ヤフーカードの解約方法を簡単解説!Tポイントが失効しないチェックポイント

日頃からTポイントを貯めていたり、Yahoo! ショッピングをよく利用したりする人が必見のクレジットカードといえば、Yahoo! JAPANカードです。
年会費が無料で常時還元率1%分のTポイントが貯まるため、これまでクレジットカード会社のポイントを消化できずに失効してしまっていた人には、特におすすめできます。
そんなお得なYahoo! JAPANカードですが、クレジットカードの枚数が増えすぎたり、結局あまりカードを使わなかったりして、「解約したい」と考えることもあるでしょう。
Yahoo! JAPANカードを解約すると、これまで貯めたTポイントが失効してしまうのかどうかも、解約する前に事前に確認しておきたいですよね。
この記事では、Yahoo! JAPANカードをストレスなく解約するための方法について解説します。
この記事の目次
Yahoo! JAPANカードを解約するには電話ひとつでOK
Yahoo! JAPANカードを解約することによる、解約手数料などはかかりません。「携帯電話の契約2年縛り」のようなものはないので、安心してくださいね。
ただ解約の電話をかけるのは、会員本人でなくてはなりません。
会員本人が解約するのが前提
解約をできるのは基本的に、カード会員本人のみです。ただしカード会員本人が亡くなってしまった時などは、家族からの代理の連絡で解約が可能です。
Yahoo! JAPANカードを解約する方法ですが、電話ひとつで完了します。ただし会員サイトなど、オンライン申請で解約できるわけではないので注意してください。
手元にカードがある場合と、紛失してしまっている場合によって、問い合わせる電話番号が異なります。
カードが手元にある場合の番号
Yahoo! JAPANカードが手元にある場合は、下記に連絡しましょう。24時間、365日連絡可能です。カード番号を音声案内に従って入力するため、電話をする際にはあらかじめカードを手元に用意しておきましょう。
※まれにシステムのメンテナンスを行っている場合はつながらない可能性があります。
0570-058200 ※24時間 年中無休で対応
- 自動音声サービスにつながります。
- 選択番号「4」の[各種変更]をプッシュします。
- クレジットカード番号を入力し、「#」をプッシュします。
- ETCカードの解約の場合は、ETCカード番号も必要になります。
- 生年月日を和暦(昭和、平成など)から6桁入力して、「#」をプッシュします。例えば昭和60年4月10日の場合、「600410#」となります。
- 選択番号「3」の[解約]をプッシュします。
オペレーターにつながるのではなく、自動音声で機械的に解約が完了します。
「解約連絡をするときに止められるのではないか」と心配している人も、直接オペレーターに話すことなく解約手続きが済むため心配は無用ですね。
次に、カードが手元にない場合です。
カードが手元にない場合の番号
「Yahoo! JAPANカードを紛失している」「遠く離れた実家に放置されている」など、手元に用意できない場合は、下記に連絡をしましょう。
先ほどのカードが手元にある場合はカード番号を入力しましたが、紛失している場合はカード番号がわからないため、問い合わせる番号が異なります。
0570-068200 ※9:30~17:30
- 自動音声サービスにつながります。
- 選択番号「0」をプッシュします。
- オペレーターにつながります。
カードが手元にない場合は、オペレーターにつながるようになっています。名前や住所、生年月日などの個人情報を本人確認されたのち、解約手続きとなります。
上記2パターンの問い合わせ先の電話番号を紹介しましたが、これらはナビダイヤルという有料回線となります。
曜日や時間帯によって通話料金が異なりますが、かけてすぐに「この通話は〇秒ごとに△円がかかる」とアナウンスが流れます。
また携帯電話会社の無料通話の対象外となります。「かけ放題プラン」「5分間無料」などは適用されないため、注意してください。
カードは解約した瞬間から使えなくなる
クレジットカードは解約連絡をした場合、基本的にその時点から決済できなくなります。
「今月いっぱいまで使えるようにする」「年会費がかかるタイミングで自動的に解約する」などの融通はきかないので、注意してください。
クレジットカードはカード会社から貸与されているものですが、解約後のカードを返送する必要はありません。カードにはさみを入れて、解約済みのカードであることをわかりやすくしておきましょう。
以上、解約の基本的な流れを紹介しました。次に解約時の注意点について述べます。
Yahoo! JAPANカード解約時の注意点
ここまで解約の具体的な手続き方法を紹介しました。
ただ解約時に気を付けておきたい注意点もありますので、こちらも目を通しておきましょう。
Tポイントは失効してしまうので他のTカードに紐づける
Yahoo! JAPANカードはカードの利用によってTポイントが貯まります。ただカードを解約してしまうと、そのTポイントは失効してしまいます。
そのため、ほかのTポイントカードをあらかじめ用意し、ポイントの移行手続きを行いましょう。
Tポイントの移行手続きは、Tサイトの「Tポイント/Tカード」にて行えます。その際には移行する先のTカードをYahoo! JAPAN IDに登録する必要があります。
くわしくはこちらを参考にしてください。
わざわざポイントを移行するのが面倒な人は、カードを解約する前にTポイントを使い切ってしまう手もあります。Tポイントはファミリーマートやガストなど、多くの加盟店で利用できます。
ETCカードも失効してしまう
高速道路料金の支払いで便利なETCカードも、このYahoo! JAPANカードに紐づいたETCカードであれば解約によって失効してしまいます。
またETCカードを年会費請求月に解約の場合、年会費の支払い(税別500円)が発生します。ETC年会費支払いのタイミングを確認して、請求月よりも前に解約すれば次の年会費はかかりません。
ETCカード目的ならば他の年会費無料カードがおすすめ
日頃よくETCを利用する人は、解約するカード以外のクレジットカードでETCカードを作っておくと良いでしょう。
Yahoo! JAPANカードはETCの年会費が税別で500円かかってしまいますが、他社のクレジットカードには年会費無料でETCカードが利用できるカードも多く存在します。
ETCカードについての詳細は、こちらの記事も参考にしてください。
家族カードも失効してしまう
ETCカード同様、本会員に紐づいている家族カードも失効してしまいます。
家族カードは支払いやポイントが集約される便利でお得なカードですが、あくまで本会員に付帯したカードだからです。
もし家族がそのままYahoo! JAPANカードを利用し続けたい場合は、新しく本会員として入会することがおすすめです。
プラチナ補償も解約されてしまう
Yahoo! JAPANカードのオプションとして月額490円(税別)で加入できる、「プラチナ保障」という特典があります。すべてのYahoo! JAPANカード保有者が加入しているものではなく、任意の保険です。
購入した商品を破損してしまったときの修理代が補填されたり、自転車による事故による損害が補償されたりと、買い物以外の生活に安心を与えてくれるオリジナルの保険です。
このプラチナ補償も、Yahoo! JAPANカードの解約によって権利が失効します。
公共料金など固定費の支払い先にしていないか注意する
Yahoo! JAPANカードの解約に限った話ではなく、すべてのクレジットカード解約時に注意することですが、解約するカードを固定費の支払いにしている場合は、解約によって支払いができなくなります。
電気代、携帯電話料金、NHK料金、雑誌の定期購読、Amazonなどネット通販の支払い先など、該当するカードが自動的に支払い先になっているものがないかは確認しておきましょう。
解約してしまえば自動で決済されることはなく、ほかのクレジットカードを登録すれば問題ありません。
ここまで、Yahoo! JAPANカードを解約する上での注意点を紹介してきました。
次に、「解約後にまたYahoo! JAPANカードを作りたい場合、再入会できるのか」という点について紹介します。
Yahoo! JAPANカードを解約しても再入会できる
結論からいうと、Yahoo! JAPANカードを解約後に再入会することは可能です。カード会社にとってもまた顧客が戻ってきてくれたので、喜ばれます。
再入会した場合には、再度審査が行われます。過去の利用状況がよくない場合は審査落ちしてしまうこともあります。
またカードの入会特典としてもらえるボーナスポイントなどは、再入会時にはもらえません。詳しく説明します。
過去の利用状況に問題なければ再入会できる
カードの再入会を申し込んだら、過去のカード利用状況などをもとに審査が行われます。しかし過去に支払い遅延を何度も繰り返している場合は、審査落ちしてしまうことがあります。
また解約してからあまりに期間をあけずに再入会の申し込みをすると、審査落ちする可能性があります。
Yahoo! JAPANカードはJCB、VISA、Mastercardの国際ブランドから選べますが、もし単純に「国際ブランドだけ変更したい」と考えているならば、冒頭で紹介した下記の問い合わせ先に相談することをおすすめします。
0570-068200 ※9:30~17:30
- 自動音声サービスにつながります。
- 選択番号「0」をプッシュします。
- オペレーターにつながります。
※ナビダイヤル回線の通話料が発生します。
まとめ
Yahoo! JAPANカードの解約時の問い合わせ先、解約時の注意点、再入会の注意点などについて解説しました。重要なポイントを箇条書きでまとめます。
- Yahoo! JAPANカードの解約は電話で可能
- 問い合わせ先は手元にカードがあるかないかで異なる
- Yahoo! JAPANカードに付帯するTポイント、ETCカード、家族カード、プラチナ補償も失効となる
- 公共料金など固定費の支払い先にしていないか確認する
- 解約後の再入会も可能だか審査が行われる
- 入会特典となるボーナスポイントは1人1回のみ
Yahoo! JAPANカードを解約するべきかどうか、判断する材料になったのではないでしょうか。
解約時にストレスとならないように、また解約後に後悔しないためにも、あらかじめ解約方法を確認しておいて損はありません。賢く上手にクレジットカードと付き合っていきましょう。