セブンイレブンでお得なクレジットカードを比較!各支払方法のメリットやデメリットを解説!

全国で19,000店以上出店している、国内コンビニ最大手のセブンイレブン。そんなセブンイレブンに、毎日のように訪れる人も多いのではないでしょうか。
ここではセブンイレブンで利用するとお得なクレジットカードと、電子マネーを組み合わせたお得な支払方法について解説します。
セブンイレブンではクレジットカードで直接支払うよりも、nanacoやau PAYプリペイドカードなどにチャージしてから支払うほうが、よりたくさんのポイントを貯められてお得なのをご存知でしょうか。
詳しく解説していきます。
この記事の目次
- セブンイレブンでお得なセブンカード・プラス
- セブンカード・プラスの概要
- セブンイレブンの支払いがお得になる電子マネー「nanaco」について
- nanacoで支払うとnanacoポイントが貯まる
- nanacoカードの入手方法
- nanacoのチャージでポイントが貯まる高還元率のクレジットカード
- リクルートカード(VISA・JCB・Mastercard)
- nanacoのお得な活用方法
- クオカードを購入すれば最大3%還元が実現可能
- クオカードはセブンイレブン以外のコンビニでも利用可能
- nanaco以外のお得な支払方法
- au PAY プリペイドカードなら最大2.5%還元
- 各支払方法のメリット・デメリット
- セブンカード・プラス
- nanaco
- au PAY
- JCB CARD W
- まとめ
セブンイレブンでお得なセブンカード・プラス
セブンイレブンで利用するとお得なクレジットカードとして、同じセブン&アイグループが発行するセブンカード・プラスがあります。
セブンカード・プラスの概要
- 国際ブランドはVISAとJCB
- 初年度の年会費は永年無料※
※7月入会の方から永年無料
※現状会員様は、2020年1月10日のお支払い分から無料 - クレジット払いで200円(税込)ごとに1ポイント貯まる
- セブンイレブンを含むセブン&アイグループの対象店では最大2倍のポイントが貯まる
- 8のつく日はイトーヨーカドーが5%OFF
- 電子マネー「nanaco」を搭載
セブンカード・プラスはセブン&アイグループで利用するとお得なクレジットカードです。
ポイント還元率は基本0.5%ですが、対象店舗では最大2倍のポイントが貯まったり、年間の累計利用金額に応じてボーナスnanacoポイントが付与されます。
現在、最大5,500nanacoポイントもらえる大変お得なキャンペーンも開始されているので、ぜひこの機会に申し込んでみてはいかがでしょうか。
詳細は以下をご覧ください。
メリット
セブンイレブンやイトーヨーカドーで決済すると2倍の1.0%がnanacoポイントで還元されます。
毎月8日・18日・28日の「8のつく日」は全国のイトーヨーカドーの買い物がほとんど全品5%OFFとなって非常にお得です。
nanacoカードは通常発行手数料がかかりますが、セブンカード・プラスなら発行手数料無料でnanacoを利用できます。
また当年4月から翌年3月までの1年間で、イトーヨーカドーとヨークマートでポイント付与の対象となる金額が100万円(税別)を超えるとボーナスnanacoポイントが加算されます。
- 100万円達成で3,000ポイント
- 150万円達成で10,000ポイント
- 150万円達成後は100万円ごと10,000ポイント
デメリット
ポイント還元率が0.5%なので、セブン&アイグループ以外で利用するメリットはありません。他の高還元率なクレジットカードで決済するのがお得です。
累計利用金額に応じたボーナスnanacoポイントは、セブンイレブンの買い物は対象外です。セブンイレブンしか利用しない方にとっては恩恵がありません。
また次章で詳しく説明しますが、nanacoは他社のクレジットカードからチャージすることで最大1.2%のポイントを貯められます。しかしセブンカード・プラスからチャージしても0.5%しか貯まりません。nanacoは他社のクレジットカードからチャージするほうがお得なのです。
セブンイレブンはセブンカード・プラスで決済すると1.0%のnanacoポイントが貯まるので、一般的なクレジットカードと比べるとお得です。確かにお得ですが、1番お得な支払方法ではありません。セブンイレブンではもっとお得な支払方法があります。
セブンイレブンの支払いがお得になる電子マネー「nanaco」について
nanacoはセブン&アイグループを中心に展開しているチャージ式の電子マネーです。
対象店舗では支払額に応じてnanacoポイントが貯まります。貯まったnanacoポイントはnanacoカードのチャージに使うことが可能です。
また対象のクレジットカードからチャージすれば、クレジットカードのポイントも貯めることができます。いわゆるポイント二重取りですね。
少し手間はかかりますが、クレジットカードからチャージしたnanacoを使えば、セブンカード・プラスよりもお得に支払うことが可能です。
nanacoで支払うとnanacoポイントが貯まる
nanacoで支払うとnanacoポイントが貯まります。ポイントの付与条件は対象店舗によって異なります。
セブンイレブンやイトーヨーカドーでは200円(税込)につき1ポイント貯まります。つまり0.5%還元ですね。
仮にセブンカード・プラスからnanacoにチャージしたとすると、0.5%のnanacoポイントが貯まります。さらに支払額の0.5%もnanacoポイントで還元されるので、合計1.0%のnanacoポイントが貯まることになります。
セブンカード・プラスはクレジットカードとして決済しても、nanacoにチャージして支払ってもポイント還元率はまったく同じなのです。
しかしセブンカード・プラス以外のクレジットカードからチャージすれば、2%以上の還元率を実現することも不可能ではありません。
したがってnanacoでお得に支払うためには、nanacoカードとチャージ用のクレジットカードの2枚が必要になります。
nanacoカードの入手方法
nanacoを利用するためには基本的にnanacoカードを入手する必要があります。
セブンイレブン店頭では発行手数料が必要
nanacoカードはセブンイレブンやイトーヨーカドーで即日発行することが可能です。ただし発行手数料300円(税込)がかかります。
8のつく日はイトーヨーカドーで発行すると手数料無料
毎月8日・18日・28日にイトーヨーカドーで申込むと、手数料無料でnanacoカードを発行できます。近くにイトーヨーカドーがある方は「8のつく日」に作るのがおすすめです。
イトーヨーカドーへ行かなくても無料でnanacoを利用する方法はあります。
nanacoモバイルなら発行手数料が無料
おサイフケータイに対応している携帯電話を持っていればnanacoモバイルが利用できます。こちらは一切の手数料がかかりません。
nanacoモバイルは利用履歴や残高の確認、クレジットカードからのチャージなどの操作がすべてアプリから可能です。
nanacoのチャージでポイントが貯まる高還元率のクレジットカード
nanacoのチャージでポイントが貯まるクレジットカードを3種類紹介します。
※新規での登録時には他社カードは対象外になります。
リクルートカード(VISA・JCB・Mastercard)
リクルートカードは年会費永年無料で1.2%の高還元率なクレジットカードです。nanacoで支払うと合計2.2%還元となります。
国際ブランドはVISA、JCB、Mastercardの3種類が選べて、すべてnanacoのチャージでポイントが貯まります。
リクルートカードで貯まるリクルートポイントは、Pontaポイントと等価交換が可能です。リクルート系のサービスだけでなく、ローソンなどのPonta提携店舗でも1ポイント=1円で使えます。
セブンイレブン派には不向きかもしれませんが、ローソンのお試し引換券を利用すれば1ポイントが2~3円分の価値になって非常にお得です。
普通のレジでの支払いにも使えるので、セブンイレブンだけでなくローソンも利用するという人にはリクルートカードが1番おすすめです。
nanacoのお得な活用方法
実はnanacoを利用したさらにお得な支払方法が存在します。
クオカードを購入すれば最大3%還元が実現可能
販売価格 | 利用可能額 | 還元率 |
---|---|---|
3,000円券 | 3,000円 | 3,000円 - |
5,000円券 | 5,000円 | 5,070円 1.4% |
10,000円券 | 10,000円 | 10,180円 1.8% |
セブンイレブンは全店でQUOカード(クオカード)を取り扱っています。
店頭で販売しているクオカードは3,000円券、5,000円券、10,000円券の3種類があるのですが、5,000円券は70円分、10,000円券は180円分のおまけが付いています。
しかもクオカードはnanaco払いで購入することが可能です。残念ながらクオカードはnanaco払いによるポイント付与の対象外ですが、クレジットカードからチャージしたポイントはしっかり付与されます。
したがってリクルートカードからチャージしたnanacoで購入すれば3%還元、楽天カードやセブンカード・プラスなら2.3%還元となります。
セブンイレブンではnanacoで直接支払うよりも、nanacoで購入したクオカードで支払うほうがお得なのです。
クオカードはセブンイレブン以外のコンビニでも利用可能
クオカードをお得に購入できるのはセブンイレブンのnanaco払いだけですが、クオカード自体はローソンやファミリーマートなどセブンイレブン以外のコンビニでも使えます。
セブンイレブンの利用頻度が高いけれども他のコンビニも利用するという方は、クオカードを持ち歩いておけばセブンイレブン以外でもお得に買い物できますよ。
ただしこの方法はそこそこ手間がかかります。またクオカードはクレジットカードほど加盟店が多くないので、使いにくいと感じる方も多いかもしれませんね。
セブンイレブンではもう1つお得な支払方法があります。
nanaco以外のお得な支払方法
初めに紹介したセブンカード・プラスやnanaco、それにnanacoでクオカードを購入する以外にもお得な支払方法があります。
それはau PAYです。
au PAY プリペイドカードなら最大2.5%還元
au PAYカードはMastercard加盟店で利用可能なプリペイドカードです。提供しているauは電子マネーと謳っていますが、どちらかと言えばクレジットカードの近い決済サービスです。店頭で利用する場合は、クレジットカード決済である旨を伝えましょう。
セブンイレブンにおいてはポイント二重取りで最大2.5%還元になります。
まずセブンイレブンはau PAYプログラムのポイントアップ店なので、au PAYで支払うと通常0.5%還元のところが1%還元になるのです。
さらにau PAYは、クレジットカードからチャージすることでポイント二重取りが可能です。例えば1.5%還元のDCカード Jizile(ジザイル)でチャージすれば合計2.5%還元となります。
au PAY プリペイドカードは、Mastercardの加盟店に対応しているのでクレジットカードと同じように使えます。クオカードよりも便利なので、au PAYという選択肢もおすすめです。
DCカード ジザイルのポイントプログラムについて
DCカード ジザイルは1か月の合計利用金額1,000円につき3ポイントの「DCハッピープレゼントポイント」が貯まります。貯めたポイントは商品券や、他社のポイントへ移行させることも可能です。
ただしDCカードのポイントプログラムは2017年度から交換レートが変更されてしまいました。au PAYポイントに移行すればau PAY プリペイドカードのチャージに使うことが可能ですが、現在の交換レートは1ポイント=4ポイントです。これではポイント還元率が1.2%に目減りしてしまいます。
ヨドバシカメラやビックカメラなどのポイントへ移行する場合は1ポイント=5円分となるので1.5%のままですが、使い勝手が良い共通ポイントは軒並み1.2%になってしまいました。
しかし1.2%でも十分高還元率ですし、au PAYのチャージに使えるという点でも評価できます。交換レートが変更された現在でも、DCカード ジザイルはau PAYのチャージに最適なクレジットカードです。
因みにチャージ方法は「auかんたん決済」を選択してください。三菱UFJニコス発行のクレジットカードはauかんたん決済を経由せずにチャージしてしまうとポイント付与の対象外となってしまうので注意が必要です。
各支払方法のメリット・デメリット
セブンカード・プラス、nanaco、クオカード、au PAY プリペイドカードの4つの支払方法について紹介しましたが、それぞれメリットとデメリットがあります。
利用する方によっておすすめの支払方法は変わってくるので、それぞれの特徴を把握して最適だと思う方法を選んでください。
セブンカード・プラス
セブンイレブンにおけるポイント還元率は1.0%です。これは普通のクレジットカードとして考えると高還元率の部類に入ります。
またイトーヨーカドーでは8のつく日に5%OFFの特典を受けられたりもします。
VISAやJCBは電子マネーのnanacoよりも加盟店が多いので、セブンイレブン以外のお店でも使いやすいのもメリットです。
クレジットカードなのでチャージ不要で簡単に使えますが、セブンイレブンにおけるポイント還元率は今一つです。
nanaco
リクルートカードやセブンカード・プラスからチャージしたnanacoで支払うと最大2.3%還元となります。さらにクオカードを経由すれば最大2.3%が実現可能です。
クレジットカード決済と比べると、チャージしないと使えないのがややネックですね。またポイント還元率の合計は高いですが、nanacoポイントとそれ以外のポイントに分散してしまうのもデメリットでしょう。
またnanacoでクオカードを購入すればさらにお得に支払えますが、nanacoもクオカードも加盟店はそれほど多くありません。
セブンイレブンでの支払方法としては1番お得ですが、使いやすさの面では劣ります。
au PAY
au PAY プリペイドカードを利用すれば最大2.5%還元となります。
DCカード ジザイルで貯めたポイントをPontaポイントに交換すると1.2%に目減りしてしまいますが、Pontaポイントはau PAYのチャージに使えるので無駄なく効率的に消化することが可能です。
nanaco同様にチャージ操作が必要ですが、Mastercardに加盟している店舗なら基本的にどこでも利用可能なので使い勝手は良いですし、クオカードほどではありませんがポイント還元率も優れています。
JCB CARD W
JCBが発行する2017年10月に新しく誕生したJCB CARD Wも、セブンイレブンで利用するとボーナスポイントがもらえてお得です。
ORIGINAL SERIESパートナー特典として、いつでも2%還元になります。
ただしポイントは、1,000円につき加算される仕組みです。例えば1,800円の利用だったとしても1,000円分しかポイント対象にならず、800円分はポイント付与されません。
「nanacoチャージは面倒だけど、セブンイレブンでお得に貯まるクレジットカードが欲しい」と考えている人におすすめです。
まとめ
セブンカード・プラスなら面倒なチャージなどの手続きは不要で、普通にクレジットカードとして決済するだけで1.0%のnanacoポイントが貯まります。
他の支払方法と比べるとポイント還元率は微妙ですが、もっとも簡単です。
リクルートカードなどのクレジットカードからチャージしたnanacoを使えば、少し手間はかかりますがセブンカード・プラスよりもお得に支払うことが可能です。さらにクオカードを経由して支払えば、最大3%の高還元率になります。
au PAY プリペイドカードはauユーザーだけが使えるプリペイドカードですが、クオカードよりは少ない手間で、セブンカード・プラスやnanacoよりもお得に支払うことが可能です。
JCB CARD Wは、「nanacoチャージは面倒だけど、セブンイレブンでお得に貯まるクレジットカードが欲しい」と考えている人におすすめです。
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