Tポイント投資で人気のネオモバ!その概要と向いているユーザー5つの特徴

Tポイント投資に注目が集まっています。
ただ、Tポイントを投資に利用するといっても具体的なイメージが沸かないというユーザーも少なくないでしょう。
ポイントサービスといえば、貯まったポイントをお店で商品の購入代金に充当したり、欲しいアイテムと交換したりできます。
こうしたポイントの使い方と同じような感覚でTポイントを投資に使えるのがTポイント投資です。
Tポイント投資におすすめのサービスにネオモバがあります。
ネオモバではTポイントで株やFXの取引が可能、少額から手軽に利用できます。
この記事では、Tポイント投資で人気のネオモバの概要と、Tポイント投資やネオモバに向いているユーザーの特徴を解説します。
この記事の目次
- Tポイントで手軽に投資ができる
- 貯まったTポイントを投資に回すだけのお手軽投資術
- Tポイント投資ができるのはSBI系の2社
- Tポイント投資ができるネオモバの概要
- ネオモバポイントサービス(国内株)
- ネオモバポイントサービス(FX)
- スマホでもパソコンでも登録利用が簡単
- ネオモバの5大メリット
- Tポイント投資で株が買えるのはネオモバだけ
- 1ポイントから利用でき現金も使える
- 手数料を気にせずに何度でも株取引できる
- ポイントプログラム
- Tポイントの現金化も可能
- ネオモバのデメリット5つ
- 外国株のTポイント投資はできない
- NISA非対応で注意が必要
- サービス利用料の決済にクレカが必要
- 株取引をしない月でもサービス利用料がかかる
- 期間固定ポイントは使途限定
- Tポイント投資はこんな人におすすめ!
- 余ったTポイントを使う予定がない
- 少額から投資に取り組みたい
- 自分のお金を使わずに投資を試してみたい
- Tポイント活用の幅を広げたい
- まとめ
Tポイントで手軽に投資ができる
Tポイント投資は、初心者にはハードルが高いと思われている投資を手軽に始めることができる新しい投資術です。
貯まったTポイントを投資に回すだけのお手軽投資術
コンビニやスーパー、書店など参加店でのお買い物で貯まるTポイントで投資ができるといわれても、すぐにはイメージできないかもしれません。
しかし、買ったら貯まり、貯まったら使うというポイントサービスの手軽さを失ってしまったらTポイント投資の魅力は半減してしまうでしょう。
貯まったポイントを買い物に使ったり商品と交換したりするのと同じように、気軽に投資に回せるのがTポイント投資の大きな魅力です。
Tポイント投資ができるのはSBI系の2社
Tポイント投資は対応する証券会社を通じて行います。
手軽なTポイント投資にはSBI系の2つの証券会社であるSBIネオモバイル証券とSBI証券が対応しています。
どこの証券会社でも使えるわけではありませんが、それはTポイントに限らず、ポイントの取得や利用がそれぞれの参加店・加盟店に限られるのと同じことです。
次の章では、Tポイント投資におすすめのネオモバについて解説します。
Tポイント投資ができるネオモバの概要
ネオモバはSBIネオモバイル証券のTポイント投資サービスです。
日本で初めてTポイントを使った株の購入ができるサービスとして注目されています。
ネオモバで開設する口座は特定口座と呼ばれるタイプです。
株式の譲渡益などは申告分離課税といって、自分で確定申告をして納税する必要があります。
この煩雑さを解消できるのが特定口座です。
証券会社=SBIネオモバイル証券が作成する年間取引報告書を使えば申告・納税が楽になります。
さらに、特定口座で「源泉徴収あり」を選択すれば、SBIネオモバイル証券が税額分を源泉徴収して納税まで行ってくれるため、確定申告しないで済ませることが可能です。
ネオモバポイントサービス(国内株)
ネオモバポイントサービス(国内株)なら、株の買い付け代金にTポイントを利用できます。
全額をTポイントで支払うか、一部を支払うかを選べます。
国内で上場しているほとんどの企業株を購入でき、初心者でも気軽に株式投資を経験できます。
Tポイントの換金率は1ポイント1円です。
ネオモバポイントサービス(FX)
ネオモバポイントサービス(FX)なら新規FX取引に際し、必要証拠金をTポイントで支払うことが可能です。
株と同様に、全部をTポイントにするか一部にするかを選べます。
スマホでもパソコンでも登録利用が簡単
ネオモバのTポイント投資はTポイントを手軽に使えるだけでなく、登録も利用も簡単です。
スマホがあればどこでも操作できます。
もちろん、自宅のパソコンからも利用可能です。
スマホユーザーには、ネオモバ株アプリがおすすめです。
アプリを利用すれば注文日と金額を設定して株を自動注文する「定期買付」ができます。
また、グラフ化した過去90日間の資産状況チェックなども可能です。
ネオモバ株アプリでは、1株単位で申し込める「ひとかぶIPO」にも参加できます。
ただしこちらは、Tポイント投資には対応していません。
Tポイント投資とともにチャレンジしたい商品です。
次の章では、ネオモバの5大メリットについて解説します。
ネオモバの5大メリット
ネオモバが注目され人気を集めている理由として以下の5大メリットがあげられます。
詳しく見ていきましょう。
Tポイント投資で株が買えるのはネオモバだけ
Tポイント投資は2つの証券会社でできます。
ただし、お金を用意することなく株の取り引きをやってみたいというユーザーニーズに応えるのはSBIネオモバイル証券のネオモバだけです。
ネオモバだけがTポイントで株を買えるサービスとなっており、最大のメリットといってもよいでしょう。
1ポイントから利用でき現金も使える
Tポイント投資に使えるTポイントは1ポイントからです。
まとまったポイント数がないと使えないといった不便さがありません。
もちろん、利用できるTポイントに上限はなく、使いたいだけ手軽に使えます。
また、ネオモバならTポイントと現金の併用もできるため、ポイントだけでは株の購入金額に不足する場合やTポイントの一部を残しておきたいときにも安心です。
手数料を気にせずに何度でも株取引できる
株の売買には手数料がつきものですが、ネオモバなら手数料を気にすることなく株取引を行えます。
取引ごとの手数料は発生しない
ネオモバでは取引ごとに発生する手数料がありません。
株式投資といえば、通常は株を買うときだけでなく売る時にも手数料がかかるため、ネオモバのメリットは計り知れないものとなっています。
合計額に応じた月額利用料
売買手数料がない代わりに、ネオモバには月額サービス利用料が設定されています。
この利用料が高いものなら個別の手数料がないことを喜べませんが、月額サービス利用料もリーズナブルな金額です。
月額サービス利用料は月間約定代金の合計金額によって変動します。
月間約定代金合計金額 | 月額サービス利用料 |
---|---|
0~50万円 | 200円(税別) |
50万超~300万円 | 1,000円(税別) |
300万超~500万円 | 3,000円(税別) |
500万超~1,000万円 | 5,000円(税別) |
※1,000万円超の部分には100万円ごとに税別1,000円の加算となります。
例)1,100万円の場合は税別6,000円です。
売買手数料ではなくリーズナブルな月額サービス利用料となっていることで、安心してサービスを利用できます。
月額サービス利用料の支払はクレジットカードによる決済です。
ポイントプログラム
ネオモバにもポイントプログラムが用意されています。
付与されるTポイントは通常のTポイントと期間固定Tポイントの2種類です。
ポイントをTポイント投資に利用する際は、有効期限順で期間固定Tポイントが先に、Tポイントが後に使用されます。
ネオモバの利用で貯まったTポイントはTポイント利用手続きを行うことで、他の参加店で利用や、他の参加店で貯めたポイントのネオモバでの利用が可能です。
なお、Tポイント利用手続きをするには、TカードかモバイルTカードが必要になります。
期間固定Tポイントが毎月もらえる
ネオモバサービスを利用するユーザーには、一律200ポイントの期間固定Tポイントが毎月付与されます。
毎月の約定合計金額が50万円以下の場合、税別月額利用料が200円かかりますが、実質的な負担がほぼなくなるメリットです。
FX取引をおこなうユーザーには、口座開設時に期間固定Tポイントが200ポイント付与されます。
株式投資の利用料にもポイントが発生
毎月一律で付与される200ポイントだけでなく、月額サービス利用料に応じてTポイントが付与されます。
付与率は税別金額の1%です。
月間約定代金合計額が50万円なら利用料200円の1%で2ポイントが、100万円なら利用料1,000円の1%で10ポイントが付与されます。
Tポイントの現金化も可能
Tポイントが貯まったけどお店で使う予定もないし、交換したい商品もない、できればTポイントを現金化したいと考えるとユーザーにとってネオモバは強い味方となります。
株にはあまり興味がないとか、株はちょっと怖いというユーザーにもおすすめです。
従来の現金化方法
一般に知られているTポイントの現金化は2通りです。
ひとつは、Yahoo!ウォレットとジャパンネット銀行の組み合わせで現金と交換する方法で、もうひとつは換金性の高いアイテムを購入して売却する方法ですが、どちらも目減りします。
ネオモバTポイント投資による現金化の方法
方法はシンプルで、ネオモバでTポイント投資をします。
ただ、一般的な株式投資とは違い、買った株の値動きを見守ったり、利益を設定したりするわけではなく、サクッと売却することで現金を手に入れる手法です。
注意点として、月間サービス利用料がかかる点と値下がりによる損失が発生する可能性があります。
リスクを納得のうえで現金に交換したいユーザー向けの方法です。
逆に値上がりして増える可能性もある点で、他の方法と大きく異なります。
次の章ではネオモバのデメリット5つについて解説します。
ネオモバのデメリット5つ
ネオモバを利用する前に、デメリットについてもしっかりと確認しておきましょう。
外国株のTポイント投資はできない
ネオモバのTポイント投資では外国株を買うことができません。
とはいえ、初心者がよくわからない外国株に手を出すよりも、ネオモバのTポイント投資で買える国内株で経験を積む方がおすすめです。
保有株数にもよりますが、国内株なら一部を除いて好きな銘柄にチャレンジできます。
知っている会社の株主となって、配当や優待を受ける楽しみ方もおすすめです。
NISA非対応で注意が必要
投資を考えるうえで気になるのが税金です。
投資で配当や利益を手にすれば、おおむね 20%程度の税金がかかります。
ここでNISAと呼ばれる制度を利用すると、個人投資家なら非課税枠が毎年120万円となり非常にお得です。
しかし、ネオモバはNISAに非対応です。
そのため、利益が多ければ税額も大きくなり、この点はデメリットといえます。
サービス利用料の決済にクレカが必要
Tポイント投資の月額サービス利用料の決済にTポイントが使えればベストです。
しかし、残念ながらTポイントで利用料を支払うことはできず、クレジットカードが必要となります。
もっとも、クレジットカードは広く普及しており、もっていないユーザーは多くないでしょう。
クレジットカードをもっていなかったとしても、新規にカードをもてばネオモバを利用できます。
Tポイントが貯まるクレジットカードを利用すれば、より使いやすくなってお得です。
株取引をしない月でもサービス利用料がかかる
月額サービス利用料は月間約定代金合計金額が0円でも必要です。
つまり、株取引をしていない月にもかかってしまいます。
といっても、税別200円と格安の基本料金だと考えれば、それほど大きなデメリットと考えなくてもよさそうです。
期間固定ポイントは使途限定
付与されるポイントのうち、期間固定Tポイントは原則としてSBIモバイル証券でのみ使用できます。
他では使えないと聞けば使い勝手が悪そうに感じるかもしれませんが、ネオモバサービスを利用して付与される期間固定ポイントです。
そのままネオモバサービスで利用すれば何も問題はないでしょう。
最後の章ではTポイント投資が向いているユーザーのタイプについて解説します。
Tポイント投資はこんな人におすすめ!
Tポイント投資には向き不向きがあるかもしれません。
そこで最後に、こんなユーザーならおすすめといえるタイプ、ニーズについて紹介します。
なお、保有するTポイントをネオモバで使うには、先に述べたTポイント利用手続きが必要です。
余ったTポイントを使う予定がない
街中のコンビニや書店など多くのお店が参加しているTポイントサービスだけに、意識していなくてもTポイントが貯まっているというユーザーは珍しくないでしょう。
多くのユーザーが利用するTポイントですが、ポイントは貯まっているものの使う予定がないというケースも見受けられます。
そこで、Tポイントをより有効に使う方法としてネオモバのTポイント投資がおすすめです。
余ったTポイントを使う予定がないなら、遊ばせておくよりは低リスクで株式投資など新たな分野にチャレンジするのもよいでしょう。
少額から投資に取り組みたい
投資といえばまとまった資金が必要というイメージがあります。
しかし、ネオモバのTポイント投資は少額から利用できるサービスです。
よって、初心者のお試し利用にも適しています。
いきなりまとまった取引をするのは怖いなと感じているユーザーは、保有するポイントを利用したTポイント投資を試してみるとよいでしょう。
自分のお金を使わずに投資を試してみたい
金額にかかわらず、投資に慣れるまでは自分のお金をリスクのある取引に使いたくないと考えるユーザーにも、Tポイント投資が向いています。
Tポイント活用の幅を広げたい
Tポイントを普段からいろいろ利用しているユーザーなら、Tポイント活用の幅を広げてTポイントライフを充実させる手段としてのTポイント投資に向いています。
ネオモバならTポイントのみの投資デビューが可能です。
まとめ
Tポイント投資のネオモバなら、現金なしでも現金併用でもTポイントを使った投資を実現できます。

自分なりの投資をしたいニーズに合ったサービスであると同時に、投資である以上は損をする可能性もあり、手軽さだけでなくリスクも理解したうえで活用しましょう。
とはいえ、投資ですからリスクはつきものです。