イオンゴールドカードの入会方法や年会費、メリットを徹底解説

イオングループでのお買い物がお得になる「イオンカード」。そんなイオンカードから「イオンゴールドカード」というゴールドカードが発行されているのをご存じですか?
このイオンゴールドカードは招待制のゴールドカードとなっているため、知る人ぞ知る人気のゴールドカードなのです。
イオンゴールドカードとは何か知り、自分がイオンゴールドカードを作るべきかを知りたいと思いませんか?
この記事では、
- イオンゴールドカードのメリットとデメリット
- イオンゴールドカードのポイント還元率
- イオンゴールドカードの海外&国内旅行保険
上記について徹底解説をしていきます。
これでイオンゴールドカードに興味のある人が、イオンゴールドカードの概要やメリット、デメリットを知り、自分がイオンゴールドカードを作るべきかどうかの判断ができるようになります。
この記事の目次
イオンゴールドカードの概要
イオンゴールドカードの概要として、
- 年会費
- ポイント還元率
- 審査基準
これらについてお伝えします。これでイオンゴールドカードがどのようなカードなのかが分かるようになります。
年会費は無料
イオンゴールドカードの年会費は無料です。ゴールドカードでありながら年会費が一切かからないというのはカードを持つ人にとって嬉しいポイントとなります。
さらに、本会員のイオンカードがゴールドカードに切り替わると、家族カードも自動でイオンゴールドカードに切り替わります。
家族カードは本会員カード1枚につき3枚まで追加発行することができるので、1家族で合計4枚のイオンゴールドカードを持つことが可能となります。
イオンゴールドカードのポイント還元率
イオンゴールドカードのポイント還元率は0.5%です。200円でときめきポイントを1ポイント貯めることができます。
しかしイオングループの対象店舗であればポイントがいつでも2倍になるため、ポイント還元率1.0%のカードとして利用することが可能です。
イオンゴールドカードの審査基準
イオンゴールドカードの審査基準は、年間合計利用金額100万円以上が招待される目安となっています。
毎月10日から逆算して12か月間が集計期間となります。そのため、入会して数か月しか経っていなくても累計利用金額が100万円以上になると、翌月中旬ごろにイオンゴールドカードの招待が届くことになっています。
「年間合計利用金額100万円以上」という条件以外にも、「イオン銀行の定期預金残高」や「住宅ローンの借入金額」といった非公開の条件もあるようです。
しかし確実にゴールドカードの招待を受けたい場合は、公式サイトに記載されている「年間合計利用金額100万円以上」を基準に考えるようにしましょう。
また、「イオンゴールドカードへの招待が届く=イオンゴールドカードを必ず持つことができる」というわけではありません。その後の審査によって入会できないこともあるからです。20歳未満の未成年や学生は、発行できないこともあるようです。
しかし、イオンゴールドカードの申込期間中に信用情報に傷がつくようなことがない限り、基本的には招待が届いたらゴールドカードを持つことができると考えて良いでしょう。
ここまで、イオンゴールドカードの概要についてお伝えしました。続いてイオンゴールドカードのメリットについて詳しく解説していきます。
イオンゴールドカードのメリット
イオンゴールドカードのメリットには、
- イオンラウンジが利用可能
- 空港ラウンジサービス
- 海外・国内旅行傷害保険
- イオンゴールドカードセレクトはWAONチャージでポイントが貯まる
というものがあります。これらのメリットについて具体的に解説していきます。
イオンラウンジが利用可能
イオンゴールドカードを持っていると全国のイオンラウンジを無料で利用できるメリットがあります。
イオンラウンジには、
- ドリンクサービス
- イオンPB「トップバリュ」の試供品サービス
- 新聞・雑誌の閲覧サービス
- 行政サイトやイオン関連情報のインターネット閲覧サービス
などを無料で利用することができます。
イオンゴールドカードが1枚あれば3名の同伴者と一緒に利用することができるので、お買い物の途中や帰りに静かなスペースで休憩することができます。
空港ラウンジサービス
空港ラウンジサービスとして、利用可能な空港ラウンジが、羽田空港(国内線)・成田空港・新千歳空港・伊丹空港(大阪国際空港)・福岡空港・那覇空港の6空港12カ所へ拡大。
これらのラウンジで、無料のソフトドリンクを飲んでゆったりとした空間で、搭乗までの時間を過ごすことができます。
空港ラウンジを利用するためには、
- 本人名義のイオンゴールドカード
- 当日の搭乗券もしくは航空券の提示
これらの2つが必要です。
同伴者は原則として有料となり1名につき1,080円がかかります。
しかしイオンゴールドカードの家族カードがあれば本人名義のイオンゴールドカードを持っていることになるため、
- 羽田空港(国内線)
- 成田空港
- 新千歳空港
- 伊丹空港(大阪国際空港)
- 福岡空港
- 那覇空港
の6空港12カ所のラウンジを無料で利用することが可能となります。
海外・国内旅行傷害保険
イオンゴールドカードには、海外・国内旅行傷害保険が無料付帯されています。
海外旅行傷害保険は利用付帯となっており、最高補償額5,000万円となっています。1回の旅行につき最長30日まで保険適用となるのが特長です。
国内旅行傷害保険は利用付帯となっており、最高補償額3,000万円となっています。国内旅行傷害保険については利用付帯となるため、宿泊費や新幹線の料金、パッケージツアー代金などをイオンゴールドカードで支払うことが保険適用の条件となります。
家族カードは本会員カードと同じ補償内容となっていますが、同伴者については旅行傷害保険の適用外となります。
18歳未満の子どもは家族カードを作ることができないので、旅行傷害保険を別途申込んでおくと安心です。
イオンゴールドカードセレクトはWAONチャージでポイントが貯まる
イオンゴールドカードセレクトならWAONへのオートチャージでポイントを貯めることができます。
WAONへのオートチャージでポイントが貯まるのは「イオンゴールドカードセレクト」だけの特典となっているため、イオンゴールドカードではWAONチャージによるポイントを貯めることができない点で注意が必要です。
イオンゴールドカードセレクトを手に入れたいという方は、イオンカードではなく「イオンカードセレクト」を申し込みましょう。
その上で年間100万円以上のカード利用があれば、イオンゴールドカードセレクトへの招待を受けることができるようになります。
ここまで、イオンゴールドカードのメリットをご紹介しました。続いて、イオンゴールドカードのデメリットについて確認しましょう。
先に知っておこう!イオンゴールドカードのデメリット
イオンゴールドカードのデメリットとして、
- イオン以外の基本のポイント還元率は0.5%と標準
- 空港ラウンジの制限がある
- ミニオンズやTGCデザインのゴールドカードはない
上記のものがあります。これらのデメリットの具体的な内容と、解決策を提案していきます。
イオン以外の基本のポイント還元率は0.5%と標準
イオンゴールドカードには、イオン以外での利用はポイント還元率が0.5%と標準的であるというデメリットがあります。
例えば、
- 公共料金
- 携帯電話月額使用料
- ETCカード利用代金
- 定期券の購入
などはポイント還元率0.5%が適用されるため、高還元率のカードと比べるとお得感は少なくなります。
そのため、上記の支払いについては他の高還元カードを使い、イオンゴールドカードはときめきポイントが2倍になる店舗だけを利用する方法をおすすめします。
特にイオンコンパスが運営する「イオントラベルモール」は、カード決済できるのが「イオンカード」だけとなっており、ときめきポイントも2倍で貯まるメリットがあります。
さらに、イオントラベルモールの旅行商品をイオンゴールドカードで支払うことで国内旅行傷害保険を適用させることも可能となります。
イオンゴールドカードの基本ポイント還元率0.5%はたしかに、高還元カードと比べるとやや標準というデメリットがあります。しかし、ときめきポイントが2倍貯まるイオングループ店舗を徹底活用することで、そのデメリットを解決することができるようになります。
空港ラウンジの制限がある
イオンゴールドカードで無料利用できる空港ラウンジには利用制限があります。
当日の航空券や搭乗券が無ければ利用できないのはもちろんのこと、混雑時には利用制限がかかることがあります。
特に保安検査場を通過したあとのエリアにあるラウンジは混雑する傾向があるため、せっかく早めに保安検査場を通過したのにラウンジを利用することができなかったということになる可能性があります。
週末や連休前など混雑が予想される日は搭乗時間を早めまたは遅めにずらすなどして、なるべく空いている時間帯の便を利用するようにしましょう。そうすれば快適に空港ラウンジを利用できるようになります。
ミニオンズやTGCデザインのゴールドカードはない
人気のミニオンズカードやTGCデザインのイオンカードはゴールドカードにランクアップすることができません。
イオンゴールドカードの対象となっているイオンカードは、
- イオンカード
- イオンカード(WAON一体型)
- イオンカード(ミッキーマウス デザイン)
- イオンカードセレクト
- イオンカードセレクト(ミッキーマウス デザイン)
上記の5つだけです。
上記以外のミニオンズカードやTGCデザインのイオンカードで年間100万円以上を利用したとしても、イオンゴールドカードの招待を受けることはできません。
しかし、イオンゴールドカードは1人1枚しか持つことができませんが、他のイオンカードは複数枚持つことが可能です。
そのため、ミニオンズカードやTGCデザインのイオンカードを持っている人がイオンゴールドカードを持ちたい場合は、
- 上記のゴールドカード対象カードをもう1枚作る
- ゴールドカードの対象カードで年間100万円以上のカード利用を達成する
ということを行えば、ミニオンズカードやTGCデザインのイオンカードとゴールドカードの2枚を持つことができます。
ここまでイオンゴールドカードのデメリットとその解決方法をご紹介しました。最後にイオンゴールドカードをおすすめしたい人をご紹介します。
これで自分がイオンゴールドカードを作るべきかを判断しやすくなります。
イオンゴールドカードはこんな人におすすめ
イオンゴールドカードは、
- イオンを頻繁に利用する人
- 無料でゴールドカードを持ちたい人
におすすめします。それぞれの方へおすすめする理由をご確認ください。
イオンを頻繁に利用する人
イオンを頻繁に利用する人はイオンゴールドカードをおすすめします。
なぜなら、
- 全国のイオンラウンジを無料で利用することができる
- イオングループ対象店舗で毎日ときめきポイントが2倍になる
- 毎月20日と30日はイオンゴールドカードの利用で5%OFFが適用される
- 毎月10日はときめきポイントが2倍になる
というメリットがあるからです。
特にイオンゴールドカードが1枚あれば全国のイオンラウンジを同伴者3名まで無料で利用できるので、イオンゴールドカードならではのお得感を楽しむことができるでしょう。
無料でゴールドカードを持ちたい人
無料でゴールドカードを持ちたい人にも、イオンゴールドカードはおすすめです。
イオンゴールドカードはイオンカードの特典はそのままに、ゴールドカードならではの手厚いサービスが付帯されているカードです。
特に、
- 海外旅行傷害保険は最高補償額5,000万円(国内は最高3,000万円)が付帯されている
- 羽田空港(国内線)・成田空港・新千歳空港・伊丹空港(大阪国際空港)・福岡空港・那覇空港の6空港12カ所の空港ラウンジを利用できる
- 家族カードも3枚までゴールドカードが発行される
というサービス内容をすべて無料で受けることができます。
さらにイオンゴールドカードは招待制のゴールドカードとなっているため、選ばれた人しか持てないというステータス性の高さも魅力となっています。
無料でお得にゴールドカードを持ちたい人は、ゴールドカードの対象となるイオンカードの入会を検討してみましょう。
まとめ
イオンゴールドカードはどのようなカードかを要約すると、
- イオンカードの特典にゴールドカード特典が無料で付帯したカードである
- イオンカードからの招待がなければ入会することができない
- イオンを頻繁に利用する人や無料でゴールドカードを持ちたい人におすすめのカードである
という内容でまとめることができます。
無料で付帯されるゴールドカード特典には、
- 全国のイオンラウンジを無料で利用可能
- 羽田空港(国内線)・成田空港・新千歳空港・伊丹空港(大阪国際空港)・福岡空港・那覇空港の6空港12カ所の空港ラウンジを無料で利用可能
- 旅行傷害保険が海外最高5,000万円、国内最高3,000万円
があり、これがイオンゴールドカードを持つメリットであると言えます。
イオン以外ではポイント還元率が0.5%と標準というデメリットもありますが、イオンのお客さま感謝デーやときめきポイントがいつでも2倍の店舗を徹底的に活用すればポイント還元率を1.0%にすることができます。そのデメリットをある程度解決することも可能です。
前にイオンカードを作ったけれどゴールドカードの対象カードではなかったという人でも、イオンカードは複数枚持つことができるので新たに入会することも可能です。
これでイオンゴールドカードに興味のある人が、イオンゴールドカードの概要やメリット、デメリットを知り、自分がイオンゴールドカードの招待を受けられるかどうかを判断できるようになります。
年会費無料のイオンゴールドカード。是非あなたも招待を受けて入会してみませんか?