エスパルカードで買い物と電車代でお得に!JREポイントも効率よく貯まる

エスパルカードは2018年7月2日よりJRE CARDに変わりました。
東北エリアに6店舗をかまえる「エスパル」は、仙台駅・山形駅・福島駅・郡山駅にある百貨店です。
南東北のJRの駅ビルで、便利な場所に位置しているので、日常の買い物やレストランの利用などでよく利用している方も多いのではないでしょうか。
そんなエスパルを利用する方で、「買い物とJRの電車代でお得にポイントを貯めたい!」という方におすすめなのが、エスパルカードです。
エスパルの利用でJREポイントがとてもお得に貯まります。それだけでなく、ビューサンクスポイントも貯まります。エスパルが生活圏内にある人であれば、エスパルカードのメリットや特典を知りたくありませんか?
今回はポイント還元率をはじめ、エスパルカードのメリットや、電車代でのポイントの貯め方、「こんな人にはエスパルカードは向いていない!」というデメリットもあわせて紹介します。
メリットやデメリットを知ることで、エスパルカードを持つべきかどうかや持ち続けるべきかどうかの判断ができるようになります。
この記事の目次
エスパルカードはJREポイントとビューサンクスポイントがWで貯まる
エスパルカードは、JREポイントとビューサンクスポイントが同時に貯まる、便利なクレジットカードです。
こちらの章では、エスパルカードを利用すると貯まる2種類のポイントとその貯め方について詳しくご紹介していきます。
エスパルでの利用100円で3ポイントが貯まる
エスパルカードをエスパルで利用すると、100円の利用毎にJREポイントが3ポイントたまります。他のお店でのショッピングでは、100円の利用で1ポイントなので、それと比較すると3倍貯まるため、大変お得です。
また、クレジット機能のない、ポイントを貯められるだけのJREポイントカードもありますが、100円の利用ごとに1ポイント貯まる仕組みです。エスパルカードはそれと比べてもお得にJREポイントを貯めることができます。
エスパルは、駅ビルの百貨店であるため、
- 衣類
- 雑貨
- 土産物
- レストラン
- リラクゼーション
などが揃っており、一度に数千円から数万円程度の利用が想定されます。
例えば、一度の利用が
- 1,500円の場合:45ポイント
- 20,000円の場合:600ポイント
このように一度のお買い物で、たくさんのポイントを貯めることができます。
貯まったポイントは、1ポイント1円として次のお買い物で利用できます。
このように、エスパルカードを使ってエスパルでお買い物をすれば、JREポイントを100円で3ポイントためられるので大変お得です。ポイント還元率にすると3%といえますね。
JREポイントとは
JREポイントとは、JR東日本グループが運営しているポイントサービスです。
100円ごとにポイントが貯まる仕組みなのが大きな利点です。
もし900円の利用をした場合を同じSuica搭載のクレジットカードで比較すると、
- エスパルカード:27ポイント(27円相当)
- ANA VISA Suicaカード:0ポイント
- イオンSuicaカード:4ポイント(4円相当)
となります。
100円という小さい金額毎にポイントが貯まっていくため、積もり積もると大きな差になります。
また、JR東日本グループのいろいろな駅ビルでのお買い物でポイントが貯まります。JR東日本グループの駅ビルには、エスパルの他にも、アトレやテルミナ、シャポーなどいろいろなものがあります。
さらに、
- 駅ビルのポイントアップデー
- 会員限定のキャンペーン
- webサイトのポイントルーレット
- スマートフォンアプリ
などでボーナスポイントをもらうことができます。
貯まったポイントはレジで利用したり商品に交換したりすることができます。
有効期限は最後にポイント獲得・利用した日から2年後の月末までなので、ポイントを貯めたり使ったりする度に自動的に延長してくれます。
このように、JREポイントは、JR東日本の駅ビルを利用することで貯められるポイントシステムです。こまめに情報をチェックしながら、少額のお買い物でも利用していくことで、よりお得に貯められます。
還元率3%はお得!
エスパルカードをエスパルで利用すると、100円の利用で3円分のポイントが貯まることから、エスパルカードのJREポイントのポイント還元率は3%になります。
一般的なクレジットカードのポイント還元率は0.5%程度のものが多く、それと比べるととてもお得です。
例えば、同じSuica搭載のクレジットカードで比較すると、以下の様になります。
ポイント付与率 | ポイントの交換 | 還元率 | |
---|---|---|---|
エスパルカード | 100円で1ポイント エスパルでの利用はポイント3倍 |
1ポイント1円としてエスパルで利用可能 | 1.0% エスパルで利用した場合は3.0% |
ANA VISA Suicaカード | 1,000円で1ポイント | 1ポイント=Suica5円分 1ポイント単位から交換可能 |
0.5% |
イオンSuicaカード | 200円で1ポイント イオングループでの利用はポイント2倍 |
1,000ポイント貯まると Suica1,000円分に交換可能 |
通常還元率0.5% イオングループでの利用は還元率1.0% |
エスパルカードをANA VISA Suicaカード・イオンSuicaカードどちらと比較してもお得にポイントを貯められることがわかります。
このように、ポイント還元率3%はクレジットカードの中ではとてもお得なので、エスパルでお買い物をするときはエスパルカードを使うのがおすすめです。
ビューサンクスポイントも1,000円で2ポイント貯まる
エスパルカードでお買い物をすると、JREポイントとは別に、ビューサンクスポイントも貯まります。
ビューサンクスポイント1ポイントはどのぐらいの価値なのでしょうか。ビューサンクスポイントの詳しい内容や還元率についてもう少し詳しくご紹介していきます。
ビューサンクスポイントとは
ビューサンクスポイントとは、JR東日本グループのクレジットカードであるビューカードのポイントです。エスパルカードもビューカードなので、ビューサンクスポイントが1,000円利用で2ポイント貯まります。
例えば
- オートチャージ
- 定期券・切符などの購入
- 通常のショッピング
- 携帯電話や公共料金などの支払い
でもポイントを貯められます。
貯まったポイントは400ポイントで1,000円分Suicaにチャージすることもできます。Suicaの他にもプレゼントや、JMB・ビックポイント等の提携マイルへの交換、寄付もできます。
有効期限は獲得した月から24ヶ月後の月末までなので、忘れずに使うよう注意が必要です。
例えば、ポイントをSuicaへ移行して利用したい場合、2年で400ポイント貯める必要があります。
400ポイント ÷ 24ヶ月 = 16.6ポイント
つまり、1カ月に17ポイント以上貯めれば良いことになるので、毎月9,000円以上の利用が必要となります。
携帯電話や公共料金の支払いでもポイントが貯められるので、日常生活で使用すれば問題なく400ポイントは貯められ、Suicaに1,000円分チャージができます。
ポイントの期限は、ポイントサイト等で確認できますので、こまめにチェックするようにしましょう。
還元率は0.5%
エスパルカードをショッピングや引き落としで利用した場合、ビューサンクスポイントは、1,000円利用で2ポイント貯まります。
上記のSuicaへのポイント交換サービスを利用する場合、400ポイントで1,000円分のチャージが可能であるため、1ポイントが2.5円分の価値がある計算になります。
つまり、1,000円利用で5円分のポイントが貯まることになるため、ポイント還元率は0.5%です。
ただし、JR東日本や、いくつかの特約店を利用の場合は、ポイント付与率が上がるため、ポイント還元率も上がります。
定期券やSuicaへのオートチャージでポイント3倍
エスパルカードを
- 定期券
- Suicaのオートチャージ
- 切符の購入
など、JR東日本の決済で利用すれば、ビューサンクスポイントが3倍になります。つまり、1,000円で6ポイント貯まります。
有効期限内にポイントをSuicaに移行して利用したい場合、2年で400ポイントをためる必要があり、毎月9,000円以上の利用が必要でした。しかし、定期券や切符、オートチャージであれば3倍のポイントが付くので、毎月3,000円以上の利用だけで大丈夫となります。
この様に、日常的にJRを利用している人に大きなメリットがあります。さらに1%相当分のJREポイントが付くのもエスパルカードのメリットです。
その他にも、
ENEOSなどの特約店の利用:ポイント2倍
Web明細に切り替え:毎月20ポイント
などのポイントサービスがあります。
ただし、定期券を購入する場合、エスパルカード自体には定期券の機能は付いていません。そのため、定期券と一体型のクレジットカードが必要な方は、他のカードをおすすめします。
こちらの章では、エスパルカードでは、どの位お得にポイントが貯まるかをご紹介してきました。特にエスパルやJR東日本を利用する機会がある人にとってはメリットのあるクレジットカードと言えます。
次の章では、エスパルカードを持っていることがメリットにならないケースについてご紹介します。
こんな人にはおすすめしません!エスパルカードの注意点
ポイントを大変お得に貯められるエスパルカードですが、誰にでもおすすめできる訳ではありません。お得に利用できる施設がエリア限定であるため、その区域外の人にはメリットが少ないからです。
それでは、エスパルカードをお勧めできない人を見ていきましょう。
年会費がかかる
エスパルカードは、初年度の年会費は無料ですが、翌年以降は年会費が477円かかります。ただし、web明細サービスを利用することで年会費以上のポイントを稼ぐことができます。
毎月50円相当分のビューサンクスポイント20ポイントが貯まるため、1年で600円相当分貯まります。つまり、年会費分以上のポイントが付与されることになります。
しかし、これは何らかの事情でWeb明細にできない人には該当しません。また、ポイント交換が面倒で、年会費が無料なカードを求める人にもおすすめできないクレジットカードと言えます。
エスパルを全く利用しない人にはおすすめしない
また、エスパルを利用しない人にもあまりメリットがありません。エスパルカードの最大のメリットであるポイント3倍になる機会がないからです。
エスパルは仙台駅・山形駅・福島駅・郡山駅にある百貨店です。これらの駅が生活圏内になかったり、あっても全く利用しないのであれば、他にもっとメリットが大きいクレジットカードがあるため、おすすめはできません。
例えば、エスパルは利用しないが通勤や通学で定期券を利用する人であれば、同じJR東日本のクレジットカードである、「ビュー・スイカ」カードが、定期券機能も搭載されているためおすすめです。
このように、エスパルカードは、エスパルを全く利用しない人にはおすすめできません。
こちらの章では、エスパルカードのデメリットとして、年会費が発生してしまう点や、エスパルを利用しない人にとってはメリットが少ない点をご紹介してきました。
自身の考え方や行動範囲などを正しく見極めたうえで、持つことがメリットとなるかデメリットとなるかを判断しましょう。
まとめ
今回の記事では、エスパルカードのお得なポイントシステムについてと注意点についてご紹介してきました。再度ポイントをまとめます。
- エスパルカードはJREポイントが100円で1ポイント、エスパルでの利用は3ポイント、有効期限は最後に利用した時から2年
- エスパルでの利用ではポイント還元率3%
- ビューサンクスポイントは1,000円で2ポイント、定期券やSuicaへのオートチャージでは6ポイント、有効期限は獲得から2年
- JR東日本の利用ではビューサンクスポイント還元率1.5%
- 18歳以上が申込可能
- 2年目以降は年会費が477円だがweb明細にすると年会費相当分以上のポイントがもらえる
- ポイントを利用しない人・エスパルを利用しない人にはおすすめできない
このように、エスパルカードはエスパルやJR東日本を頻繁に利用する人にとってはメリットが大きいクレジットカードです。反対に、ポイントを交換するのが億劫な人やエスパルを利用しない人にはメリットが少ないと言えます。
こちらでご紹介したエスパルカードの概要やメリット・デメリットをしっかりと理解して、エスパルカードを作るべきか、或いは持ち続けるべきかどうかをしっかり判断しましょう。