ANA JCBカード プレミアムはANAカード最高峰!高いマイル換算率

ANAとJCBが提携して発行しているANA JCBカードの中で、最高峰のサービスとステータスをあわせもつカードがANA JCBカード プレミアムです。
年会費は7万円と高額ですが、プレミアムカードならではの行き届いたサービスを受けられます。
そんなANA JCBカード プレミアムとはどんなカードなのか、持つことでのメリットやデメリット、特徴について知りたくありませんか?
今回の記事では、ANA JCBカード プレミアムの概要やメリットやデメリットをはじめ、他のANAカードとの違いも併せて解説していきます。
航空系クレジットカードとして重要なマイル換算率や旅行傷害保険の内容についてもご紹介します。
記事を読むことで、自分がANA JCBカード プレミアムを持つべきかどうか判断できるようになります。
この記事の目次
- ANA JCBカード プレミアム の概要をカンタンに解説
- ANA JCBカード プレミアム の年会費
- ANA JCBカード プレミアムのマイル換算率
- 国際ブランドはJCBのみ
- 招待制ではなく申し込みできる
- ANA JCBカード プレミアム のメリット
- ボーナスマイルが付与される
- JCB加盟店の利用でマイルを貯められる
- 空港で充実したサービスが受けられる
- 機内販売や免税店が割引になる
- 各種保険が付帯されている
- 先に知っておこう!ANA JCBカード プレミアム のデメリット
- 年会費が7万円と割高
- ANA JCBカード プレミアム はこんな人におすすめ
- プラチナカードならではの充実したサービスを求める人
- 搭乗によるボーナスマイルがたくさん欲しい人
- 1・2か月に1回程度はANAの飛行機に乗る人
- ANA JCBカード プレミアムの口コミと満足度
- まとめ
ANA JCBカード プレミアム の概要をカンタンに解説
ANA JCBカード プレミアムはANAカードの中で最高峰のサービスを提供しているクレジットカードです。
カードの券面には「JCB Platinum」と記載されていて、JCBのプラチナカードとしてのサービスと、ANAカードプレミアムとしてのサービスを受けられます。
年会費は7万円と高額ですがショッピングやフライトでマイルがとても貯まりやすく、サービスも充実しているので、プレミアムなサービスやステータスを求める人に好まれています。
そんなANA JCBカード プレミアムの概要を簡単に解説していきます。
ANA JCBカード プレミアム の年会費
ANA JCBカード プレミアム の年会費は、下記の通りです。
本会員 | 70,000円(税別) |
---|---|
家族会員 | 4,000円(税別) |
他のクレジットカードのプラチナカードクラスの年会費が発生しますが、同じANAカードのANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードやANAダイナースプレミアムカードは年会費が16万円台なので、それに比べると少ない負担ですみます。
ANA JCBカード プレミアムのマイル換算率
ANA JCBカード プレミアムのマイル換算率は、年間の利用額に応じて少し変わります。
毎月の利用合計額1,000円ごとに、JCBのポイントプログラムであるOki Dokiポイントが、
- 通常獲得ポイント1ポイント
- ボーナスポイント1ポイント
をもらえる仕組みなので、毎月の利用合計1,000円利用ごとに2ポイント貯まります。
さらに、年間の利用額に応じたJCBスターメンバーズ特典で翌年の通常獲得ポイントが最高で25%アップします。ポイントのアップ率は下記のようになります。
前年度の利用額 | ポイントアップ率 |
---|---|
300万円以上 | 25% |
100万円以上 | 20% |
50万円以上 | 10% |
ポイントからマイルへの換算率は通常獲得ポイントとボーナスポイントで異なり、下記のようになります。
通常獲得ポイント | 1ポイント=10マイル |
---|---|
ボーナスポイント | 1ポイント=3マイル |
通常利用の場合マイル換算率は1.3%です。さらに、JCBスターメンバーズ特典によるポイントアップで、最高1.55%になります。
さらに、ANAカードマイルプラス提携店を利用する時は支払い利用分とは別にマイルが付きます。
通常 | 100円利用につき1マイル |
---|---|
ANA航空券、機内販売、 ショッピングサイト「ANAショッピング A-style」の利用 |
100円利用につき2マイル |
支払いで獲得したマイルと合わせるとマイル積算率は最大で3.55%になることもあるのは、ANA JCBカード プレミアムの大きなメリットです。
国際ブランドはJCBのみ
ANA JCBカード プレミアムの国際ブランドはJCBのみです。
他のANAカードも、同じように国際ブランドは1つのみです。JCBは日本のクレジットカード会社なので、国内での利用はほとんどの店で問題なく利用可能です。
欧米やマイナーな観光地は使いづらい場合もありますが、日本人がよく行くハワイや韓国などの観光地では使える場合が多いです。
招待制ではなく申し込みできる
ANA JCBカード プレミアムは、招待がなくても申し込みで審査に通過すれば持つことができます。
プラチナカードクラスのクレジットカードには、JCBザ・クラスなどのように、招待しなければ手に入らないものが多いです。
審査は厳しいですが申し込みで持てるチャンスがあるのは、ANA JCBカード プレミアムの大きな特徴です。
このようにANA JCBカード プレミアムは、申し込みで持てるプラチナカードクラスのカードです。
年会費は高額ですが、ANA・JCBそれぞれの最上級のサービスを受けることができます。次の章では、ANA JCBカード プレミアムのメリットをご紹介していきます。
ANA JCBカード プレミアム のメリット
ANA JCBカード プレミアムは、ANA・JCBそれぞれの最高峰のサービスを受けられます。
24時間365日対応可能なプラチナ・コンシェルジュデスクがあるので、旅行やチケットの手配をはじめ様々な要望に対応してもらうことができます。
また、ANAのマイルや空港でのサービスも大変充実しています。こちらでは旅行に関するメリットを中心にご紹介していきます。
ボーナスマイルが付与される
ANA JCBカード プレミアムには、
- 入会・毎年の継続
- ANAグループ運航便への搭乗
上記でボーナスマイルをもらえる特典があります。
どのような条件でもらえるのかご説明していきます。
搭乗ごとに50%マイルが加算される
ANA JCBカード プレミアムに入会すると、ANAグループ運航便へ搭乗するとき区間基本マイレージx予約クラス・運賃種別ごとの積算率×50%のボーナスマイルをもらうことができるので、マイルが貯まりやすいのが特徴です。
例えば予約クラス・運賃種別ごとの積算率を100%とすると、下記のようにマイルが貯まります。
区間基本マイレージ | 50%のボーナスマイル加算で | |
---|---|---|
東京-松山 | 438マイル | 657マイル |
東京-ニューヨーク | 6,723マイル | 10,084マイル |
海外出張が頻繁にあるなど、長距離の運航便に乗る機会が多い人ほど50%マイルが加算されることへのメリットが大きくなります。
ただし他社運航によるANAコードシェア便は、ANA便名にて予約・搭乗した場合のみ対象となります。
入会で10,000マイル、翌年継続でも10,000マイル加算
ANA JCBカード プレミアムへの入会時や・毎年の継続時にはボーナスマイルとして、毎回本会員のみが10,000マイルをもらえます。
10,000マイルあれば、東京-大阪間などANA国内線特典航空券に交換することも可能です。
仮に飛行機に搭乗しなくても、持ち続けることで毎年国内旅行ができるマイルをもらえるのは、大きなメリットです。
JCB加盟店の利用でマイルを貯められる
ANA JCBカード プレミアムをJCB加盟店で利用すると、マイルを貯められます。
ポイントをマイルに交換する方法と、直接マイルをもらえる方法があります。それぞれの内容毎に詳しくご紹介していきます。
ポイント→マイルへの移行手数料が無料
ANA JCBカード プレミアムでは、Oki Dokiポイントからマイルへの移行手数料が無料です。同じANAカードの他のカードと比較してみます。
移行手数料 | |
---|---|
ANA JCBワイドカード | 5マイルコース(1ポイント=5マイル)無料 10マイルコース(1ポイント=10マイル)年間5,400円 |
ANA JCB カードプレミアム | 10マイルコース無料 |
このように、ポイントからマイルへの移行手数料が無料なのは、ANA JCBカード プレミアムのメリットです。
Edyチャージでマイルが貯まる
ANA JCBカード プレミアムをEdyへのチャージに利用すると200円につき1マイルが自動的に積算されます。
Oki Dokiポイントの積算対象外ですが、他のカードではANA JCBワイドカードなど電子マネーのチャージで全くポイントやマイルが付かないカードも多いです。
Edyへのチャージでもマイルが貯まるのは、ANA JCBカード プレミアムのメリットです。
空港で充実したサービスが受けられる
ANA JCBカード プレミアムはANAカードの中でも最高峰クラスのカードなので、空港で受けられるサービスが大変充実しています。
出張や旅行などで頻繁に飛行機を使う機会が多い人にとっては、空港で受けられる付帯サービスが多いことは大きなメリットです。
それでは、代表的なサービスをご紹介していきます。
ビジネスクラスのチェックインカウンターが利用可能
ANA JCBカード プレミアムを持っていることで、ANA国際線エコノミークラスに搭乗する時でもビジネスクラス専用カウンターでチェックインができます。
エコノミークラスのチェックインカウンターは大変混雑するので待ち時間が長いことが多いですが、ビジネスクラス専用カウンターを使えることで、旅の始まりがとても快適になります。
VIP空港ラウンジが利用できる
ANA JCBカード プレミアムを持っていることで、国内外の空港で出発前にラウンジを利用することができます。
- ANAラウンジ(国内線)
- JCB提携ラウンジ
- プライオリティ・パス提携の空港ラウンジ
とたくさんの提携ラウンジがあります。国内外で、下記の空港内のラウンジで利用可能です。
無料の範囲 | 国内線 | 国際線 | |
---|---|---|---|
ANAラウンジ | 本人のみ | 国内空港のANA LOUNGE 成田・中部国際空港国内線 |
|
宮崎空港国際線国内線共用 | |||
JCB提携ラウンジ | 本人+同伴者1名 | 国内主要空港国内線 成田・羽田空港国際線 |
ハワイ |
プライオリティ・パス | 本人のみ 同伴者1人につき2,000円(税別) |
成田・関空・中部国際・福岡国際線 | 世界約120の国や地域、 約400の都市で約700ヵ所 |
ANA JCBカード プレミアムはプライオリティ・パスに無料で申し込めるので、別途プライオリティ・パスへの申し込みをすることで提携ラウンジを利用できます。
世界中の国と地域のラウンジを利用できるので、空港での待ち時間も快適に過ごすことができます。
機内販売や免税店が割引になる
ANA JCBカード プレミアムを機内販売や免税店などANA関連の下記サービスの支払いに利用することで、割引を受けられます。
ANA国内ツアー、ANA海外ツアー、 ANAショッピング A-style |
5%OFF |
---|---|
ANA FESTA、ANAグループ空港内免税店、ANA国内線・国際線機内販売 | 10%OFF |
ANA便「ビジネスきっぷ」で購入 | 最大約47%OFF |
例えば、出張や帰省など都度手土産が必要な場合でもANA FESTAで購入すると毎回10%OFFなので負担が少なく済みます。機内販売に関しては、他社運航によるコードシェア便では行っていないため、割引もありません。
この中には、ANAカード、ANAゴールドカードでも受けられる割引も含まれていますが、ANAのサービスを優待価格でお得に利用できる点は、ANA JCBカード プレミアムの大きなメリットです。
各種保険が付帯されている
ANA JCBカード プレミアムには、旅行傷害保険やショッピングガード保険が付帯しています。
海外旅行傷害保険(家族特約あり) | 最高1億円自動付帯 |
---|---|
国内旅行傷害保険 | |
国内航空傷害保険 | 最高5,000万円自動付帯 |
ショッピングガード保険 | 国内外最高500万円利用付帯、免責3,000円 |
海外・国内ともに1億円までの補償が自動付帯されているカードは、他にほとんどありません。
また、海外旅行傷害保険の救援者費用は1,000万円まで補償されますが、ほかのカードには100~200万円までの補償となっているカードも多いです。
入院等不測の事態で家族が現地に駆け付けなければならなくなっても付帯保険で十分賄えるので安心です。これらの点は、ANA JCBカード プレミアムならではの大きなメリットです。
このように、ANA JCBカード プレミアムは飛行機を使った旅行が快適になるサービスがとても充実しています。次の章では、ANA JCBカード プレミアムのデメリットを見ていきます。
先に知っておこう!ANA JCBカード プレミアム のデメリット
ANA JCBカード プレミアムは、サービスが行き届いているので一見メリットばかりのカードのようですが、いくつかデメリットもあります。具体的に見てみましょう。
年会費が7万円と割高
ANA JCBカード プレミアムは、年会費が他のクレジットカードと比較しても高額です。
例えば
- ANA JCBワイドゴールドカード:14,000円(税別)
- 楽天プレミアムカード:10,000円(税別)
ANAカードの一つランクが下のゴールドカードやプライオリティ・パスが使える楽天プレミアムカードなどと比べてもはるかに年会費が高額です。
その分ANA関連のサービスは充実しているので、ステータスや行き届いたサービスを求める人であれば年会費以上のサービスを受けられます。
次の章では、どのような人にANA JCBカード プレミアムがおすすめなのかをご説明します。
ANA JCBカード プレミアム はこんな人におすすめ
ANA JCBカード プレミアムは年会費が高額ですがそれ以上の充実したサービスを備えているので、このような人におすすめのカードです。
プラチナカードならではの充実したサービスを求める人
ANA JCBカード プレミアムは、行き届いたサービスを必要としている人におすすめです。
- 24時間365日対応してくれるコンシェルジュデスク(レストランや旅行の手配、トラブル応対など)
- 旅行関連のサービスが充実(旅行傷害保険、空港ラウンジ利用権、ANA旅行関連サービスの割引など)
上記のサービスにより、出張先や旅行先でも安心できるのでおすすめです。
搭乗によるボーナスマイルがたくさん欲しい人
ANA JCBカード プレミアムはボーナスマイルがたくさん貯まるので、搭乗によるボーナスマイルがたくさん欲しい人にもおすすめです。
例えば、年に数回ANAを利用した海外への出張がある人であれば、距離が長い分ボーナスマイルも大きくなるためメリットが大きくなります。
1・2か月に1回程度はANAの飛行機に乗る人
ANA JCBカード プレミアムは、出張などで頻繁にANAの飛行機を利用する人にはマイルが貯まりやすくなるのでおすすめです。
例えば、2か月に1回中国の広州に出張に行く人なら下記のようにマイルが貯まります。
区間基本マイレージ | 50%のボーナスマイル加算後 | 1年に6往復乗ると | |
---|---|---|---|
東京-広州 | 1,822マイル | 2,733マイル | 32,796マイル (加算なしだと21,864マイル) |
ボーナスマイルがあるかないかで、年間10,932マイルの差があります。
このように、近距離の中国に出張する機会が多い人でも、2か月に1回であれば1年間で1万マイル以上差が付きます。
もっと長距離に乗る人や国内線の移動も含む人であれば、さらにマイルが貯まりやすくなるので、ANA JCBカード プレミアムがおすすめです。
また、マイルが貯まりやすいのはもちろん、国内線で利用できるANAラウンジはANA搭乗口のすぐ近くにある場合が多いため、ビジネス利用で時間がない人の心強い味方になってくれます。
このように、ANA JCBカード プレミアムはサービスが大変充実しています。高額な年会費を支払っても、サービスを受けたい、という人におすすめのプレミアムなカードです。
ANA JCBカード プレミアムの口コミと満足度
評価項目 | 評価平均 |
---|---|
満足度 | 4.0 |
ポイント還元 | 5.0 |
付帯サービス | 5.0 |
デザイン | 5.0 |
ステータス | 5.0 |
会員専用サイト | 4.0 |
申込み手続き | 3.0 |

36歳/男性/会社員
年収:700~1,000万円未満
- ANA JCB カード プレミアム
- 月の使用額:10~20万円未満
満足度 | 4 |
---|---|
ポイント還元 | 5 |
付帯サービス | 5 |
デザイン | 5 |
ステータス | 5 |
会員専用サイト | 4 |
申込み手続き | 3 |
- 発行した理由
- JCBよりカードのインビテーションをもらい付帯サービスがとても魅力的だったことです。特にエアラインのラウンジを利用することができるのはよかったです。
- 主に利用する場面
- ネットショッピング 日常生活費の支払いコンビニ レストラン
- 気に入ってる点
- 付帯サービスが非常に多く、ボーナスマイルがフライトマイルの50%加算され、航空会社のラウンジが使えることです。カードを更新するたびに10000マイルを毎年もらうことができるので爆発的にマイルを貯めていくことができます。
- こうだったらもっといいのに!と思う点
- 年会費が7万円を超えるという非常に高額なのでもう少し安いと今後も継続をしていきやすいという感じがします。
- その他
- コンシェルジュデスクの電話がつながりにくい。
まとめ
今回の記事では、ANA JCBカード プレミアムについてご紹介してきました。ポイントを振り返ります。
- ANA JCBカード プレミアムはANA JCBカード最高峰のクレジットカード
- ANAカードプレミアムとしてのサービスとJCBプラチナカードとしてのサービスを受けられ、申し込み可能
- 年会費は本会員70,000円家族会員4,000円
- マイル換算率は1.3~3.55%
- コンシェルジュデスクが24時間365日対応
- 搭乗ボーナスマイルは50%、入会や継続でのボーナスマイル毎回10,000マイル
- ANAや旅行関連のサービスが充実
- ANA、JCB、プライオリティ・パスの提携ラウンジを利用できる
このように、ANA JCBカード プレミアムは高額な年会費以上に充実したサービスを提供してくれるステータスの高いクレジットカードです。
プラチナカードならではのサービスを受けたい人やANAによく搭乗する人は検討してみてはいかがでしょうか。
今回の記事を参考に、ANA JCBカード プレミアムが自身に合うかどうか、判断してみてください。