TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドは東急利用者おすすめゴールドカード

ショッピングや電車代でポイントが貯まる東急カードにJMBカードの機能も付いたゴールドカードが、TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドです。
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドとは何かや、メリット・デメリット、他のJMBカードとの違いについて興味がある、知りたいと思っていませんか?
今回の記事では、TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドの概要やメリット・デメリットをはじめ、ポイント還元率や旅行傷害保険などをご紹介していきます。
併せて、どんな方にTOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドがおすすめなのかを解説します。
記事を読むことで、自分がTOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドを持つべきかどうか判断できるようになります。
この記事の目次
- TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドの概要をカンタンに解説
- TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド の年会費
- TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドのポイント還元率
- 国際ブランドはVISAかマスターのみ
- TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド のメリット
- オートチャージでポイントが貯まる
- 東急線のPASMO定期券購入でポイントが貯まる
- ポイントでPASMOにチャージできる
- 早起きで得する!早朝に東急線に乗るとポイントが貯まる
- ポイントをJALマイルに移行可能
- 空港ラウンジが利用可能
- 旅行保険が手厚く付帯
- 先に知っておこう!TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド のデメリット
- 東急沿線に住んでいない人にはメリットが少ない
- PASMO一体型にはできない
- TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドはこんな人におすすめ
- 東急沿線に住んでいる人
- 海外旅行へよく行く人
- まとめ
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドの概要をカンタンに解説
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドは、東急カードの機能とJMBカードとしての機能を併せ持ったゴールドカードです。
東急ホテルズのポイントカード機能(コンフォートメンバーズ)が付いているものもあります。
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド の年会費
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドの年会費は、下記の通りです。
年会費 | 6,000円(税別) |
---|---|
家族カード | 1,000円(税別) |
TOKYU CARD ClubQ JMBの一般カードは年会費初年度無料、2年目から1,000円です。それに比べるとゴールドは5,000円高いですが、ゴールドカードとしては比較的安い年会費です。
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドのポイント還元率
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドを支払いで利用することで、TOKYUポイントが加算されます。
利用店舗 | ポイントの種類 | 付与される時期・内容 |
---|---|---|
東急グループ | 加盟店ポイント | 最短利用日の翌日。決済ごとにポイント加算 |
東急グループ以外 | プレミアムポイント | 毎月15日締め分までを翌月10日頃にまとめて利用合計額に対してポイント加算 |
ポイントの付与率と還元率は下記のとおりです。年会費が1,000円の一般カードとの違いはありません。
TOKYU POINTはTOKYU POINT加盟店で利用することで、1ポイント=1円です。
利用店舗 | ポイント付与率 | ポイント還元率 |
---|---|---|
東急百貨店での利用 | 入会初年度が3% その年12月末日までの購入金額(税別)に応じて翌年1月10日より3%〜最大10% 食品とセール品は一律1% |
3~10% 1% |
東急ストア・プレッセ | 1.5%(200円で3ポイント) 現金利用200円(税別)でも、1ポイント 月間の購入金額(税別)に応じて翌月ボーナスポイントで100~最大2,500ポイントプレゼント |
3~10% 1% |
東急プラザ(蒲田・戸塚・表参道原宿・銀座) | 100円で3ポイント | 3% |
その他TOKYU POINT加盟店 | 優待あり | - |
VISA・Mastercardの加盟店での決済 | 1% | 1% |
公共料金の支払い | 1%(200円利用で2ポイント) | 1% |
TOKYU POINTモール経由のネットショッピング | ショップによって最大20% | 20% |
このように、通常決済でも1%と比較的高い還元率ですが、TOKYU POINTモール経由のネットショッピングだと最高20%の高い還元率で利用できます。
国際ブランドはVISAかマスターのみ
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドの国際ブランドは、VISAかMastercardから選べます。
VISAとMastercardは国内ではもちろん、アメリカやヨーロッパなどの先進国では利用できる店が多いため、海外へ行く時も安心です。
※コンフォートメンバーズ機能付はMastercardのみ。
このように、TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドは年会費はかかりますが、ポイント付与率が1~20%ととてもお得に利用できるカードです。
国際ブランドも世界中で利用できる国が多いVISAとMastercardから選べます。
次の章では、TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドについてご紹介していきます。
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド のメリット
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドには、東急電鉄やグループ企業、JALの飛行機の利用でお得に利用できるメリットが充実しています。
オートチャージでポイントが貯まる
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドをPASMOのオートチャージに利用すると、
- プレミアムポイント0.5%
- 電車とバスで貯まるTOKYU POINT0.5%
これらの合計1%が貯まります。
ポイント1%付与されるには、下記のような条件があります。
- 利用当日までに「電車とバスで貯まるTOKYU POINT」に登録しておくこと
- 「電車とバスで貯まるTOKYU POINT」で記名式PASMOと紐付けすること
交通系ICカードなどの電子マネーはポイント付与対象外となるカードも多いため、TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドならではのメリットです。
乗ってタッチTOKYUポイントで1日10ポイントをゲット
東急線の電車やバスにPASMO(またはSuica)で乗車して、その日中に専用端末にタッチすることで、TOKYU POINTが10ポイント貯まります。
専用端末は、下記の施設に設置されています。
- 渋谷ヒカリエ ShinQs
- 東急百貨店 渋谷・東急本店
- 二子玉川ライズ S.C.
- 日吉東急アベニュー
- たまプラーザ テラス
- みなとみらい東急スクエア
- レ・シ・ピ青葉台
- 東急百貨店 渋谷駅・東横店
- 東急百貨店たまプラーザ店
- 武蔵小杉東急スクエア
- フレル・ウィズ自由が丘
定期券区間のみの乗車は対象外なので、定期外で休日におでかけするときなどに活用できますね。
※事前に東急線の銀色の券売機や、専用端末で登録する必要があります。
東急線のPASMO定期券購入でポイントが貯まる
オートチャージの際と同じ条件で、東急線のPASMO定期券をTOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドで購入することで、1%分のポイントが貯まります。
例えば、自由が丘-渋谷間の通勤定期券で貯まるポイントは下記のようになります。
1か月 | 3か月 | 6か月 | |
---|---|---|---|
定期券価格 | 5,850円 | 16,680円 | 31,590円 |
ポイント | 58ポイント | 166ポイント | 315ポイント |
PASMOタイプ以外の磁気などの定期券の購入にはポイントはつきません。
東急線のPASMO定期券購入でポイントが加算される点は、東急ポイントと提携しているTOKYU CARDだからこそのメリットです。
ポイントでPASMOにチャージできる
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドの利用で貯まったポイントは、1ポイント=1円として、10ポイント単位でPASMOにチャージ可能です。チャージは東急線の券売機でできます。
また、東急グループの加盟店でも1ポイント1円として使えますが、東急線沿線に住んでいる人であれば、毎日のように利用するため利用しやすいことから、PASMOへのチャージが便利です。
早起きで得する!早朝に東急線に乗るとポイントが貯まる
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOを使って午前7時までに東急線各駅に入場すると、1日1回のみ5ポイントが付与されます。
こちらは「乗ってタッチTOKYUポイント」とは違い、定期券の利用でもポイントが付与されます。
毎朝午前7時までに東急線を使って通勤や通学をするという方は、TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOを使うだけで、毎月100円相当以上のポイントを貯めることができます。
東急側も通勤ラッシュの混雑を防ぐ目的もあるのか、「早起きで得する」ユニークな特典ですよね。
なお、利用の前に「電車とバスで貯まるTOKYU POINT」への登録が必要です。
※田園都市線の池尻大橋駅~用賀駅間のみ午前7時20分までが対象となります。
※世田谷線、こどもの国線、みなとみらい線は対象外です。
ポイントをJALマイルに移行可能
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドのポイントは、JALのマイルにも交換可能です。ポイントとマイルの交換は下記のレートで可能です。移行手数料はかかりません。
TOKYU POINT→JALのマイル | 2,000ポイントが1,000マイル相当 |
---|---|
JALのマイル→TOKYU POINT | 10,000マイルが10,000ポイント相当 |
最少移行単位となる2,000ポイントを貯める方法の一例です。
- クレジットカード加盟店での利用20万円
- TOKYU百貨店でポイント付与率3%の人が68,000円利用
- TOKYU POINTモール経由でポイント付与率20%のショップで1万円利用
このように、利用する店を選べば、移行対象となる2,000ポイントはすぐに貯まります。
TOKYU POINTをJALのマイルへ交換するとき、マイルをポイントへ移行するのと比べるとレートは下がりますが、2,000ポイントという少ないポイントから交換できるのは便利です。
空港ラウンジが利用可能
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドを持っていることで、空港ラウンジを利用可能です。
会員本人 |
無料 ※ラウンジによっては一部有料メニューあり |
---|---|
同伴者 | 1,000円前後(ラウンジによって異なる) ラウンジによっては子ども料金の設定あり |
下記ラウンジが利用可能です。
- 国内の主要空港
- ホノルル(DC:ダニエル.K.イノウエ国際空港内ラウンジ、VISA:空港ラウンジではなく街中にあるラウンジ)
JALが発行しているJALカードだとラウンジが無料で利用できるのは年会費17,280円のCLUB-Aゴールドカード以上なので、少ない年会費でラウンジを利用できます。
このように、空港やホノルルのラウンジを利用できることで旅の空き時間を快適に過ごせるのは、TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドのメリットです。
旅行保険が手厚く付帯
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドには旅行傷害保険が利用付帯するので、旅行のときも安心です。
▼ 海外旅行傷害保険:最高1億円補償
- 飛行機・電車・車・バスなどの料金
- それらを含むツアー代金
上記のいずれかを事前に決済しておくだけで、特に申し込みをしなくても海外・国内旅行傷害保険が付きます。
クレジットカードを利用しなければ付帯されない利用付帯なので、そこだけ注意が必要です。
▼ 国内旅行傷害保険:最高3,000万円補償
旅行代金を事前に全額支払うことで旅行傷害保険が自動的に付きます。
旅行傷害保険を別にかけると国内で千円程度、海外だと3~7泊程度だと数千円かかるので、決済に利用するだけで旅行傷害保険が付くのは旅行をする機会がある人にとってメリットです。
このように、TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドは、東急電鉄やPASMOの利用やJALのマイルを貯めたり旅行の際に便利なことがわかりました。
次の章では、デメリットをご紹介しますのでメリットとあわせて見ていきましょう。
先に知っておこう!TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド のデメリット
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドは東急電鉄の利用やJALのマイルを貯めるのに便利ですが、それらを利用しない人にはメリットが少ないカードです。
具体的にどのような人にデメリットとなるのかを見ていきます。
東急沿線に住んでいない人にはメリットが少ない
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドのサービスは、東急の系列店が多い東急沿線以外に住んでいる人にとってはメリットが少ないです。
ポイントやサービスなどで、東急電鉄や東急系列のお店の利用をするのがお得になるように作られているカードだからです。
東京メトロ沿線在住者であればTo Me CARD(ゴールド)、小田急沿線在住者であればOPクレジット ゴールドなどがそれぞれの沿線で受けられるサービスが多いのでおすすめです。
PASMO一体型にはできない
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドはPASMOと一体型のタイプがありません。
年会費が安い一般カードにはPASMOと一体型のTOKYU CARD ClubQ JMB PASMOがありますが、ゴールドカードにはありません。
そのため、たくさんのカードを持ちたくない人やPASMOと一体型のクレジットカードが欲しい人にとってはデメリットです。
どうしてもPASMO一体型のカードを持ちたい場合は、一般カードとして発行しているTOKYU CARD ClubQ JMB PASMOにするか、他のPASMO一体型のクレジットカードと併用して利用するのがおすすめです。
このように、TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドは東急系列でお得であるがゆえに、利用をする機会が少ない人にはメリットが少ないカードです。
PASMO一体型が欲しい人にとってもデメリットですが、カードを分けておくことは万が一落としてしまっても安心というメリットもあります。
このようなメリットとデメリットを踏まえ、次の章ではTOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドがどのような人におすすめなのかを見ていきます。
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドはこんな人におすすめ
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドは東急電鉄グループや旅行で便利に利用できるので、このような人におすすめです。
東急沿線に住んでいる人
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドは、東急電鉄の沿線に住んでいる人におすすめです。
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドでポイントが貯まりやすい東急系列のお店は、東急電鉄沿線に特に集中しているからです。
さらに、東急の定期券を購入している人であればPASMO定期券にすることで定期券の購入にもポイントが付くのでお得に利用できるためおすすめです。
海外旅行へよく行く人
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドは、海外旅行へよく行く人にもおすすめのカードです。
- 海外旅行傷害保険が利用付帯
- 国内の主要空港でラウンジを利用できる
- 国際ブランドがVISAかMastercardなので世界中のほとんどの国で決済に利用できる
- JALのマイルが貯まる
- 手数料無料でポイントをマイルに移行できる
などが理由です。
このように、TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドは、東急沿線に住んでいて東急グループのサービスや店舗をよく利用する人や、JALを利用する人におすすめのカードです。
まとめ
今回の記事では、TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドについてご紹介してきました。ポイントを振り返ります。
- TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドは東急ポイントクラブのサービスと、JALマイレージバンクのサービス両方を受けられるカード
- 年会費は6,000円(税別)、家族カード1,000円(税別)とゴールドカードの中ではお得
- カード利用で東急カードのポイントが貯まり、ポイント還元率は1~20%
- 東急グループでの利用がポイント還元率が高い
- ポイントからJALのマイルへの移行は無料、2,000ポイントが1,000マイル
- 国内主要空港の空港ラウンジを利用できる
- 旅行傷害保険が利用付帯、海外最高1億円・国内最高3,000万円補償
このように、TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドは東急グループの利用が便利になるように作られ、JALのマイルも貯まるカードです。
東急電鉄沿線に住む人や海外旅行に行く機会がある人ならメリットが大きくなります。
今回の記事の内容を理解して、自身がTOKYU CARD ClubQ JMB ゴールドを持つべきかどうか判断してみてくださいね。