点は、ポイント投資を行うメリットです。
配当や株主優待を受けられる
ポイント投資も現金での投資と同じように、株式や投資信託のオーナーとなります。
対象となる単位の株式を持っていれば、配当や株主優待などの対象です。
少ない額でも利益を手に入れられることで、メリットを実感できます。
株主優待で金券をもらったり割引サービスの対象となったりすることもあるなど、生活が豊かになる点はメリットを感じやすいです。
この章では、ポイント投資を行うメリットを紹介してきました。
次の章では、あらかじめ押さえておきたいデメリットを紹介していきます。
ポイント投資を行う3つのデメリット
行うメリットが大きいポイント投資ですが、いくつか気をつけておくべきポイントがあるので押さえておきましょう。
この章では、ポイント投資を行うデメリットを紹介していきます。
詳しく見ていきましょう。
手数料がかかる場合がある
ポイント投資も通常の株取引と同様、手数料が発生する場合があります。
ポイント投資は比較的少額を投資する場合が多く、手数料が定額だと手数料の割合が高くなってしまうこともあるので注意しましょう。
ポイント投資したときに、できるだけ手数料がかからない投資先を選ぶのがおすすめです。
手数料を差し引くと損するなどということがないように、購入時や保管手数料などにも注意しましょう。
投資なので値下がりすることもある
ポイント投資は株への投資なので、価値が一定ではありません。
上がることもあれば下がるリスクもあります。
価格が変動する原因は景気や経済、社会情勢、企業の業績、市場の需給など、さまざまな要因があり、確実には予測できません。
預金のように預けた金額が補償されるわけではない点を理解して始めることが求められます。
取扱可能な投資商品が限られている
ポイント投資を行う場合、ポイントによって投資可能な投資商品が異なります。
株や投資信託など、対応している証券会社の取扱商品ほとんどを購入可能な場合もありますが、限定されていることもあるので注意しましょう。
例えば、Pontaポイントは、auカブコム証券において購入可能なのは投資信託のみです。
欲しいと思った株がポイントでは変えないこともあることに、注意しておいてください。
この章では、ポイント投資を行うデメリットを紹介してきました。
次の章では、ポイント投資やポイント運用に対応している主なポイントを紹介していきます。
ポイント投資やポイント運用に対応している主なポイント
ポイント投資やポイント運用に対応しているポイントは増えており、さまざまなポイントを投資に活用可能です。
この章では、ポイント投資やポイント運用に対応している主なポイントを紹介していきます。
詳しく見ていきましょう。
ポイント投資対応の主要5ポイント比較
ポイント投資に対応しているポイントには、日常生活で貯めやすいポイントが多いです。
ポイント投資に対応している主なポイントを紹介します。
1ポイントで 投資できる金額 |
投資可能な商品 | 証券会社 | |
---|---|---|---|
楽天ポイント | 1円 | 国内株式 投資信託 バイナリーオプション |
楽天証券 |
Tポイント | 1円 | 上場株式 国内上場投資信託(ETF) REIT インフラファンド |
SBIネオモバイル証券 |
1円 | 投資信託 | SBI証券 | |
Pontaポイント | 1円 | 投資信託 | auカブコム証券 |
LINEポイント | 1円 | 国内有名企業300銘柄 ETF15銘柄 |
LINE証券 |
dポイント | 1円 | 国内株式 ETF REIT |
日興フロッギー+docomo (SMBC日興証券) |
例えば国内株式の中でも、購入できる銘柄を厳選している場合もあります。
ポイントによって購入できる銘柄が異なるので、使い分けるのがおすすめです。
ポイント運用に対応しているサービスは限られている
証券会社に口座を開設するには数日は時間がかかってしまいますので、すぐには始められません。
数は限られていますが、証券会社に口座開設をせずともポイント運用できるサービスを導入しているポイントもありますので紹介します。
最低投資単位 | 種類 | |
---|---|---|
楽天ポイント | 100ポイント | 2 |
dポイント | 100ポイント | 10 |
クレディセゾン | 100ポイント | 7 |
ポイント投資に比べて選択肢は少ないものの、選びやすくすぐに始められるので時間がない人におすすめです。
この章では、ポイント投資やポイント運用に対応している主なポイントを紹介してきました。
次の章では、ポイント投資におすすめのクレジットカードを紹介していきます。
ポイント投資におすすめなクレジットカード3選
これからポイント投資を始めたいと考えているのであれば、ポイントが貯まりやすいカードや投資しやすいポイントが貯まるカードを持っておくと便利です。
この章では、ポイント投資におすすめのクレジットカードを紹介していきます。
詳しく見ていきましょう。
投資に対応している複数のポイントへ移行できる「JCB CARD W」
「JCB CARD W」は、JCBが39歳以下を対象に発行する、ポイントが貯まりやすいクレジットカードです。
一般的なJCBカードの2倍ポイントが貯まるうえ、JCBオリジナルシリーズパートナーの利用でポイント還元率がさらに上がります。
「JCB CARD W」の概要は下記の通りです。
年会費 | 無料 |
---|---|
家族カード年会費 | 無料 |
移行可能なポイント (ポイント投資に利用可能なもの) |
dポイント Pontaポイント 楽天ポイント |
主な付帯サービス
- 海外旅行傷害保険最高2,000万円利用付帯
- ショッピングガード保険海外最高100万円補償
- ポイント常に2倍以上
ポイントがどんどん貯まって使い道の選択肢が多いので、複数のポイント投資を活用したい人におすすめです。
楽天経済圏の人なら「楽天カードゴールド」
「楽天カードゴールド」は、楽天カードが発行するゴールドカードです。
楽天市場利用時の楽天ポイント付与率が一般カードに比べて2%高いことから、楽天のサービスをよく使う「楽天経済圏」の人に人気があります。
「楽天カードゴールド」の概要は下記の通りです。
年会費 | 2,200円(税込) |
---|---|
家族カード年会費 | 550円(税込) |
楽天ポイント付与率 | 通常1% 楽天市場利用時5% |
主な付帯サービス
- 国内空港ラウンジ年2回無料
- 海外旅行傷害保険最高2,000万円利用付帯
- 利用可能額最高200万円
- カード盗難保険付帯
- 楽天カード会員様
- 専用ラウンジ(ハワイ・ワイキキ)利用可能
通常の買物はもちろん、楽天市場でポイントが貯まりやすいので、楽天市場の利用で貯めたポイントを投資に活用したい人におすすめです。
ポイントを松井証券で自動積立できる「MATSUI SECURITIES CARD」
「MATSUI SECURITIES CARD」は、株取引手数料の低さに定評がある、松井証券と提携して発行しているクレジットカードです。
カードの利用で貯まったポイントを投資に使えます。
「MATSUI SECURITIES CARD」の概要は下記の通りです。
年会費 | 初年度無料 2年目以降1,375円(税込)、 前年1回以上の利用で無料 |
---|---|
家族カード年会費 | 初年度無料 2年目以降1,375円(税込)、 前年1回以上の利用で無料 |
ポイント付与率 | 0.5% |
1ポイントの価値 | 1円相当 |
主な付帯サービス
- 国内旅行傷害保険最高1,000万円利用付帯
- カード盗難保険
- ネットあんしんサービス
貯まったポイントを交換できる投資信託は3種類から選択できます。
松井証券のサービスで活用しやすいカードなので、松井証券で投資している人におすすめです。
この章では、ポイント投資におすすめのクレジットカードを紹介してきました。
クレジットカード選びの参考にしてください。
まとめ

ポイ活や日々のクレジットカードの利用などで、たくさんポイントが貯まり、使い道に困っている人は意外と多いです。
ポイント投資であれば現金と同じように運用でき、場合によっては価値を上げられることもありますし、期限切れの心配もありません。
ただし、価格変動リスクがあるので値下がりする場合もある点は注意しましょう。
この記事で紹介してきたポイント投資できるポイントやポイント投資におすすめのクレジットカードを参考にしながら、うまくポイント投資を活用していってくださいね。
記事を読むことでポイント投資の方法を理解して、ポイント投資を始められるようになります。